法介の『ツイキャス de 逝こうぜ!』

Web小説『Wild-Bison』 / 17

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法介 2025/10/08 (水) 03:19:46 修正

先頭を走るマックス・デニーロのバイクが、
ビートに合わせてゆっくりと蛇行する。

その背後から、黒光りするモンスターマシン――

アドバン・J・ルークの愛機、マイバッハ Exelero が重低音を響かせて迫る。
運転席でスピード・キングがリズムに合わせ、無意識に左足でフットレストを軽快に踏み鳴らす。

そんなブロード・ウェイの行進に、
後方から数台の武装車両が割り込むように現れた。

マックスのバックミラーにも、その影がはっきりと映る。
彼がターンで車体を向けようとした、その時――

最後尾を守っていたキャサリンのヴェイロンが、
白煙を巻き上げながらすでに反転を開始していた。

キャサリンは助手席の足元から、マシンガン Bison GAU-7 を取り上げる。
銃口をフロントガラスに押し当て、撃ち抜かれた一部の隙間から、
長く鋭い銃口を前方へ突き出した。

ヴェイロンはさらにタイヤを鳴らし、白いスモークを上げながら、
速度を落とさずバックで敵に向かって突進する。

後方の敵が慌てて銃を構えた時には、
キャサリンはすでに左手でハンドルを操りながら、
右肩にGAU-7を据え、トリガーに指をかけていた。

引き金を絞る――
爆炎とともに銃口が火を噴き、
弾丸の嵐が後方の敵車を貫く。

防弾装備のヴェイロンをかすめる乱射の中から――
逆流するように撃ち返された弾丸が、敵車の駆動部を正確に撃ち砕く。
次々と車両が制御不能に陥っていった。

衝突と爆発が連鎖し、
スモークが路面を覆い、残骸だけが無残に転がった。

♪Smoke on the water, fire in the sky…♪

キャサリンは薄く笑みを浮かべ、無線を入れる。

「そこでおとなしく指でもしゃぶってなさいな」

再びヴェイロンを白煙とともに前方へ反転させると、
マックスに向かって落ち着いた声で告げた。

「後ろは心配しなくていいわ」

マックスはニヤリと笑い、
「女王様は手強いんだぜ」と独り言をつぶやく。

そして、何事もなかったかのように再びブロード・ウェイを駆け抜けていった。

♪Smoke on the Water――♪

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