「俺は『アルタイ』。このあたりの山で荷運びをやっている。
山小屋に物資を運んだりスタッフのよく分からない機材をもってやったりしているぜ。
でもよぅ…ここの連中、ちぃっとたるんじゃいねぇか?
大した量でもねぇ荷物しか持っていねぇのにすーぐ息切れして小休止だぜ?
俺の妹分も図体がでけぇ癖にすーぐ泣き言を漏らしやがる!まったく!」
ロシアの西シベリアからモンゴルに跨るアルタイ山脈原産の馬『アルタイ』のオリフレです。
モンゴル語で『金の山』を意味するアルタイ山脈は最高峰べルーハ山(4506m)を筆頭とする高山の連なりからなり、酸素も薄く過酷な土地ではあるものの古くから遊牧や交易、そしてその名前の通り金の採掘を目的として多くの人々が行き来した土地でもありました。
アルタイと呼ばれるこの馬がいつから存在しているかは定かでは無いものの、南シベリア・アルタイ地方にある紀元前3世紀頃の遺跡『パジリク古墳群』からよく似た馬の骨が発掘されている事から相当昔からこの土地にいた可能性が示唆されています。
当然のことながらアルタイは高山での使役に適した形に改良されており、低酸素下に対応した高い心肺機能と強靭な骨格と筋肉、蹄鉄を必要としない頑丈な蹄、そして極寒の冬の間、放牧地に放置されても自ら雪の下から牧草を掘り出し生き抜く生存能力を備えています。
アルタイは荷役やトレッキング用として活躍すると同時に、中央アジアの食文化に欠かす事の出来ない馬乳や馬肉の供給源の一つでもあり、ソ連時代にスタートした食肉・馬乳生産に適した馬の創出の試みにおいても重要な役割を果たしました。
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まだ知らない種がいるもんだなぁ
日本だと馬=サラブレッドな感じになってしまいますが世界には数えきれないほど馬の品種が存在しているのだ!
タフな運び屋のウマのフレンズなのだ!
モフモフなコートがさむいちほーでの生活を連想させるのだ
アルタイの伝統衣装をモチーフにしてみました
モウコノウマみたいなイメージかと思ったら
ちょっと軍人っぽい雰囲気ですのだ
ちから強そうですのだ
血筋としてはモウコノウマ寄りではありますが過酷な環境のおかげでストイックな子になってしまったのだ!
多分高山生まれの子達とは相性が良いはず…
絶景ですのだ
でも過酷な環境ですのだ・・・