高市早苗首相は11日の衆院予算委員会で、ワーク・ライフ・バランスについて「すごく大事なことだ」と述べ、子育て世代の「働き方改革」が重要だとの認識を強調した。首相は10月の自民党総裁に選出された際のあいさつで「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます」と表明した上で、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と述べた発言が、今年の流行語大賞に選ばれた。この発言を巡り11日の予算委で、立憲民主党の亀井亜紀子氏が「人口減少まっしぐらのような気がして不安になった」と苦言を呈した。これに対し首相は「国家の経営者として、それぐらいの意気込みで働かなければいけない。社員を守るために寝食を忘れて働く経営者の方がいる。そういう思いで申し上げた」と説明した。その上で「少子化対策で男性も女性も一緒に(子どもを)育てていく環境を作っていこうと思うと、フレキシブルな働き方はものすごく大事だ」と指摘。フレックスタイムやテレワーク、短時間勤務や勤務地限定正社員の必要性を挙げ「ワーク・ライフ・バランスはとても大事だと思っている」と語った。
(2025.12.11 毎日新聞)