ファンを動かすためのバッテリーです。
最も価格が高いパーツなので慎重に選びましょう。
容量
バッテリーが供給出来るエネルギー量のことです。
容量が大きいほど長時間ファンを動作させることができます。
バッテリーの容量は以下の数値が関係します。
W:ファンの消費電力
h:使用時間
Wh:電力量 = 消費電力 × 使用時間
バッテリー容量(mAh) × 電圧(V) ÷ 1,000 = バッテリー容量(Wh)
バッテリー容量(Wh) ÷ ファンの消費電力(W) = 使用可能時間(h)
例:10,000mAhのバッテリーで10Vで10Wのファンを動作させた場合
10,000mAh × 10V ÷ 1,000 = 100Wh
100Wh ÷ 10W = 10時間 使用可能 ※ロスのない理想状態
電圧
バッテリーのパワーです。
電圧が高いほど強い風を送り込む事ができます。
低い電圧では長時間使用でき、ファンの音も小さくできるので環境によって使い分けられます。
5~12v程度の範囲で切り替えられると便利です。
レベル
専用バッテリーには電圧のレベルを変更する機能が付いています。
モバイルバッテリーを使用するタイプはファンの付属ケーブルに電圧レベルの変更ボタンがついていることが一般的です。
専用バッテリー
メーカーが付属ファンに合わせて調整した専用のバッテリーで性能が安定しています。
端子はDCプラグを使用するものが一般的で、バッテリー側で出力を変更する形式が主流です。
高い電圧でファンを回し強力な風を送り込めますが、バッテリー容量の選択肢がなく価格が高い弱点があります。
モバイルバッテリー
USB給電で動作するファンは汎用のモバイルバッテリーで動作させるのが一般的です。
モバイルバッテリーを使用するファンは5V前後で動作するものが多く、付属ケーブルのスイッチで出力を切り替える製品が多いです。
低価格で入手性が良いため予備バッテリーを用意したり、いざという時に代えが効きやすいという強みがあります。
冷却に十分な風量は確保できますが、高電圧の強力な風にはなりません。
また、モバイルバッテリーとファン(ケーブル)の相性問題など当たり外れがあります。
予備バッテリー
長時間使用する場合は予備バッテリーを用意しましょう。
バッテリーの再充電には時間がかかりますが、複数のバッテリーを持っていれば交換するだけですぐに使用でき片方を使っているあいだにもう片方を充電できます。
大容量のバッテリーもありますが重い上に充電時間が長いため、ある程度の容量のバッテリーを複数持った方が使い勝手は良いです。充電を忘れた場合に助かるという事も多々あります。
互換バッテリー
有名メーカーのバッテリーとの互換性を謳う廉価版のバッテリーです。
しかし、安いだけあって何かしらの性能が犠牲になっています。
バッテリーは安全性にも関わるパーツなので少しの価格差に惑わされずに信頼性の高いものを選びましょう。長期的にみると結局メーカー純正品を選んだほうが安いという事は多々あります。