H.O.P.E.

ネットサーフィン / 161

205 コメント
views
9 フォロー
161
ナチュラル 2025/08/09 (土) 15:02:59 修正

Quoraのゴミ箱:Vol.21

なぜ英語の「Liberty」と「Freedom」は意味が違うのに、日本語では同じ「自由」になるのですか?
回答 (26件中の1件目) 似てはいますが、異なる意味を持つ二つの単語を、一つの日本語の単語に訳してしいるためと思われます。 liberty: (束縛のない)自由、解放、釈放、(行動の)自由、自由、権利、勝手、気まま(なふるまい)、気まま、(勅許・時効で得た)特権 freedom: 自由、(行動の)自由自在、気まま、無遠慮、なれなれしさ、なれなれしいふるまい、解放されていること、(…が)まったくないこと、免除、出入りの自由 (ともにweblio.jpから) libertyは、前提として束縛や制限があり、それを取り除いたゆえの「自由」という意味になります。そのため、civil li...
Quora

ゆる言語学ラジオの初回で似た話があった。

言語学の父と呼ばれるソシュールは

単語は差異でしか決まらない。
それ1つが存在しているだけでは、単語は生まれない。
それ1つとは違う別の何かがあって初めて単語が生まれるのだ。

と言った。

例えば、この世に「ペン」しかないのであれば、「ペン」という単語は生まれない。
区別しないといけないものがないのだから、その単語は必要にならない。

例えば、馬へんの漢字には次のようなものがある。
・馬(薄い黒色の馬)
・駿(速い馬)
・騮(赤毛で尾が黒い馬)

日本人にはおよそ馴染みのない漢字で、いつどこで使うのか存在意義すら疑わしい。
けれども、漢字発祥の地である中国にはかつて馬がたくさん生息していた。それらを区別するために単語が作られたことには合点がいく。
我々からすれば「馬」だけで十分だから、馬へんの漢字は日常ではそう見かけない。

これらはつまり、各言語が「こう分けたら便利だよな」と設定していることになる。
単語が生まれるのはそういう経緯があるというのが彼の言い分だ。

実際、他の言語にも当てはめて考えることができる。

英語では「クロコダイル」と「アリゲーター」で区別しているところを、日本語では「ワニ」と一纏めにしている。
一方で、その日本語は「蝶」と「蛾」を区別するが、フランス語では「パピヨン(papollon)」と一纏めにされている。

通報 ...