ところで私が今やってるのが「高校野球道3」なんですよ。
20年以上前のゲーム(WindowsXP)なんだけど、今でもときどきふっとやってみたくなりしばらくハマるの繰り返し。発売元の日本クリエイトも今はなし。
古いゲームだから理不尽な部分もあるけど、プロと違って高校野球は選手が常に入れ替わるとかトーナメントだから一度負けたら終わりだとか、弱小校を強豪校に育てるとかいう楽しみがある。
私はいつも新設校を作り(最弱になる)、かわりに監督の初期能力値をできるだけ高くして選手の育成と同時に学校の育成も楽しんでいる。
監督の任期は10年。しかし好成績を残すとさらに続きがある。
最初は予算も少なく機材の購入もままならずグラウンドも思うように使えず苦労するが、徐々に監督の指導能力が上がり機材も揃い、選手の育成が早くなって好成績を残せるようになる。そしたら予算も増えてグラウンドの使用権限も大きくなるという好循環が発生。育成系によくあるパターン。
ただ、理不尽なやり方も含めて明らかに「調整されてるな」というような部分もある。
試合においても現実の野球とバランスが異なる部分があるので戦略も実際の野球とは違ってきて、それに応じてどのパラメーターを重視して育てるかも変わってくる。例をあげるならピッチャーの球の速度は遅くてもコントロールと球威があれば全く問題ないとか、バントの成功率が高くてフライが少ないので1アウト三塁の場面では犠牲フライをほとんど望めずスクイズのほうが得点率が高いだとか。だからと言ってバント能力を優先的に鍛える必要はなくてバントは能力値が低くても外されないかぎり大体成功するとか。
細かいところ「ちょっとそれ違うだろ」と思う部分もあるけどまあ全体的にゲームバランスが良く出来てる。
ただ、監督任期10年分こなすのにリアルで数ヶ月かかっちゃう。もちろん1日どれだけ遊ぶかによるけど、1ゲーム完結させるのに時間かかりすぎ。だからCVシリーズ(任期5年の簡易版)があったりする。けどどうせやるならフルで楽しみたいし。
ゲームの進行自体はスピーディー。でも10年を1日ずつやるからな。
学校名は実在の校名の1文字目と2文字目を入れ替えたものでモデルの学校は一目でわかるし、隠しコマンドで実在の校名に戻すこともできる。凝ってるのが、実在の学校のユニフォームをしっかり真似てあるところ。智辯和歌山とか、あのユニフォームのイメージそのまんま。