5月10日(日) 東京理科大学にて、上記の大会が開催された。いよいよ本年度の大学将棋の幕開けである。
この個人戦(選手権の部)は、2日制となっており、1日目は予選〜ベスト8まで、2日目に優勝を決める。上位7人には学生名人戦の出場権が付与される。特筆すべき点は予選(原則2局)からトーナメント方式ということである。高校までとは違い、1回負ければ即終了の過酷な戦いを強いられる。初戦から強豪大学生と当たる可能性も十二分にあり、「くじ運」の面も併せ持つと言っても過言ではない。
さて、自分は当然予選からの出場。1局目は日大の2年の方と対戦。こちらが後手番で開始早々端歩のやり取りがあった後、相手の66歩をみて、32飛と構えた。相石田流の相金無双となり、こちらが33桂を早めに決めたせいか65歩と伸ばされ、飛車先交換が不可能になり、少し損をした。中盤、玉頭攻めを何とか凌ぎこちらも相手の金無双の弱点を攻撃。最後は自陣の角が攻防に働き、1手勝ちを収めることができた。
2局目は早稲田大4年の女性と対戦。こちらの先手番で75歩から石田流に組み、57銀+美濃に囲った。相手はノーマル向飛車で、43銀〜34銀を早めに決めてきたのを見て28玉と上がり、薄くなった5筋を攻めて馬を作ることに成功した。しかし、その後攻めの組み立てをミスしたことや、28玉の形がたたってコビン攻めを喰らい、間接王手飛車を決められて以降は力を出せずに敗北した。勝機があっただけにとても悔しいが、秋の個人戦・新人戦こそは活躍したい。
ところで、この大会では指導対局があり、追加料金を払うことなく選手は受けることができる。その指導対局を務める棋士はなんと古井丈大四段だった。石川陽生杯で教わったばかりでまさか再び受けられるとは思ってもいなかった。先生は自分のことを覚えていて下さっていた。対局は先生側が30分切れ負け、選手側は10分切れ負けの設定。前回は持ち時間なしで良い勝負だったが果たして。こちらの先手番で戦型は先生の四間飛車vs持久戦。こちらが穴熊に組もうとした所を桂馬と角の連携で攻められ、ほとんど一方的とも言える内容で負けてしまった。序盤の16歩が無駄だったり、67金を上がらずに組むなどもっと工夫して指すべきだったと反省。
* 古井四段は現在、中央大学経済学部在学中(4年)とのことらしい。
全体を通して、レベルの高い選手ばかりで自分はまだまだ足元にも及ばないことを痛感した。終盤だけでなく序盤の定跡をしっかり勉強し覚えなければ、上位に行くことは難しい。とにかく徹底的に隙の無い将棋を指すことが求められるので、短い時間の中でも常に最善を求めていきたい。
一方で色々な方と交流できるのもこの大会の醍醐味だ。特に前年の学生名人の嶋村さんとお話できたことはとても有意義だったと感じている。自分の将棋のレベルを上げていくためにも積極的に強豪の方々と関わっていきたい。
次は31日の団体戦である。大學のために貢献できるよう、自分のやれることを精一杯やっていきたい。
もしかしてあの高橋名人!!?
自己最速クリイき何秒ですか??