「《外伝》 ~ シビュラ精霊記誕生秘話」
――――――――――
平成の時代。 初めに、青い会社が存在した。
キャベツPはレーベルを生み出すための『ストーリー』をチュウニズムに与えた。
そして、『イロドリミドリ』を生み出し、ゲーセンへと解き放つ――。
大国に意志はなく、ただキャベツPの意のままにユーザーへ成果物を示した。
時に楽曲をもたらし、時には譜面を振りまいて。
そして、キャベツPの力に憧れた大国は自ら新レーベルを作ることを選択した。
だが、数ヵ月の時が流れたある日を境に、その方向性は一変する。大国の性癖に、アートディレクターが乗っかったのだ。
それらの存在はいつしか『巫女<シビュラ>』と呼ばれ、ドロッドロの鬱レーベルとして恐れられる存在となる。
――これは『シビュラ精霊記』というレーベルの誕生を巡る、大国のフレーバーテキスト。
可愛い少女が絶望するストーリーが大好きな、愚かなる人間のフレーバーテキストだ。
大国は完成した楽曲を視聴し、笑顔になる。 大国は完成した原稿を読み直し、鬱になる。
そんな世界に産み落とされたシビュラは大国によって己が運命を狂わされた人物達である。
――――――――――
(長いのでラベルにしまっておきます)
通報 ...