とりあえず、敵の能力に便乗してでも過去に戻って自分を半殺しにしたくなるようなつらい未来が少なくとも23通りあった、という事。その23通りはもう発生しなくなったから、未来の自分と現在の自分の利害の衝突はある意味でもう解消されたけど。
通報 ...
とりあえず、敵の能力に便乗してでも過去に戻って自分を半殺しにしたくなるようなつらい未来が少なくとも23通りあった、という事。その23通りはもう発生しなくなったから、未来の自分と現在の自分の利害の衝突はある意味でもう解消されたけど。
主人公は「選択」することで自分の未来の可能性を潰した。どんなに辛くても「あの時あの選択をするんじゃなかった」という後悔をしない覚悟を持った。だから、目の前にいる「人生のやり直しを願う生ぬるい大人」はもう自分の未来の姿じゃない。若い頃の自分がそんな顔見せてたら、もう経験者ぶって偉そうに過去の自分に「指導(妨害)やら助言(命令)」なんて出来ない。その「若くて強くて希望に満ちている子供」は、もう自分の過去の姿じゃない。後悔しない人生を送る覚悟を忘れて日和った惨めな今の自分とは別の眩しい存在。だから若者の決断に口を挟む権利はもうない。そう納得して消えた。私のイメージはそんな感じ。