yuta(巳年ver)
kemofure_suki
2023/11/09 (木) 21:38:02
【第五話】
コヨーテたちはモーテルの部屋に戻り、泣きじゃくるジョフを落ち着かせる。
「DJB?少しは落ち着いたね?」
「・・・うん。」
クロコンドル「・・・で、君たちは知り合いなの?」
「yes.私たちはね、けもvの仲間だよ。前はみんなで、人の国に向けていろんな配信をして 交流をしていたんだ。」
スカーレットヘビ「ああ、聞いたことあるよ。歌ったり踊ったり、パークでも知ってるやつは知ってるさ。」
泣き止んでも未だ胸元に抱き着いて離れないジョフに優しくコヨーテは声をかけた。
「ジョフちゃん、一体なにがあった?どうしてこんな場所にいるの?話を聞かせて。」
ジョフは鼻をすすりながら粛々と語りはじめた。
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ジョフロイネコの鬼気迫る語りに、部屋の空気が少し冷えたような気がする。
緊迫した空気にコヨーテはゴクリと生唾を飲み込んだ。
少しの間沈黙が部屋に流れた。
スカーレットヘビ「・・・それ、パークスタッフはどうなったんだ?」
スカーレットヘビ「ほかの逃げたフレンズ達は?」
スカーレットヘビ「お前、助けに入らなかったのか?」
言葉でジョフロイネコを追い詰めるスカーレットヘビ。
コヨーテを抱きしめる手の力がぐっと強くなる。
クロコンドル「よしなよ。みんな状況は一緒だよ。まずは自分で精一杯なことだってあるさ」