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「専業主婦は暇」とPTA役員を押し付けられる世界線。いまだ任意加入も通用しない旧体制

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PTA(Parent-Teacher Association)は親と教師が協力して子どもたちの教育を向上させることを目的とした組織だ。参加は任意である。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。「日本では1950年代から広がり始め、現在では全国の小学校や中学校、高校で活動が行われています。PTAは学校行事の運営支援や、教育環境の改善、保護者同士の情報交換を促進する役割を担い、さらには地域社会との連携も重視されています。これだけみても結構大変そうですよね。子を持つ親にとっては、PTA参加の可否は、新学期になると避けて通れない道のひとつだそう」昨今PTAに関してはさまざまな問題が指摘されている。「たとえば働く親が増えていることもあり、参加率の低下が懸念されています」
「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」
1985年 936万世帯
2022年 430万世帯

「雇用者の共働き世帯」
1985年 430万世帯
2022年 1,191万世帯に増え、

「共働き世帯が43.4%から73.4%と主流となりつつあります。そのなかでPTAが親の負担になっていると指摘されているのです。フルタイムで働いているある女性はPTA役員の活動のために有給を使わざるを得なく、なんとも言えない気持ちになったと話していました」「入学式の後に体育館で役員決めが行われたと言い、会場ではPTA役員は『専業主婦が積極的に!』と高らかと叫ばれていたというのですから驚きです。やりたくないが故、それに賛同するワーママの『どうせ暇なんでしょ』という気配も感じ、違和感が残ったと話していました。PTAへの加入は任意が大前提ですが、事実上強制的な働きかけをされる学校もまだまだ少なくないようです」

(2025.4.11 FORZASTYLE)

オフィスタ
作成: 2025/04/11 (金) 18:13:14
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