オフィスタ・ハケンニュース

上半期転職紹介人数統計(紹介人数24,779人・前年同期比104%)

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2008年度4~9月期の人材紹介会社による転職紹介人数の速報値を別表のとおり集計いたしましたので、お知らせいたします。  1) 3社によるホワイトカラー転職紹介人数は6か月で24,779人対前年同期比104%であった。1年前(2007年上半期)の対前年同期比が128%だった事 と比べ、伸び率が大幅に鈍化した。  2) 求人企業 業種別でみると、メディカル、金融、コンシューマー・他は、前年同期人数を下回った。一方でIT・通信と電機/機械/化学等製造は110%前後の伸びとなり、業種別で傾向が分かれた。マイナス成長となったメディカル業界ではジェネリック医薬品へシフトしていく傾向を受け製薬業界各社の新規MR採用を鈍らせた動きが、また金融業界ではサブプライム問題に端を発した世界的な金融危機が、それぞれ大きく影響したことが背景にあると思われる。  3) 求職者のカテゴリー別でみると、経験職種ごとの前年同期比についてはIT・通信系技術が105%、電機/機械/化学等製造技術職が115%の伸び率であった一方で、メディカルと一般事務が前年同期比80%台と大きく減少した。メディカル業界が減少した要因は前述のとおりで、一般事務職の減少は景気が後退したことによる管理費削減傾向の影響と思われる。また依然として首都圏在住者の取り扱いが全体の6割を超え、26~30歳の取り扱いが一番多くなっている。  4) 求職者転職時年齢別でみると、ここ3年にわたり高い伸びを見せてきた25歳以下の若手層(第二新卒層)の伸び率が、大幅に落ち込んでいる。新卒採用補完の意味を含めこれまで積極的に採用を推し進めてきた傾向が一段落したことが伺える。   (2008.11.12 (社)日本人材紹介事業協会)

オフィスタ
作成: 2019/03/16 (土) 15:21:30
最終更新: 2019/03/18 (月) 17:04:31
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