皆様
不順と言わざるを得ない4月の天候でしたがやっとこの季節らしい過ごしやすい季節に入りました。1か月予報は、北日本では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。東日本日本海側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。東日本太平洋側と西日本では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。平均気温は、北・西日本で高い確率50%、東日本で高い確率60%です。降水量は、東日本太平洋側と西日本で平年並または少ない確率ともに40%です。日照時間は、北日本で平年並または少ない確率ともに40%、東日本太平洋側と西日本で平年並または多い確率ともに40%です。とのことで概ね5月としての異常さはなさそうです。
2025年皐月便り。
こんにちは。アメリカで1974年~83年まで放送され、日本でも大ヒットした海外ドラマ不朽の名作『大草原の小さな家』古き良きアメリカの開拓時代、インガルス一家が様々な困難を乗り越える姿を通して、家族愛や人間愛の尊さを描く。最近再放送をまた見だしましたが1974年と言えば、当方は30代前半の働き盛りで、こういったテレビドラマに少なからずアメリカ国家への良い印象が形成されていた時代だったように思います。今のアメリカはそんな印象をぶち壊すひどさと思わざるを得ません。深謀遠慮なのかただ愚かだけなのかよくわかりませんがはた迷惑この上ありません。トランプは今、関税交渉に躍起になると同時に、アメリカ屈指の名門校を目の敵にしています。「ハーバードは恥だ。彼らの行為は侮辱だ」多くの著名人や世界的な研究者を輩出する、アメリカ最古の大学。トランプに目をつけられた理由は“反ユダヤ主義”です。去年、全米の大学に広がった、ガザでのイスラエルによる攻撃を非難するデモは、ハーバード大学も例外ではありませんでした。トランプにとっては、まぎれもない反ユダヤ主義に基づいた暴力行為。政権は先月、全米の大学に多様性などを重視した学生選考、雇用方針の転換や、反ユダヤ主義の活動に関与した学生への処分などを求め、従わなければ助成金などを見直すと発表していました。従う方針を示した大学もあるなかで、14日、ハーバード大学の学長が出した声明は「大学は独立性を放棄することも憲法上の権利を手放すこともしません。政権の要請は連邦政府の権限を超えています。政府の要請は私立大学として知識の追求と生産、そして普及を目指すという価値観を脅かすものです。私立大学で何を教え、誰を入学させ、誰を雇用し、どのような研究や探求分野を追求するのか。政党を問わず一国の政府が決定するべきではありません」。全米の大学として初めてトランプに徹底抗戦の構えを見せました。声明を受け、トランプ政権は助成金などの一部、約3200億円を停止。大学などに対する圧力のかけ方を見ると、自分と違う価値観を持つ組織や人を潰しにかかる非常に強権的な面があったのだと再認識します。そのことを率直に進言できる側近はいないのでしょうか。相も変わらずトランプの言動に振り回されている世界です。不法移民を相手にしているうちはアメリカの国内問題と対岸の火事でいられますが大学に手を付けるようになるとそうはゆきません。トランプ政権は研究機関などに対しても圧力をかけています。NASA(航空宇宙局)やCDC(疾病対策センター)、NIH(国立衛生研究所)、USAID(アメリカ国際開発庁)に対し、コスト削減策の一環として、助成金の削減や職員の解雇、部署の縮小などを行うとしています。イギリスの科学誌の調査によると、アメリカ国内にいる研究者の75.3%が、アメリカを離れることを検討しているという結果も出ています。優れた人材がアメリカを離れていくことになれば、“アメリカを再び偉大にする”というトランプのスローガンとは真逆の方向に事態が進んでしまう。いい加減何とか出来ないのかと見ていますが、裸の王様が余りに度が過ぎてくると国全体のバランス感覚が自然と発生するようで、少しずつそんな雰囲気が希望的観測とは言え出ているような感じがしています。
さて今月は重労働が待っています。猫の額ほどの庭ですが230球のチューリップの後片付けと跡地にトマトを植え付ける作業です。昨年チューリップの植え付けが終わった後、来年はもうこの作業は無理だろうと頭のどこかで思ってみてはいたものの現実的には荒れるままに放置しておくことも出来ず、身体が動くうちは何とかしようというこの習性はそう簡単には治りません。半日程度の仕事を3~4日かければまだ何とかなりそうです。4月の初旬に蒔いておいた中玉トマト22株、キュウリ4株が発芽し、定植を待っています。種の発芽率の標準は80%で今回結果的にトマト100%、キュウリは50%で大成功でした。7月に無事収穫できるか楽しみですが花が終わった球根の掘り出し、培養土の追加と耕しは重労働です。
ではお元気でまたお会いしましょう。
2025年5月1日
トランプ政権の大学攻撃はひどいですね。私の知り合いに国の研究機関で事務職の人がいるのですが、彼が言うに「研究者には何十年も研究して、結局何も成果ないまま退職する人もあれば、何十年後にとんでもない発明をしてしまう人もある」と。短期的に成果を求めて成果主義に流れたり、研究費を削ったりしては良い発明もないそうです。学術会議の任命拒否などあってはいけないことだったのではないでしょうか。
さて、私事ですが、昨日(5月1日)東京代々木公園の第96回メーデーに、前職場OBたちと参加してきました。晴天でさわやかで、雨降りだった昨年と大違いでした。パレード行進が終わって、コロナ以来控えていたご苦労さん会をやり、冷えたビールで乾杯しました。