逗子吹き矢同好会

2025年長月便り

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皆様
「残暑お見舞い申し上げます」(この挨拶文は8月末まで使えます)と書いてありましたがこういった時候の挨拶の枕詞は世の中の変遷に応じて変えることが必須の時代になりました。
この時期の時候の挨拶での適語表現が見つかりません。いずれにしても厄介な季節です。今月は時代の変換期について考えてみました。

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2025年長月便り。
 こんにちは。お元気ですか。「いま」を時代の変換期の兆候ととらえ全体を点描してみました。この夏ですが災害級の猛暑と局地的豪雨で大変でした。伊勢崎市で41.8℃を記録し、日本の歴代最高気温を更新。北海道でも40℃近くを観測し、全国的に「災害級の暑さ」と報道されています。気象庁は「海洋熱波の影響による異常高温」と分析。CO₂排出削減と再エネ導入の必要性が改めて強調されています。一方、北日本では局地的な豪雨による土砂災害や河川氾濫の危険性が高まり、避難指示が相次ました。AEDの屋外設置や冷却機能付き避難所の整備など、猛暑対応インフラの見直しが始まっています。一方政治の世界ですが石破政権の岐路と保守再編の兆しが現出してきました。7月の参院選で自民党が過半数割れ、石破茂首相は続投を表明しましたが、党内では「石破おろし」の動きが加速し、8月中旬、自民党内で臨時総裁選の準備が進行しています。麻生派・安倍派を中心に、次期候補の擁立が水面下で進められているようですが、世論調査では石破の続投が支持されています。石破氏は財政規律重視・日中関係改善など穏健路線を維持しているが、党内右派との政策乖離が顕著で保守政治の再定義をめぐり、参政党など新興勢力との連携も模索されているようです。経済面は円安進行と生活防衛の動きが加速し、為替市場では1月、一時1ドル=158円台まで円安が進行し輸入物価の上昇が家計を直撃しました。日銀は金利据え置きを継続しつつ、物価目標の柔軟化を検討中。市場では「利上げのタイミングを見誤った」との声も出ています。家電・食品・交通費などの値上げが相次ぎ、NHK「おはBiz」では炊飯器の省エネ性能やモバイルバッテリーの回収義務化など、生活防衛型の製品開発が特集されています。タンス預金は約50兆円まで減少。新札発行とインフレ懸念が現金保有行動に影響を与えているようです。事件・社会面ですが、高齢者事故とデジタル犯罪が多発しています。神奈川県内で高齢ドライバーによる交通事故が多発。免許返納制度の見直しと自動運転支援の導入が議論されています。東京都内では生成AIを悪用した詐欺事件が発生。偽の音声通話による振り込め詐欺が確認され、警視庁が注意喚起する有様です。SNS上では「AIが生成した偽情報による炎上」が複数件報告され、デジタルリテラシー教育の強化が求められています。日産GT-Rの生産終了が話題に。自動車文化の象徴が消えることへの惜別の声が広がっています。スポーツ界では高校野球・MLBが注目されました。第107回全国高校野球選手権大会が開催。猛暑の中、熱戦が続き、東北勢の躍進が注目されましたが沖縄尚学の優勝で決着がつきました。MLBでは日本人選手が好調。大谷翔平選手は打撃でリーグトップ争いを展開中、さらに投手としては749日ぶりの白星を手にしました。総括すると2025年8月の日本は「転換と耐性の月」と言えそうです。社会の構造が変化する局面(転換)と、それに対して個人・制度・地域がどれだけ持ちこたえられるか、気候は極端化し、生活インフラの再設計が急務。政治は保守再編の岐路に立ち、経済は円安と物価高に揺れる。社会は高齢化とデジタル化の交錯点にあり、スポーツは若手の台頭と伝統の継承が同時進行といったようなことでしょうか。まだまだこの暑さ続くようですが各位におかれましてはくれぐれも御身体大切に。
2025年9月1日  

半農半弓
作成: 2025/09/01 (月) 09:03:41
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 9月の声を聴くとそろそろ秋・・・と思うのですがこの暑さでは9月4日というより8月35日といった方が似合うのではないかという気がします。
 でも、今日は九州地方から近づきつつある台風のせいか太陽が顔を隠し、その分ちょっと涼しく感じます。大雨で困っている地方の人たちには申し訳ないですが、雨が降るという天気予報にちょっと期待しています。庭というほどのものもない、建物の周りにちょこっとある地面に花やら低木を植えているうちの奥さんが毎日水やりが大変だという姿を見ていると今日これから降る雨に期待してしまいます。(でも最近の雨は降りだすと土砂降りということが多くてそれはそれで困るのですが)
 朝夕のひんやりした空気と、紅葉の赤が恋しい今日この頃です。