逗子吹き矢同好会

吹き矢の矢の作り方

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吹き矢の矢の作り方

吹き矢がスポーツとして成立するための最大のポイントは正確に飛翔する矢が作れるかどうかにかかっていると言っても過言ではありませんが、以下同好会が開発した吹き矢の矢の作り方をご紹介いたします。
●材料
★ポリプロピレンのフィルムは5cmX6cm程度にカットします。材質は他
のものでも軽くしっかり腰があるものならOKです。フィルムのカットサイ
ズは円錐治具の大きさに依ります。
★両面テープは幅1cm程度の薄いもの。セロテープで上から止める方法を取
る人もいます。
★テールデイスクは羽根付けのセンターを出すために、中心に矢のシャフトを
通す穴をあけた直径10mmの円盤です。(材質は軽くてしっかりしたもの
ならなんでもOK)
★竹串18cmのもので矢のシャフトに使用します。初心者用として直径1~
2mmの竹串で先端は尖ったものです。(上級者用としてはカーボンシャフト
を使用するとよい)
★瞬間接着剤は羽根の根元の固定に使用します。
★木工用接着剤はテールデイスクをシャフトに固定するために使用します。
★ビニールテープは根元を固定したり、色違いのテープでクレストを作るのに
 使用します。

●作り方
1)竹串のとんがって無い方の端から1.5~2cm程度のところにテールデ
イスクを垂直に固定する。接着剤で固定するが木工用の接着剤でないとデイ
スクが溶け出すので注意。この作業を先行しておく。
(接着剤がなかなか乾かないので前日にまとめてやっておくとよい)
2)5cmX6cmにカットしたフィルムの片端に両面テープをはり、円錐治
具に巻いて整形しながら最後に両面テープの糊止め面の紙をはがし、しっか
りとめる。円錐状のとんがり帽子を作る。
3)これを上記1)の竹串に差し根元を固定する(瞬間接着剤少量で止めると
よい)
4)この矢を吹き筒に差し込みカットする目安の位置を水性サインペンでフィ
ルム上に印をつける。(余ったアルミパイプを20cmに切って矢調整治具と
して使用する)
5)矢を筒から抜きサインペンで付けた目印に沿ってはさみでフィルムをカッ
トする
6)上記カットは一回ではなかなか良い具合にならないので筒に出し入れしな
がらきつからずゆるからずにカットする。カットし過ぎると覆水盆に返らず
でお釈迦になるので注意。良く切れる先が尖ったはさみが必要。きつすぎず
ゆるすぎが「矢の命」なのでポイントのひとつ。試し打ちをしながら調整す
る。最初の印でカットしたものはおそらく筒に詰まるほどきつい筈。
7)使用するフィルムも色々試してみる必要がある。薄物、やや厚いもの、材
質、色、柄等好き好きです。
8)最後にクレスト(矢の紋章)を他の人のものと区別するためにつける。
クレストはマジックで付けても良し、カラーのビニールテープで付けても良し要は人と区別できればいいのです。テールデイスクに色づけするのもよいです。

以下議論がありますがご参考まで
作り方は人それぞれで色々あります。後ろの竹串を少し出すようにしていますが、こうしておくと持ちやすいという機能面の良さがあります。人によって矢飛びに影響するという人もいますがそれは錯覚と思います。いうなれば誤差のうちです。
また円錐治具は15mmの丸い木材が100均に売っていますので、それを自分で削って長さを変えて(羽根の長さは治具次第)みるのも良いでしょう。
すこし短い羽根、少し長い羽根おそらく吹く距離によって影響度合いが替わるでしょう。
                                                                                      以上

会長
作成: 2022/09/03 (土) 11:02:23
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