えああ
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2025/04/26 (土) 06:46:09
- 本当に書きたいのはモテモテ主人公やチート無双主人公や悪役令嬢ですらないんじゃないかとすら思ってる
- スカッとジャパンよろしくなシナリオが書きたいだけなんじゃないかと
もっと端的に言っちゃうと「スカッとジャパンなシナリオ」すら書きたいと思って書いてる作家ほとんどいないと思うよ。
"タイパの波"はパブリッシャー側にも押し寄せてる。
世界観やキャラ属性、シナリオなどをアセット化して開拓済みの市場を回すほうが"売りやすい/タイパがいい"っていう商業的な事情がある。
主人公の活動の基盤となる組織は必ずしも冒険者ギルドである必然性は無いんだけど、説明を省けるからそうする、みたいな。( 参考:https://dic.nicovideo.jp/a/ナーロッパ )
だって「俺が考えた最高に面白い世界」を作っても、読者は世界観を理解する前に離脱しちゃうんだもの。
どちらかというと、作家側はそういった事情に忖度を強いられてる被害者なんじゃないかな…と、俺は思ってる。
「こういうシナリオを書きたい/こういうキャラを作りたい」っていう意識が根底にあったら
"ゴブリンスレイヤー"とか"葬送のフリーレン"とか"薬屋のひとりごと"みたいな感じで自ずと作家性がにじみ出すはずなんだよな。
"薬屋のひとりごと"の作品的血統が「俺ツエー系」に属してるの、面白くね?
主人公は有能で、魅力的な異性に一方的に好かれていて、でも自己肯定感は低くて。
「容姿ではなく専門的な技能を評価されたい」とか、そういう女性的価値観を具現化した「わたしツエー系」なんだよな、あれって。
「こういうのを書きたい」っていう作家性を犠牲にすることなくトレンドに乗せた、理想的な創作だと思う。
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