舞台劇かと思ってたけど動画なわけだ。
動画を作ったことはないけど、舞台劇と違って場面転換に時間がかからない。そのぶん場面転換を使いやすそう。
現在場面の進行の中で回想シーンが何度か出てくる感じかな。
で、Q1の①「Bと過ごす時間は…」だけど、回想後に現在に戻ってAのセリフが始まる。
ここはAの思いを語る場面だろうけど、一方のセリフがあまり長くなるのは好ましくないと思う。場面の目的からしてAのセリフの量が必然的に多くなるのは仕方がないとしても、Aの自分語り的なセリフが長いと視聴者はたぶん飽きてしまう。
だからAのセリフの量とBのセリフの量はなるべく差を小さくしたい。
ただ、AとBの会話だけが単調に続くのはそれはそれで飽きそう(難しいところ)だから、過去場面をうまく挟む必要があるな…。過去場面のほうが動きや変化があって退屈しないと思う。あと動画だと、よく回想シーンは回想シーンだと分かりやすいようにフィルターかけたりするよね(色合いを変えるとか画面の四隅を暗くするとかノイズを入れるとか)。現在と過去の区別が一目で分かるための工夫。
脚本のことについて偉そうなことを言えるほどの力量はないんだけど、静かな場面が続くと視聴者は飽きるし、ドラマチックな場面が続くと視聴者は疲れる。だから静の次は動、動の次は静という感じで交互に訪れるのがいい。
クライマックス(AとBの別れシーン)に限っては、心理描写に集中したいところだから動きの少ないシーンがあるていど長くなるだろうけど。それでも心理描写のために感情をこめた表現は多用したいところ。
あと、聞かれてないことを意見するけど、見終わったあとの余韻が大事だと思う。実は私は>> 6を書いた時、自分で勝手に思い描いたのがあって。
AがBに「Bはこの先幸せになってね」と言う。私が>> 6に書いたのはBの返しとして「Aも幸せにならないと許さないぞ」と言う。ところがAは自分の未来をすでに悟っていて、その後幸せにならずに消えてしまう。
BはAに「幸せにならないと許さない」と言ったのが最後のやりとりとして残ってしまう。もちろん本心ではBはAを初めから許してるのだから、Aに「許さない」と言ったのが最後の会話になっちゃったことをBは悩む。
「A、これじゃ私はおまえを許すことができないじゃないか…」
みたいな余韻を残すつもりで、「許さない」の言葉を使ってセリフを作った。
まあ使う使わないは任せるけど参考にしてもらえれば。