なぐも
諫議大夫 620c55222a
2025/06/27 (金) 22:46:56
>> 41
私は以前、春秋戦国から楚漢戦争までの将軍で誰が一番強いかをトーナメント的に比較したことがある。
ベスト4に残ったのは、呉起、楽毅、白起、韓信。結局優勝は韓信にした。
どの将軍も実績は完璧で優劣つけがたく、減点主義的に考えた。
呉起については60回以上戦って無敗の強さがあるものの、同時代に呉起に比肩しうる将軍が見当たらずに有利な環境だったことを引き算。白起は戦果は物凄いものの、そもそも秦の抜きん出た国力と精兵が背景にあるという有利な環境だったので引き算。決勝の楽毅vs韓信では、楽毅は代々将軍の家の出身でその教育を受けてきたことが引き算。韓信は若い頃の股くぐりの評判で相手がナメてた部分があったことが引き算。ただ韓信は最初はナメられても実績をあげた後は恐れられたので、引き算ぶんが消える。それで韓信の優勝とした。
>> 23で韓信の知略が張良、陳平、范増に劣るのは、軍事に特化した知略だったから。そして政治の評価が低いのは、やはり没落と死に方で、本人の選択に誤りがあったと考えられるから。
そこでカエサルの評価になるけど、統率の100は異論なし。武力の100は、たとえば呂布のような個人的な一騎打ち的なパワーととらえてるので、カエサルにそこまであるかなと。知略と政治力も言うまでもなく高いが、やはり死に方に甘さがあったのではないか。というわけで、私の考えでは統率以外はもうちょっと低い。ちなみにカエサルは父親もけっこうな地位にあった。私が天下人としての劉邦、将軍としての韓信を高評価するのは、スタート地点が低いことが加点要素になってる。
オクタヴィアヌスはカエサルの築いた基盤のうえに立ってることが引き算になる。始皇帝もまた、昭襄王の固めた基盤があったればこそだと思うので減点して考える。
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