H.O.P.E.

政治・経済(旧「参議院選挙」) / 121

123 コメント
views
121
なぐも 2025/11/28 (金) 06:43:33

WSJが「トランプ大統領が高市総理に、台湾問題で中国を刺激しないよう釘を刺した」と報道。
木原官房長官が「そのような事実はない」と否定。
さてどっちを信じるか?

もしもその事実があったとしても、日本政府は否定するだろう。外交上の話で、しかも非常にセンシティブな内容、かつ日本にとって不利な話を「ありました」とは答えないはず。
しかし逆に、そんな外交の機微に触れる話をなぜWSJの記者が手に入れることができたのか?トランプの周囲は外交上の秘密を記者に流すほど情報管理がなってないのか?
むしろ一番口を滑らせてもおかしくないのはトランプ本人だけど、常識的には洩らさないはずなのでWSJも信用できない。

これは「事実であっても不自然ではない話」ではあるが、実際に事実かどうかは情報源としてWSJも官房長官もどちらも信用できない。つまり、トランプ大統領の発言があった可能性は否定できないが、報道自体は無視すべき内容だ。

アメリカのことは私は知らんけど、日本の新聞社(地方紙)のスクープ記事がどれほどアテにならないかを私は経験している。

ずっと昔だが、こういうやり取りがあった。
新聞記者「○○○ですか?」
私の上司「まだわかりません」
新聞記者「でも本当は○○○ですよね?」
私の上司「未定です。お答えできません」
新聞記者「でも○○○の予定ですよね?」
私の上司「まだ何とも言えません」

翌日の新聞記事
「(私の上司)によると、○○○の予定だということである」

上司、怒って新聞社に抗議「そんなこと言ってない。訂正記事を出してほしい」。新聞社「でもうちは聞きました。解釈に齟齬があったかもしれませんが、うちはそう聞きましたので、訂正はしません」

私は5メートル以内の距離で上司と記者のやりとりを全部聞いていたので、上司が完全にノーコメントを貫いたのを知ってる。つーかまだ本当に未定だったし。以来、私は「誰彼がそう言った」的な記事はものすごく疑いを持つようになった。

通報 ...