American_Crusoe
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2025/07/14 (月) 14:57:50
今度は、堀尾耕一氏の論文「哲学的弁論術と第二のソフィスト術 」を読んでいくこととしましょう。
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堀尾耕一「哲学的弁論術と第二のソフィスト術 」(『ギリシャ哲学セミナー論集』XI 2014 )
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「ローマ帝政期、紀元 230 年代に書かれたフィロストラトス『ソフィスト列伝』(以下『列伝』)は、その主題を「ソフィスト」と呼ばれる者たちの活動に特化した、他に類書を見ない貴重な論考である。そこでは、この言葉が古典期に帯びていた否定的な響きはすっかり影を潜め、主として帝政期に活躍したソフィストたちの営みが、とくにその弁論パフォーマンスに重点を置いたかたちで記述される。そして著者は、古代のソフィスト術と同時代のそれとの、ある看過しがたい違いに注意を促し、後者を「第二のソフィスト術」と命名する。」
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