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歴史語り / 12

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なぐも 2025/10/03 (金) 02:46:39

>> 11
「詰み」の定義にもよるだろうけど、私は戦略的にどうやっても打開策がなくなった状態を詰みだと思ってる。
村上義清が謙信のところに逃げたのは痛手だけどそれは「詰み」じゃないと思う。信玄はその時点で謙信との戦で勝ち筋がなくなったとは思わないから。でも現実に勝てなかったから、その時点で詰みかと。
武田は巨大な内陸国になってしまったからどうしても塩が必要。
・今川を攻めない→自前で塩が入手できない→詰み
・今川を攻める→義信の家督相続がなくなる→詰み
どちらを選んでも詰み。将棋の投了場面みたいになってる。
動画にあるように信玄が死んだ時点で詰みとかいう考え方もあるけど人はいつか死ぬものだし勝頼では戦は強くても家中がまとまらなかったと思う。長篠の戦いで負けた時が詰みという意見もあったけど長篠はすでに負け確、詰んだあとの戦だったと思う。
そんなふうに考えると義清が謙信に転がり込んだのは信玄を不利な状況に追い込んだものの詰みには至ってないと思う。
武田の最大弱点は海がないことだから今川と同盟して嫡男の嫁を今川から迎えた時点で日本海進出は必要不可欠だったと思う。日本はヨーロッパなんかと違って岩塩がとれるわけでもないし巨大大名として海なしは致命的。

あとは何かの本で「甲斐金山を掘り尽くしたから詰んだ」みたいなこと書いてたのもあったなあ。

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