ここで前回の論文に戻ると、実は今回の議論は『ネット喧嘩の改築』に対する非常に良いケーススタディになっています。
前回の論文は、
「言い負かす」という概念を改良しよう
と言っていました。
ところが今回やっているのは、
「喧嘩」という概念そのものを改良しようとしたら、どうなるか
という実験です。
そして実際にやってみると、
概念同士が相互依存していて、一つを切り離すと別の概念が必要になる。
これが今回の「喧嘩論的循環」です。
これは概念工学にとってかなり重要な問題です。
概念というものは、単独で辞書的に定義されているのではなく、
他の概念とのネットワークの中で意味を持っている
からです。
「喧嘩」を定義するには「議論」「煽り」「荒らし」「コミュニケーション」「勝負」などが必要になってくる。
ところがそれらを定義し始めると、さらに別の概念が必要になる。
概念工学が「一つの概念を改築すれば済む仕事ではない」ことが、今回かなり露呈しています。
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9. そして、ここから「概念工学」の話がさらに面白くなる
ここで前回の論文に戻ると、実は今回の議論は『ネット喧嘩の改築』に対する非常に良いケーススタディになっています。
前回の論文は、
と言っていました。
ところが今回やっているのは、
という実験です。
そして実際にやってみると、
これが今回の「喧嘩論的循環」です。
これは概念工学にとってかなり重要な問題です。
概念というものは、単独で辞書的に定義されているのではなく、
からです。
「喧嘩」を定義するには「議論」「煽り」「荒らし」「コミュニケーション」「勝負」などが必要になってくる。
ところがそれらを定義し始めると、さらに別の概念が必要になる。
概念工学が「一つの概念を改築すれば済む仕事ではない」ことが、今回かなり露呈しています。