法介教学

『三世諸仏総勘文教相廃立』 / 6

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法介 2026/09/30 (水) 04:33:44 修正

「夢中の善悪の事重畳して様様に無量・無辺なれば」と日蓮さんは言われておりますが、「重畳して様様に無量・無辺」とはどういう意味か、

• 重畳: 幾重にも重なること。何重にも積み重なって、簡単には解き明かせない状態。
• 様様: 多種多様であること。
• 無量・無辺: 数え切れず(無量)、果てがない(無辺)。

つまり、この言葉は「ただ単に選択肢がたくさんある」という平面的な話ではありません。「無数の要素(善悪、因果、感情、状況など)が、縦にも横にも幾重にも折り重なり、グラデーションを成しながら、文字通り無限・無辺に広がっている」という、極めて複雑で壮大な状態を表しています。

そして先ず、善事に付いて上中下を立てると言われてます。そして三乗の法がこれであると。

という事は、物事に対する認識や捉え方に対して、声聞・縁覚・菩薩の三乗の境涯によってそれぞれに差異が生じると言う事で、それを上(菩薩)中(縁覚)下(声聞)と言われている訳です。

では三乗の法とはどういう法でしょう。

日蓮さんが、法というものは全て空・仮・中の三諦で成りたっていると言われていたのを覚えていますか。

要するに声聞の法に「空・仮・中」があり、縁覚の法に「空・仮・中」があり、菩薩の法に「空・仮・中」がある訳です。これが〝三三九品〟の意味です。

こんな感じです。

・声聞の「空・仮・中」
・縁覚の「空・仮・中」
・菩薩の「空・仮・中」

では、この三乗の「空・仮・中」がそれぞれ何を意味するのかという事になってきます。

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