皆さん、こんにちは
さて、例のヤマハ製調音パネル・・・昨日はちょっとほめ過ぎたわ。
いろいろやってみて特徴的なものはだいたいつかめました。
一番の特徴は全域にわたってのきれいな拡散気味の反射です。
吸音による中低域の濁り解消にはほとんど効いていないです。
昨日のアフターNo.1ではいきなり音が粒立ち良く前に出てオッと言う印象だったが、音楽ジャンルによっては向かないことも結構あります。
設置場所はやはり昨日の印象通りでスピーカー背後にスピーカーと平行置きが一番良いかな。
リスニングポイントまで3.6メーターありますが、このポイントでの周波数特性はパネルを置くと80Hzでのディップが若干きつく出ます。定在波の出方が微妙に変化していると思われるが、まあそれほど気にはなりません。最も耳につく1KHz~3KHzあたりの応答はデータ的には大差なしです。
パネルの有無で一番変化するのは周波数ごとの残響時間。
パネルなし時はすべての帯域でで0.3秒~0.5秒とオールドジャズを聴くには理想的な残響時間にセッティングできていたが、パネルを置くと低域と高域の残響時間が明らかに長くなります。
昨日オッと感じたのはこのせいで、明らかに音の粒子の滞空時間が長く伸びているように感じる。
わかりやすくたとえると、スピーカーの銘柄がタンノイになったかのよう。安っぽい感じはないのでケンジントン級かも?
クラシックのホール感を出すにはかなり良い雰囲気です。
まあ簡単に書くとこんな感じで無条件にベタボメはできないが、渋ちゃん7.4人分で買えるパネルとしてはよくできているので〇〇館に予約しました。
gikiさん
アキュさん好きの人は多いですけど、単純な好き嫌いで言えば僕はここ数年内できらいになりました。以前はかなり買ってたんですけどね(笑)。
最大の理由は冒険しないことです。中身も外観も。まあ回路のことをゴチャゴチャ書いても失礼ながらgikiさんには理解できないでしょうからそれは置いときますが、とにかく保守的すぎです。
外観は25年以上前に買ったA-50Vから何も変わっていないように見えます。
アキュさんの試聴会は設計を担当した若い人が来て説明することが多いけど「今回はボリュームノブの周りに縁取りを入れてみました」みたいな説明を聞くと「ああまたこのデザインか」と失望します。あとで話を聞いてみると若い人が大胆な発想で試す風土はなさそうな感じですね。
10年前の規模ならユーザーを大事にする企業だと評価していたんですけどねぇ。C-2800のトランスがうなるのをうったえたら、社内基準内ですが念のため対策しますと言ってトランスの下に防振シートを敷くようなカスタム対応をやってくれたことがありました。今はそんな技術者もいなくなりシステム的に動いているのか普通の対応しかしないわ。
それと転売目的の購入お断り宣言は問題だと思いますよ。
転売ヤーがすべて悪質ではなく、ちゃんと看板を掲げて真面目に輸出業を営んでいる外国人を複数知っています。アキュさんは近年ベトナムで特に人気だそうですが、ベトナム人の経営者はタマの仕入れがままならないと嘆いていますね。C-3850とA-75はその人の所に売却しました。
輸入業だとPSEがからみますが、輸出業者には自由に仕入れられるようするべきでしょう。閉鎖的な方針はとにかく気に食わないですね。
好きも嫌いもあるのが世の常ですが、公正で自由な取引の時代に再販価格の維持と自由な取引を規制するような方針は絶対に許せませんわ。ま、今後買わないのでどうでも良いけどね(笑)。