haisen

新緑 5月です。 / 97

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38兄弟 2025/05/17 (土) 20:26:08

皆さん、こんにちは

本日のシマムセン試聴会はオーレンダーのネットワークプレーヤー機器の試聴でした。
ぜひ聴いてみたかったのはネットワークアンプAP20です。
オーレンダーはメディア露出が少ないので日本での知名度は低いですが、ファイル再生のジャンルでは最も早くから取り組んでいる老舗メーカーです。
リンク
僕は毒舌家でオーディオ機器をほめることはめったにしませんが、AP20はめちゃ良いです。
現時点では買おうとは思わないけど、あと2年で古希を迎えるわけで重量級機器を扱える足腰が数年先も健在とは思えない(頭と耳もたぶんボケている?)のでワンボディで収まる音の良いネットワークアンプは魅力的。
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写真で見る限り強力な電源を備えたD級アンプです。試聴会では801D4を鳴らしていましたが力感は最高クラスでしょう。物量投入したA級アンプのような粘り方で低域はブンブン分解します。中高域も全くザラザラした感じがなく自然そのもので変な色付けを全く感じません。自分の好みにジャストミートですわ。
D級アンプは25年ぐらい前にオンキョーの製品で失敗して以来避けてきたが電源をしっかり作りこんだD級アンプを完全に見直しました。

ネットワーク機能はROON Ready・Qobuz・Tidalに対応なのはまあ当然として、気に入ったのがローカル音源を格納するストレージを自分で脱着できる点です。それも高価なオプション品でなく汎用のSSDを差し込めばOKと言うなんともユーザー本位の設計。
伝送プロトコルが何かを質問すると、DLNAとかOpenHomeとかでなくオーレンダー独自のプロトコルとのことでローカル音源はそのSSDにコピーして入れてくれとのこと。ストリーミング以外のローカル音源は外部のNASに置けないことになるが、これは僕のようにQobuzよりもローカル音源を聴く頻度の高い者にとってはむしろ好ましいとも思えます。
つまり、ローカル音源を聴く場合は家庭内のネットワークから切り離してコントロール用のアクセスポイントだけをつないでおけば不要なパケットデータの受信と読み捨て動作が格段に減って負荷低減やそれに伴うノイズの発生も抑えられそうな気がする(ネットワーク内での実際のデータ伝送の仕組みまでは知識不足なので「気がする」だけ)。
なおプレーヤー内でプレイリストを保持しておくことやギャップレス再生には全く問題ない独自のプロトコルだそうです。

数年先に足腰が重量級機器に耐えられなくなったら多分ここの機種を買っていそうな気がするな。それぐらい良い印象を持った試聴会でした。

以下、余談
これを買うと写真の現状機器群(総重量112Kg)すべてをワンボディ26Kgに置き替えることが可能になります。音質的には遜色ない気がする。
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それと講師の角田氏はオーディオ機器の説明は日光のはるか手前でしたが録音現場の話はめちゃ面白かったわ。
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