荒らし対策によりwiki編集が制限されている間、行いたいwiki更新を他「」ゲミヤにお願いする際にご利用ください。些細なものでも歓迎です。
「」イダーです。 熟考の結果、既望マスターを春苑慈恩に決定しました。 よろしくお願いします。
編集依頼ということで了解しました その旨を企画ページに反映しておきますね
反映しました ご確認ください
リンク こちらの登録をお願いします
登録時に 第2宝具の説明で「バーサーカとして召喚された場合には広域に破壊をもたらす宝具だったブラフマシラスも、攻撃を最小の範囲に留めるものになっている。」 のバーサーカをバーサーカーに修正していただけるとありがたいです
更新完了しました ご確認ください
リンク の登録と(ここに画像をお願いします)の部分へこの画像を追加して頂きたいです 画像1 よろしくお願いします
サリー・ホーナー、登録完了しました ご確認ください
リンク 登録をお願いします
天埜衛純さんを登録しました 天魔聖杯戦争のNPCの項目と、マスター一覧ページのNPCの項目にも記載してあります ご確認ください
確認しました ありがとうございます
連日申し訳ありません 「天魔聖杯戦争のシナリオ」のページの『マスター』の項目の1番下に こちらのファイルの中身の追加を依頼させて頂きたいです。 よろしくお願いします。
該当ページを更新いたしました。 ご確認ください。
確認させて頂きました。 連日ありがとうございます。
度重なる更新ですいません クーマラのページをリンクの内容に変更お願いします
一部それなりに大きな変更がありましたので、独断で旧版を残しつつ更新しました。 全く不要であるということでしたらお申し付けください。
更新依頼ではないのですが、間違って不必要な画像をwikiにアップロードしてしまったため削除をお願いしたいです…… 漫画のスクショのやつです 申し訳ない……
対応いたしました。
フルーフ の登録と(ここにイメージ画像)の部分へこの画像を追加と Extellaっぽいまとめの鉄の大洋の泥まとめに |[[フルーフ]]|月の民|どこにもない|祝福されざる&ruby(フルーフ){呪い}の忌子。悪意ある呪詛を収束する中継機である、壊れた人形の如き少女。| を追加お願いします
ただいま確認いたしました 対応いたします
対応完了しました ご確認ください
ロザリア・ロンバルドの登録と (ここにイメージ画像)の部分へこの画像の追加をお願いします
確認いたしました 真名隠しバージョンがご不要なのであればすぐに登録させていただきます
ドルト・ガラグの登録と、Extellaっぽい泥まとめ→珊瑚の海の泥まとめの月の民、エルナの直下の行に |[[ドルト・ガラグ]]|月の民|“蒼”の王城・城下町|&ruby(ケトル・トランスポート){鼎水輸}所属の&ruby(ゴンドラ){画舫}乗りの一人。客は取らず、輸送を専門にした仕事人。~~話を聞くだけの、内輪の相談役。| の挿入と、それに加えてエルナのページの因縁欄の1番下にこのtxtの中身の追加をお願いします。 長くなってしまいましたが、重ね重ね宜しくお願いします。
確認いたしました。 本日中に対応いたします。
対応完了しました ご確認ください。
&align(center){''「旅立ちの日が来たる。───今度こそ我々に遍く救済を」''}
基本情報 【元ネタ】史実、オカルト 【CLASS】フォーリナー 【真名】ヘール・ボップ彗星 【異名・別名・表記揺れ】C/1995 O1、1997年の大彗星 【性別】男性 【身長・体重】160cm・50kg 【肌色】白 【髪色】銀に青とオレンジのメッシュ 【瞳色】極彩の虹 【外見・容姿】この世ならざる雰囲気の少年 【スリーサイズ】細め/細め/細め 【地域】宇宙、アメリカ合衆国カリフォルニア州 【年代】1995年~1998年、1970年代~1997年 【属性】中立・狂 【天地人属性】星 【その他属性】人型・神性・領域外の生命・非ヒト科・人類の脅威・天体・子供・浮遊 【ステータス】筋力:D 耐久:B 敏捷:EX(A~A++) 魔力:A 幸運:E- 宝具:A+ 【クラス別スキル】 **領域外の生命(異):A 外なる宇宙、虚空からの降臨者。 邪神に魅入られ、権能の片鱗を身に宿して揮うもの。 オールトの雲という地球外の異界から降臨した小天体として保有している…ということらしい。
**神性:B 宇宙に潜む高次生命の先導者となり、強い神性を帯びる。 計り知れぬ深淵からの来訪者。その代償は、果てなき渇望。
*【保有スキル】 **可能性の闇:EX ローマ皇帝の死、アステカ帝国の崩壊、近代社会の集団恐慌、人類救済の吉兆。 曖昧模糊な憶測と狂気が結実した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。 実際に自分を構成する実像も、実際には関わりのない虚像も、全てを一身に受け止めた凶星がヘール・ボップ彗星であり、現界したフォーリナーは「凶兆」と「可能性」の具現として振る舞う。
**星理晦冥:A ダークネス・スターズ。 星理解明の反転スキル。ヘール・ボップ彗星の影をUFOと見做した陰謀論や終末論を利用した情報攪乱。 ''情報隠蔽''、''情報錯綜''に類似した偽装スキル。宇宙機や天文学者などの英霊に対する特攻としても機能する。
**魔力放出(イオン):A++ 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、それを放出することによって能力を向上させる。 フォーリナーの場合、放出するのはイオン化した彗星核の物質。いわゆるイオンの尾がスキルとなったもの。 時間あたりの向上倍率は小さいが、極めて効率が良く、長時間発動し続けることで、際限の無い出力強化が可能。 理論上、最大加速時のフォーリナーの移動及び攻撃速度は、亜光速にも達する。
*【宝具】 ** 『&ruby(プロジェクト・ビヨンド・ヒューマン){此方眩き星よ}』 ''ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:測定不能'' かつて遥か彼方より飛来した超巨大彗星を媒介として人類救済を実行する悍ましき悪性宝具。 凶星が放つ狂気の光は地上を昼間の如く照らし出し、人類が患う欲深い穢れた肉体という枷を打ち砕く。 今を生きる人類や人属性を持つ存在に対して特攻効果を発揮するが、それ以外の存在への効果は薄い。 理論上の展開時間は肉眼観測記録の18か月だが、抑止力の影響下では数分以上の発動は非現実的だろう。
*【解説】 1997年から1998年にかけて観測された大彗星。 1995年7月23日に天文学者のアラン・ヘールが、ほぼ同時刻にアマチュア天文学者のトーマス・ボップがそれぞれ別々に発見した。 その奇妙な偶然から2名の名前を冠してヘール・ボップ彗星と命名されたが、非常に輝くとされた予想を疑問視する専門家もいた。 そんな疑念を覆して1997年から18ヶ月間もの長期間に渡って肉眼で見えるようになり、近日点ではシリウスの次に明るい星と化した。 飛躍的に発展しつつあった当時のインターネット技術の影響から多くの人々を虜とし、その輝きで目を焼き付かせた『世紀の彗星』。 かのハレー彗星を上回る膨大な観測情報から得られた、ガス尾とダスト尾に次ぐ第三の尾であるナトリウムの尾や彗星から確認された有機物質など天文学上の画期的な新発見も多い。 しかし、このフォーリナーとして現界したヘール・ボップ彗星は前述したような天体ショーではない。 とあるアマチュア天文学者が撮影したヘール・ボップ彗星の画像の奥にぼんやりと光る謎の物体が写り込んだ。 後に観測上のミスと判明したが、その“未確認飛行物体”こそエイリアンの宇宙船であるという噂がオカルトマニアの間でまことしやかに囁かれた。 それに目を付けたのが宗教団体ヘブンズ・ゲートの教祖を務めるマーシャル・アップルホワイトであった。 宇宙人信仰と神智学と終末論を折衷した教義と魂の救済を謳ったが、共同設立者の死去を経て思想面において次第に尖鋭化を辿った。 彼はその“UFO”こそ「天の王国」から飛来した我らの救いの手であると説き、信者38名の集団自殺事件という最悪の結末を迎えた。 僅かな生き残りと元信者を残してヘブンズ・ゲートは事実上消滅となったが、それでも彼の狂気は大衆の心理に傷跡を遺している。
*【人物像】 〔データ破損〕
イメージカラー:深淵のコズミックブルー 特技:誰とでも仲良くなれる 好きなもの:白、善、理想 嫌いなもの:黒、悪、現実 天敵:[[昴星>泥天王寺のハービンジャー]]、[[踊り子>ロゼッタ]]、[[冒険者>ユリシーズ]] 願い:人類救済の遂行
【一人称】私 【二人称】〇〇さん 【三人称】我々
怪異イベント一覧 |青き月のお茶会|尊(潜在的荒神)|勲一等|濡羽城周辺・沿海部|妙に月が青く輝く夜に海辺を探索する。|月が青く輝く夜に、海辺を歩いていた貴方は奇妙な光景を目の当たりにする。~~入り江に置かれた大きなテーブルを囲んで幼い少女達が和気藹々とお茶会を開いているのだ。|
[+]青き月のお茶会 |場所|濡羽城周辺・沿海部| |条件|月が青く光る夜に沿海部を探索し「秘密の入り江」を発見する| |神階|尊(潜在的荒神)| |位勲|勲一等| |備考| 星辰など複数の条件が揃わない限り発生しない怪異であるため、一度遭遇した後は発生しない。まぼろし島的なレアイベント|
**段階1:お茶会への誘い 青い月明かりに照らされた海辺を彷徨いていると、貴方は岩陰に隠された「秘密の入り江」を発見する。 ...もし、貴方が海岸周辺の地形を熟知していれば、ここが普段は存在しない異常な領域であると気付くだろう。 それでも、貴方が岩陰に潜みながら先に進むと、あまりにも奇妙な光景を目の当たりにする。 砂浜に設置された大きなテーブル...その上に並ぶ無数のポットやカップ、三人組段重ねのスタンドにはカシス味のマカロンやいちごのケーキにジャムとクロテッドクリームがたっぷり挟まったスコーンがたくさん。 そしてテーブルを囲んで和気藹々とお茶会を楽しむ幼い少女達。 貴方は隠れ潜みながら彼女達をじっくりと観察することが可能だ。 そうした場合、少女達は長い耳など「ウサギの生物的特徴」を持つことに気付く。 ただし、彼女達の会話に聞き耳を立てることは、波音に妨害されてか不可能である。 そうしている間に、貴方は少女達に発見される。 逃げようとしてもいつの間にか取り囲まれており、力尽くで突破するにはそれなりの労力を要するだろう。 幸い、彼女達は友好的に見え、こちらを害する意思は無いように感じる。 強行突破を行わなかった場合、貴方は「お茶会」に参加する事となる。 強行突破に成功し、逃走した場合、このイベントは終了する。
**段階2:「生まれてこのかたこんなバカバカしいお茶会はじめて!」 貴方は少女達に連れられてお茶会の席に着く。 どうやら歓迎ムードのようだ。 そして、貴方は少女達がどのような会話で盛り上がっていたかを知る事となる。猥談である。 それも、ただの猥談ではない。 ド級の猥談、ド猥談である。 幼く、可愛らしい、うさ耳の少女達がずっこんばっこんあっはんうっふんいんぐりもんぐりおまんこFEVER TIME!な猥談に花を咲かせていたのだ。
''「ザーメンの匂いの香水って販売されないかしら...あなたはどう思う?胸元にびちゃびちゃ振りかければあら不思議!一瞬でレイプされた後の絵も言えぬエモな匂いが広がるのよ!あぁイク!」'' ''「おばかさん!出したて搾りたての薫りを再現できる企業なんて存在しないわ!レイプというものには鮮度があるのよ!鮮度が!」'' ''「この前リアル貝合わせをしようと思い立ちましてね、そこら辺にいた立派なアワビさんをお股に当ててみたのよ!...うっかり膣内に挿入したら張り付くて取れなくなっちゃって散々だったわ!」''
貴方は思う「ヤバい」と。 だが、もう逃げられない。 貴方は淫ら極まりない地獄みてえな猥談に適当に相槌を行い続けるしかないのだ。 なお、猥談の最中にお菓子を勧められるが、決して食べてはいけない。媚薬が大量に混入されている為、食べたら貴方は快楽に悶え苦しむ事となるが、致命的な効果はない。 また、ピンク色のお茶を勧められることもあるが、決して、''決して''飲んではならない。 飲んだ場合、絶頂死、廃人化、異形変身化などの要因で即座にGAMEOVERとなる。 兎に角しつこくお菓子とお茶を勧めて来て無理矢理飲み食いさせようとするが、仮に貴方がとっておきの猥談を披露した場合、そっちに夢中になるので、これを安全に回避できる。 実体験で無くとも、R-18な内容で無くても、それなりにニッチな話題を生々しく語れば少女達は勝手に解釈して興奮して盛り上がってイくようだ。
**段階3:冒瀆の儀式が始まる 少女達の猥談合戦の盛り上がりが最大限に高まると、お茶会は次のステージへと移行する。 興奮がピークに達した少女達は服を脱ぎ捨て、おぞましき本性を顕とする。 白い肌は青白く変質し、海月の触手、蛸の触腕、蟹の鋏などに肉体の一部を変化させ、一斉に貴方に襲い掛かる。...一部の個体は触手を絡み合わせてのレズセックスに専心して此方には目もくれない。 本性を現した少女達は魔獣ランクの幻想種に匹敵する神秘を内包する。数は十〜二十体ほど。 直接戦闘能力はそこそこだが、厄介なのは領域外の生命特有の「概念触手による干渉」だ。 ねとぉ...と淫らな粘液に塗れた触手に触れた者は強烈な快感を受けて「魅了」されてしまう。サーヴァントであれば致命傷とはならぬものの「魅了」に弱い逸話を持つ英霊や人間は注意するべきだろう。 仮に貴方が触手による攻撃を受けてしまった場合は、魅了を受けるのみならず極端な乳房の肥大化や性別の変化、年齢の退行といった肉体改造を施される恐れもある。 軽微なものであれば時間経過で治癒されるが、短時間に何度も改造を行われると「人間の精神では耐えられないレベルの肉体改造」「肉体の肥大化により行動不可能となるレベルの改造」などが定着してしまいGAMEOVERとなる。 戦闘能力に長けたサーヴァントが1、2人ほど居れば殲滅は容易い。 速やかに殲滅できた場合、或いはこの場から逃げ延びることができた場合、このイベントは終了する。 その場にとどまり続け、殲滅に時間が掛かった場合、第四段階へと移行する。
**段階4:降臨 冒瀆的な&ruby(乱行パーティ){性儀式}は止まる事を知らず、貴方は飛び散った粘液に身体を蝕まれなからも何とか少女達に対抗していた。 ふと、貴方は海に目を向けた。直感的に感じたのだ。 そこから、何かが、来るのだと。 それは少女達の絶頂のリズムに呼応するかのように、海底より突然現れた。 それはショッキングピンクのロングヘアに赤い瞳、不釣り合いなほどに豊満な乳房を持つ少女に見える何かである。 愛らしく、魅力的な少女。上半身だけならば。 そして、少女は陸に上がろうとして「下半身」を顕にする。 「腰から下が蛸、海月、蟹などの海洋生物が混ざり合い、蠢く異形。そして快楽を貪らんと粘液を滴り落とす&ruby(おまんこ){牙を持つ膣}...」 『芒洋の淵源』と称される深淵の邪神、その憑代となりしものが『供物』...つまり『貴方』を喰らう為に此処に降臨した。 それは深淵の邪神そのものには遠く及ばぬが『快楽』を糧として『神化』した結果、神霊サーヴァントに亜ぐ存在として成立している。 撃退するにはその巨体を一撃で葬り去れる『大火力』を持つサーヴァントが必要であろう。具体的には『大海魔』を倒せるレベルの。 撃退した場合、このイベントは終了する。
イベント終了後、貴方は青き月の輝きに目が眩み、次に目を開けた時は...濡羽城近くの海辺に佇んでいた。 再び岩陰を捜索しても「秘密の入り江」が見つかることはない。 狂ったお茶会は終わり、海風は静かに熱った貴方の身体を冷ますのだった。
**元ネタ:[[狂ったお茶会>狂奔茶海淫獄 ボストン・マッドティーパーティー]]& [[『芒洋の淵源』>マーチヘア〔喪失帯〕]]と称される深淵の邪神...&color(#ffffff){ヴーゾムファ}の性儀式 なにこれ。
[END]
対応しました!
申し訳ありません、先程「ディオニュシオス1世〔キャット〕」「ディオニュシオス1世〔ユール・キャット〕 」という名称の記事を作成・投稿したのですが、何故か「ページが見つかりませんでした」と表示されるばかりで正常に起動しません。 両ページの削除をどなたかお願い出来ますでしょうか?
記事2つの削除を行いました 確認をお願いします
>> 46 確認出来ました! どうもありがとうございました。
記事作成の件で幾つか情報共有したいことがあります 可能であればスレにお越しください 無理そうならこちらでも大丈夫です
以下のキャラクターのページ作成と、香港競売企画の『ヴァンディミオン絶滅展覧会』の「歌川国貞子」の部分にリンク作成をお願いします。
*基本情報 【氏名】&ruby(きぬかわ){衣川}&ruby(いくこ){郁子} 【性別】女性 【怨霊歴】7年(享年21歳) 【出身】日本 【身長・体重】154cm・--kg 【肌色】青白【髪色】黒【瞳色】蒼色 【スリーサイズ】73/55/72 【外見・容姿】長い黒髪で口元以外の顔全体を覆い隠した、生気の無い青白い肌……というか半透明な身体の女性。
【属性】混沌・中庸 【起源】『澱む』
【所属】『ヴァンディミオン絶滅展覧会』 【階位・称号・二つ名】『&ruby(うたがわ){歌川}&ruby(こくていし){国貞子}』、「コーポ███の怨霊」
*魔術・特殊技能・特性など **&ruby(メイジゴースト){上級怨霊} 高い魔術的素養、そして膨大な怨念を兼ね備えた人間が死後稀に変性する&ruby(ゴースト){死霊}の上位種。 生前と殆ど変わらない明確な思考と自我を持ち、一般的な悪霊を遥かに凌ぐ霊障を引き起こす。 郁子の身体は偶発的に上質な魔術回路を有していたのでこれに該当し、現在は「自身が描き上げた作品」を楔として現世に留まっている。 怨霊としての"郁子"はポルターガイストを用いて筆を執り、描き上げた「作品」を介して&ruby(ファン){鑑賞者}の元へ瞬間移動し、更には食事・睡眠等の肉体維持に必要な作業時間すらも創作に費やす事が可能。 副次効果として、自身が宿る「作品」が&ruby(・・){全て}破壊された時点で消滅するリスク付きで仮初めの不滅を手に入れてもいる。
──────しかし郁子は怨霊である前に1人の画家、それも肉体を失って尚絵を描き続ける程の執念を持った芸術家である。 肉体的に死んだ程度では「魂を宿し、己を現世に繋ぐ楔となった呪画」を描き上げたその腕前は損なわれておらず、寧ろ死後も積み重ねた修練により更なる高みへと至っている。 これによって理論上は際限無く"&ruby(さくひん){楔}"を増やす事が可能になった……のだが、技術の向上に伴って郁子自身の要求水準も跳ね上がっており、「作品」として認められる呪画の増殖効率は加速度的に低下している。 下手に妥協すると「画家としての高みに至る」という現世に留まる為の"動機"諸共自我が消失しかねないため克服の余地も無く、現在は年に数枚程度の頻度でしか増殖出来ていない。
**輪死廻画法 「鑑賞者を絶命せしめる"美"の極北」を創り上げるべく、郁子が練り上げた&ruby(・・・・){表現技法}の極致。 絵画の中に生きとし生ける者への呪詛と"死"の要素を無数に内包した極小世界を描き上げ、見た者の精神を内部に引き込み死に至らしめる。 用紙に書き込んだ術式等の魔術的要素に加え、配色や筆遣い、筆に籠めた作者の想い等を始めとした"芸術的な"モチーフの組み合わせも用いて鑑賞者が認識可能な「生の可能性」を入念に潰し、最終的に"死"という結論のみを齎す&ruby(さくひん){極小世界}は生者のみならず死者やその残留思念すらも強固に捕え、完全に消滅させてしまう程の精度を誇る。 対策処置を取れば即死は免れるものの、一度脳裏に刻まれた"死"は「白い服を着た女の幻覚」として鑑賞者の視界に現れ続ける為その場しのぎにしかならない。 一見すると東洋呪術における「呪層界」に酷似した殺意溢れる技法だが、その根底に在るのは作者自身が自死を経て見出した「死への称賛」に他ならず、鑑賞者に対する悪意や害意は含まれていない。 郁子は&ruby(シリアルキラー){快楽殺人者}では無く芸術家であり、ただ自らが「死」と言う題材に触れて抱いた心の情動をそのまま表現しているに過ぎないのだ。 過ぎないのだが、「死」その物を表現する力と「死」を賛美する想いが強すぎる余り結果として多くの鑑賞者を死に誘ってしまうのだ。
因みに万全の性能を発揮するのは郁子が手ずから描き上げた「原版」に限られ、写しや複製品となると出力は大幅に低下する。 精々が鑑賞者や周囲の空間に呪詛を齎す程度に弱体化した物は専門家の手による管理・販売が可能となるため、魔術社会に出回っている彼女の作品は殆どがコピー品である。
*礼装・装備など **『井戸名所百人美女』 百通りの方法で死亡した白い服の女性が古井戸に捨てられた様子を描いた百枚組の浮世絵。怨霊化した"郁子"が憑代とする作品の1つ。 『輪死廻画法』を用いて描き上げた作品の中でも最高傑作と名高く、数年前に開かれた「第137回殺人美術展」では来場者の7割という記録的なキルスコアを叩き出した。 絵具に郁子本人の血肉が使用されているせいか濃密な怨念を帯びており、出力の低下した「複製版」でさえも幻覚を始めとした様々な後遺症を鑑賞者に齎す特級呪物。 危険性の高さ故に焼却処分されかけた「原版」は作者自身が回収しアトリエに保管しているが、少数の複製版は現在もごく一部で出回り例年犠牲者を増やし続けている。
**『歌川国貞子作品集 ミニポケットアルバム版』 自身の作品に宿り、作品に縛られた郁子が外出用に作成したポケットサイズの浮世絵集。何処でも手軽に持ち運べる。 原版未満とはいえ郁子の憑代と成り得るクオリティーの結構危険な呪物。
**アトリエ N県某所に存在する荒れ果てた廃アパート。郁子が犠牲者となった惨殺事件と多発する霊障により、現在の住人は郁子1人。 内部には郁子が描き上げた「作品」の数々が保管されており、友人の名義を借りて元の所有者から土地ごと買い取ったので部外者の立ち入りは禁じられている。 ………にも関わらず、「心霊スポット」として比較的有名なせいで肝試しや廃墟マニアの連中がしばしば訪れるのが悩みの種。 中には置かれた「作品」を盗もうとする阿呆も居るが、そうした人間の殆どは「怨霊として」対処した郁子の手にかかり惨たらしい死に様を遂げる。
*外見・人物像 地面に擦りかねない程に長く伸びた黒髪で顔の大半を隠し、口元だけを覗かせた不気味な女。 黒色のロングワンピースを着用しており、周囲にはドス黒い靄のような何かを漂わせている。 僅かに見える肌は意外と若々しいが、一切の生気を感じられない程に青白い。 生前、そして死後に素顔を見た友人曰く「彫刻の如き端正かつ怜悧な美貌」を有しているらしく、当人も否定しないのだが生存者が少ないので真偽は不明。
その正体は現世に留まり生者に祟りや災いを齎す怨霊にして、鑑賞者を絶命せしめる死の芸術展『ヴァンディミオン絶滅展覧会』の正会員。 「鑑賞者の精神を塗り潰す、肉体的な現象に留まらない"死"の表現」をコンセプトとし、生者のみならず死霊すら殺し得る稀代の殺人浮世絵師なのだ。
イメージカラー:くすんだ黒 特技:浮世絵描き、呪殺、霊障を引き起こす事、鑑賞者の元に瞬間移動する事 好きなもの:絵を描く事、人が死ぬ姿を見る事、臨死体験、展覧会の仲間達、作品の批評会、芸術鑑賞 苦手なもの:無意味な殺生、作品を粗末に扱われる事、洗礼詠唱、派手な外見の奴、強気な性格の奴 天敵:経文、高位の聖遺物 願い:あらゆる鑑賞者に"死"を齎す芸術の極北をこの手で創る
【一人称】私【二人称】君/オマエ【三人称】○○(人名)
**台詞例 [+] 「良い作品を描くコツ、ですか。……まずは我々が鑑賞者に齎さんとしている"死"に触れて、自分なりの解釈を確立させるのはどうでしょうか?~~"死"という物は自身の物であれ他人の物であれ刺激の強いものですから。それに惑わされず本質を掴めたなら、自然なアイデアがきっと浮かんで来るでしょう。」
「うぅん……この作品が齎す"死"は痛みと不快感が強過ぎないですか?これだと鑑賞者に本質を伝えられないかも……まぁ私も"死"を美化し過ぎだって言われちゃったんですけどね。」
「家や作品を汚されるから嫌なだけで、別に五月蠅い奴自体は嫌いじゃないです。~~生命力に溢れた人間は見てて面白いし、そういう連中の仕留め方を考えるのも思わぬ着想に繋がりますから。」
「結構良い所ですよね、絶滅展覧会って。芸術には真摯な方々ですし、滅多な事で死なないから遠慮無く作品を見せ合って批評を貰えるし。~~あの人達と話してる時に一番生きてる実感が湧くんですよ。まぁとっくに死んでますけど、私。」
「貴重な呪体やら人体やらにばかり拘る画家と、そういう画家の作品は好きじゃないです。特別な画材は否応無しに素晴らしい作品を産み出しますけど、その素晴らしさは素材の素晴らしさでしか無いし、描き手の技量を覆い隠してしまいますから。………画材の質に頼り過ぎた名作は、いずれ眼前に立ち塞がる壁となる。私の修練が『最高傑作になった身体』を超えられるまで、後どれだけの年月がかかるのやら。」 [END]
**来歴 故郷では名家として知られる衣川家の長女として生を受ける。 遠い先祖に呪術師が居た事もあり、郁子の身体もその血が齎した上質な魔術回路を宿していたのだが、疾うの昔に魔術から足を洗っていた衣川家の一員としては無用の才であった。 寧ろ一般社会において様々な怪現象を引き起こす彼女の力は周囲に嫌悪と忌避の念を抱かせる原因となり、生前は色々と幸薄い日々を過ごしていたと本人は語る。 絵を描く事のみが心休まらぬ生活の数少ない支えだったが、境遇故に題材も「死」を始めとする暗く陰鬱な物に偏り先鋭化されていった。 即ち、彼女が殺人浮世絵師となる基盤は生前に固まっていたのだ。
事件が起きたのは21歳の時。 念願叶い芸大生となった郁子は同級生の1人と親しくなり、やがて親友と呼べる関係に発展する。 しかし、女の正体は呪絵を専門とする魔術師。郁子に近付いたのも良質な"絵具"を確保する為に他ならず、ほどなくして郁子は自宅のバスルームで彼に惨殺される羽目になる。 薄れゆく意識の中、郁子は自身の身体に凶器を突き立て哄笑する元親友への憎悪────では無く、その身で直接"死"を感じ取った興奮と歓喜、そして湧き上がる情動を描き起こせない事への無念を抱きながら死を遂げた。
………その妄執を糧に怨霊化した郁子はキッチリと復讐を遂げ、その過程で「生物の血肉を画材とする表現技法」と「魔術を用いた"裏"芸術の存在」を知る。 幸いにも使われずに残されていた&ruby(自身の死体){良質な絵具}を使い、身を以て経験した"死"を全霊を尽くし表現した作品『井戸名所百人美女』は殺人芸術界を震撼させ、とある芸術家団体の接触に繋がった。 かくして生前には得られなかった適切な指導、そして共に高め合える仲間を得て修練に励み早数年。 郁子は一角の殺人浮世絵師として、既に死んだ身でありながら人生を謳歌しているのだった。
**性格 「怨霊」に共通の性質として、陰気・内向的・偏執的な人格を持つ。 取り分け強力な「上級怨霊」である事も相まって憎悪・恨みを始めとする濃密な負の感情を宿しており、魔術回路を持たない人間であれば念じるだけで呪殺出来る。 なのだが、普段は己を現世に留める為に怨念の大半を割いているので手出しさえしなければ危険性は低い。 寧ろ種族的特徴を差し引いた素の性格は常識的かつ仲間意識が強く、そして面倒見の良いオカン気質の持ち主。 批評や技術指導を求められれば丁寧に答え、優れていると感じた物は嫉妬もせず素直に褒める。 怨霊故に金銭や社会的地位を必要とせず、生理的欲求も持たない事もこうした性格を構成している模様。
とは言え、彼女のこうした一面が目立つのは「志を同じくする狂人達」に囲まれている点も大きい。 生前は家族を含め他者と真っ当に交流した経験が無く、加えて「死霊すらも殺し得る」彼女は同族の間でも恐れられる存在である。 端的に言えばコミュニケーション能力が殆どゼロに等しく、「展覧会のメンバー以外とはマトモに話せない」という点も仲間意識が強い理由の一つとなっている。 また内向的&偏執的な一面は創作活動の面でも遺憾なく発揮され、発表される作品の質の高さとして現れている一方で「作品が鑑賞者及び周辺環境に及ぼす被害」等には一切頓着しない芸術家にらしい偏屈さと無頓着さに繋がってもいる。 この程度は魔術絡みの芸術界隈において欠点にすら成り得ないのだが、彼女が「怨霊」である事を考慮すれば魔術社会ですらも説明不要の大問題となる。 郁子自身や殺された程度では死なない『ヴァンディミオン絶滅展覧会』正会員達の楽観的な姿勢が悪いと言われればそれまでなのだが。
仕事で絵を描く合間の気分転換に絵を描き始めるタイプの浮世絵師であり、鑑賞者の側に立つ事も大いに好む。 自身の作業が一段落すれば他者の作品を見に行く事が多く、呪絵の展覧会等にも頻繁に足を運ぶ。 取り分け鑑賞者に悪影響を与える類の絵を愛好しており、危険度の高い作品を前にすると俄かに色めき立ち興奮を隠さなくなる。 そんな趣味が原因で怨霊の身ながら幾度と無く"殺されて"いるものの、その度に憑代を介して復活している。 逆に苦手とする物はキリスト教・仏教を始めとした宗教画。これは種族的な問題であり、近寄るだけで猛烈な不快感が込み上げてくるのだとか。
**行動規範・行動方針 ありとあらゆる存在を引き込み、精神を塗り潰す芸術品の製作に全霊を注ぐ。 芸術品の鑑賞も大好きなので怨霊の癖に結構アクティブ。
**役どころ・コンセプトなど クレイジー怨霊画家。 亦の名をdbdのキラー。
*因縁キャラ [+][[とある展覧会にて>https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%f2%ee%c5%b4%bb%cd%b7%f5%c4%a1%20%2d%b9%e1%b9%c1%b6%a5%c7%e4%ca%d3%2d]] :[[ザック・ロクロイ>https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%b6%a5%c3%a5%af%a1%a6%a5%ed%a5%af%a5%ed%a5%a4]]| 自身が出品した作品を瞬く間に解析し、自身のみならず同行者達に及びかけた呪詛すらも無力化せしめたその手腕に興味を惹かれた青年。 展覧会のメンバーのみならず、部外者であろうと彼のように優れた人間の意見を聞く事は己の技術向上にも繋がるだろう。 ────と、その手腕を高く評価して作品の課題点を聞きたいと対話を試みた結果、絹を裂くような悲鳴をあげられた上に駆け付けた同行者達が臨戦態勢に入ったのでショックを受けながら退散し、1人さめざめと泣く夜を過ごす羽目になった。 「………明確な拒絶という物は、いつ向けられても悲しい物ですね。」
:[[ノーラン・ピービ・シプステッド>https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%ce%a1%bc%a5%e9%a5%f3%a1%a6%a5%d4%a1%bc%a5%d3%a1%a6%a5%b7%a5%d7%a5%b9%a5%c6%a5%c3%a5%c9]]| 過去に幾度か彼の作品を鑑賞した事がある為、実は存在を知っている相手。 分家とは言え名門の出身。相応しい才能と高度な教育を受けた事が伝わる作品の出来には素直な賞賛を向けている。 一方、作品を鑑賞し評価する存在─────即ち人間への興味・関心が微塵も伝わってこなかった点には少なくない落胆と行き詰まりの予感を感じ取ってもいたが、それを伝えた所で改善するとは思えず、そもそも面識も話す義理も無いのだった。 因みに彼の価値観は郁子を惨殺した元親友と酷似した代物だが、とうに肉体を失った今の郁子には何の関係も無い話である。
[END] *コメント 何故か琴線に触れた『ヴァンディミオン絶滅展覧会』。 射殺(トリガーハッピー)のセンスは身に付けられる気がしない。
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「」イダーです。
熟考の結果、既望マスターを春苑慈恩に決定しました。
よろしくお願いします。
編集依頼ということで了解しました
その旨を企画ページに反映しておきますね
反映しました
ご確認ください
リンク
こちらの登録をお願いします
登録時に
第2宝具の説明で「バーサーカとして召喚された場合には広域に破壊をもたらす宝具だったブラフマシラスも、攻撃を最小の範囲に留めるものになっている。」
のバーサーカをバーサーカーに修正していただけるとありがたいです
更新完了しました
ご確認ください
リンク
の登録と(ここに画像をお願いします)の部分へこの画像を追加して頂きたいです
画像1
よろしくお願いします
サリー・ホーナー、登録完了しました
ご確認ください
リンク
登録をお願いします
天埜衛純さんを登録しました
天魔聖杯戦争のNPCの項目と、マスター一覧ページのNPCの項目にも記載してあります
ご確認ください
確認しました
ありがとうございます
連日申し訳ありません
「天魔聖杯戦争のシナリオ」のページの『マスター』の項目の1番下に
こちらのファイルの中身の追加を依頼させて頂きたいです。
よろしくお願いします。
該当ページを更新いたしました。
ご確認ください。
確認させて頂きました。
連日ありがとうございます。
度重なる更新ですいません
クーマラのページをリンクの内容に変更お願いします
一部それなりに大きな変更がありましたので、独断で旧版を残しつつ更新しました。
全く不要であるということでしたらお申し付けください。
更新依頼ではないのですが、間違って不必要な画像をwikiにアップロードしてしまったため削除をお願いしたいです……
漫画のスクショのやつです 申し訳ない……
対応いたしました。
フルーフ
の登録と(ここにイメージ画像)の部分へこの画像を追加と
Extellaっぽいまとめの鉄の大洋の泥まとめに
|[[フルーフ]]|月の民|どこにもない|祝福されざる&ruby(フルーフ){呪い}の忌子。悪意ある呪詛を収束する中継機である、壊れた人形の如き少女。|
を追加お願いします
ただいま確認いたしました
対応いたします
対応完了しました
ご確認ください
ロザリア・ロンバルドの登録と
(ここにイメージ画像)の部分へこの画像の追加をお願いします
確認いたしました
真名隠しバージョンがご不要なのであればすぐに登録させていただきます
対応完了しました
ご確認ください
ドルト・ガラグの登録と、Extellaっぽい泥まとめ→珊瑚の海の泥まとめの月の民、エルナの直下の行に
|[[ドルト・ガラグ]]|月の民|“蒼”の王城・城下町|&ruby(ケトル・トランスポート){鼎水輸}所属の&ruby(ゴンドラ){画舫}乗りの一人。客は取らず、輸送を専門にした仕事人。~~話を聞くだけの、内輪の相談役。|
の挿入と、それに加えてエルナのページの因縁欄の1番下にこのtxtの中身の追加をお願いします。
長くなってしまいましたが、重ね重ね宜しくお願いします。
確認いたしました。
本日中に対応いたします。
対応完了しました
ご確認ください。
&align(center){''「旅立ちの日が来たる。───今度こそ我々に遍く救済を」''}
基本情報
【元ネタ】史実、オカルト
【CLASS】フォーリナー
【真名】ヘール・ボップ彗星
【異名・別名・表記揺れ】C/1995 O1、1997年の大彗星
【性別】男性
【身長・体重】160cm・50kg
【肌色】白 【髪色】銀に青とオレンジのメッシュ 【瞳色】極彩の虹
【外見・容姿】この世ならざる雰囲気の少年
【スリーサイズ】細め/細め/細め
【地域】宇宙、アメリカ合衆国カリフォルニア州
【年代】1995年~1998年、1970年代~1997年
【属性】中立・狂
【天地人属性】星
【その他属性】人型・神性・領域外の生命・非ヒト科・人類の脅威・天体・子供・浮遊
【ステータス】筋力:D 耐久:B 敏捷:EX(A~A++) 魔力:A 幸運:E- 宝具:A+
【クラス別スキル】
**領域外の生命(異):A
外なる宇宙、虚空からの降臨者。
邪神に魅入られ、権能の片鱗を身に宿して揮うもの。
オールトの雲という地球外の異界から降臨した小天体として保有している…ということらしい。
**神性:B
宇宙に潜む高次生命の先導者となり、強い神性を帯びる。
計り知れぬ深淵からの来訪者。その代償は、果てなき渇望。
*【保有スキル】
**可能性の闇:EX
ローマ皇帝の死、アステカ帝国の崩壊、近代社会の集団恐慌、人類救済の吉兆。
曖昧模糊な憶測と狂気が結実した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分を構成する実像も、実際には関わりのない虚像も、全てを一身に受け止めた凶星がヘール・ボップ彗星であり、現界したフォーリナーは「凶兆」と「可能性」の具現として振る舞う。
**星理晦冥:A
ダークネス・スターズ。
星理解明の反転スキル。ヘール・ボップ彗星の影をUFOと見做した陰謀論や終末論を利用した情報攪乱。
''情報隠蔽''、''情報錯綜''に類似した偽装スキル。宇宙機や天文学者などの英霊に対する特攻としても機能する。
**魔力放出(イオン):A++
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、それを放出することによって能力を向上させる。
フォーリナーの場合、放出するのはイオン化した彗星核の物質。いわゆるイオンの尾がスキルとなったもの。
時間あたりの向上倍率は小さいが、極めて効率が良く、長時間発動し続けることで、際限の無い出力強化が可能。
理論上、最大加速時のフォーリナーの移動及び攻撃速度は、亜光速にも達する。
*【宝具】
** 『&ruby(プロジェクト・ビヨンド・ヒューマン){此方眩き星よ}』
''ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:測定不能''
かつて遥か彼方より飛来した超巨大彗星を媒介として人類救済を実行する悍ましき悪性宝具。
凶星が放つ狂気の光は地上を昼間の如く照らし出し、人類が患う欲深い穢れた肉体という枷を打ち砕く。
今を生きる人類や人属性を持つ存在に対して特攻効果を発揮するが、それ以外の存在への効果は薄い。
理論上の展開時間は肉眼観測記録の18か月だが、抑止力の影響下では数分以上の発動は非現実的だろう。
*【解説】
1997年から1998年にかけて観測された大彗星。
1995年7月23日に天文学者のアラン・ヘールが、ほぼ同時刻にアマチュア天文学者のトーマス・ボップがそれぞれ別々に発見した。
その奇妙な偶然から2名の名前を冠してヘール・ボップ彗星と命名されたが、非常に輝くとされた予想を疑問視する専門家もいた。
そんな疑念を覆して1997年から18ヶ月間もの長期間に渡って肉眼で見えるようになり、近日点ではシリウスの次に明るい星と化した。
飛躍的に発展しつつあった当時のインターネット技術の影響から多くの人々を虜とし、その輝きで目を焼き付かせた『世紀の彗星』。
かのハレー彗星を上回る膨大な観測情報から得られた、ガス尾とダスト尾に次ぐ第三の尾であるナトリウムの尾や彗星から確認された有機物質など天文学上の画期的な新発見も多い。
しかし、このフォーリナーとして現界したヘール・ボップ彗星は前述したような天体ショーではない。
とあるアマチュア天文学者が撮影したヘール・ボップ彗星の画像の奥にぼんやりと光る謎の物体が写り込んだ。
後に観測上のミスと判明したが、その“未確認飛行物体”こそエイリアンの宇宙船であるという噂がオカルトマニアの間でまことしやかに囁かれた。
それに目を付けたのが宗教団体ヘブンズ・ゲートの教祖を務めるマーシャル・アップルホワイトであった。
宇宙人信仰と神智学と終末論を折衷した教義と魂の救済を謳ったが、共同設立者の死去を経て思想面において次第に尖鋭化を辿った。
彼はその“UFO”こそ「天の王国」から飛来した我らの救いの手であると説き、信者38名の集団自殺事件という最悪の結末を迎えた。
僅かな生き残りと元信者を残してヘブンズ・ゲートは事実上消滅となったが、それでも彼の狂気は大衆の心理に傷跡を遺している。
*【人物像】
〔データ破損〕
イメージカラー:深淵のコズミックブルー
特技:誰とでも仲良くなれる
好きなもの:白、善、理想
嫌いなもの:黒、悪、現実
天敵:[[昴星>泥天王寺のハービンジャー]]、[[踊り子>ロゼッタ]]、[[冒険者>ユリシーズ]]
願い:人類救済の遂行
【一人称】私 【二人称】〇〇さん 【三人称】我々
怪異イベント一覧
|青き月のお茶会|尊(潜在的荒神)|勲一等|濡羽城周辺・沿海部|妙に月が青く輝く夜に海辺を探索する。|月が青く輝く夜に、海辺を歩いていた貴方は奇妙な光景を目の当たりにする。~~入り江に置かれた大きなテーブルを囲んで幼い少女達が和気藹々とお茶会を開いているのだ。|
[+]青き月のお茶会
|場所|濡羽城周辺・沿海部|
|条件|月が青く光る夜に沿海部を探索し「秘密の入り江」を発見する|
|神階|尊(潜在的荒神)|
|位勲|勲一等|
|備考| 星辰など複数の条件が揃わない限り発生しない怪異であるため、一度遭遇した後は発生しない。まぼろし島的なレアイベント|
**段階1:お茶会への誘い
青い月明かりに照らされた海辺を彷徨いていると、貴方は岩陰に隠された「秘密の入り江」を発見する。
...もし、貴方が海岸周辺の地形を熟知していれば、ここが普段は存在しない異常な領域であると気付くだろう。
それでも、貴方が岩陰に潜みながら先に進むと、あまりにも奇妙な光景を目の当たりにする。
砂浜に設置された大きなテーブル...その上に並ぶ無数のポットやカップ、三人組段重ねのスタンドにはカシス味のマカロンやいちごのケーキにジャムとクロテッドクリームがたっぷり挟まったスコーンがたくさん。
そしてテーブルを囲んで和気藹々とお茶会を楽しむ幼い少女達。
貴方は隠れ潜みながら彼女達をじっくりと観察することが可能だ。
そうした場合、少女達は長い耳など「ウサギの生物的特徴」を持つことに気付く。
ただし、彼女達の会話に聞き耳を立てることは、波音に妨害されてか不可能である。
そうしている間に、貴方は少女達に発見される。
逃げようとしてもいつの間にか取り囲まれており、力尽くで突破するにはそれなりの労力を要するだろう。
幸い、彼女達は友好的に見え、こちらを害する意思は無いように感じる。
強行突破を行わなかった場合、貴方は「お茶会」に参加する事となる。
強行突破に成功し、逃走した場合、このイベントは終了する。
**段階2:「生まれてこのかたこんなバカバカしいお茶会はじめて!」
貴方は少女達に連れられてお茶会の席に着く。
どうやら歓迎ムードのようだ。
そして、貴方は少女達がどのような会話で盛り上がっていたかを知る事となる。猥談である。
それも、ただの猥談ではない。
ド級の猥談、ド猥談である。
幼く、可愛らしい、うさ耳の少女達がずっこんばっこんあっはんうっふんいんぐりもんぐりおまんこFEVER TIME!な猥談に花を咲かせていたのだ。
''「ザーメンの匂いの香水って販売されないかしら...あなたはどう思う?胸元にびちゃびちゃ振りかければあら不思議!一瞬でレイプされた後の絵も言えぬエモな匂いが広がるのよ!あぁイク!」''
''「おばかさん!出したて搾りたての薫りを再現できる企業なんて存在しないわ!レイプというものには鮮度があるのよ!鮮度が!」''
''「この前リアル貝合わせをしようと思い立ちましてね、そこら辺にいた立派なアワビさんをお股に当ててみたのよ!...うっかり膣内に挿入したら張り付くて取れなくなっちゃって散々だったわ!」''
貴方は思う「ヤバい」と。
だが、もう逃げられない。
貴方は淫ら極まりない地獄みてえな猥談に適当に相槌を行い続けるしかないのだ。
なお、猥談の最中にお菓子を勧められるが、決して食べてはいけない。媚薬が大量に混入されている為、食べたら貴方は快楽に悶え苦しむ事となるが、致命的な効果はない。
また、ピンク色のお茶を勧められることもあるが、決して、''決して''飲んではならない。
飲んだ場合、絶頂死、廃人化、異形変身化などの要因で即座にGAMEOVERとなる。
兎に角しつこくお菓子とお茶を勧めて来て無理矢理飲み食いさせようとするが、仮に貴方がとっておきの猥談を披露した場合、そっちに夢中になるので、これを安全に回避できる。
実体験で無くとも、R-18な内容で無くても、それなりにニッチな話題を生々しく語れば少女達は勝手に解釈して興奮して盛り上がってイくようだ。
**段階3:冒瀆の儀式が始まる
少女達の猥談合戦の盛り上がりが最大限に高まると、お茶会は次のステージへと移行する。
興奮がピークに達した少女達は服を脱ぎ捨て、おぞましき本性を顕とする。
白い肌は青白く変質し、海月の触手、蛸の触腕、蟹の鋏などに肉体の一部を変化させ、一斉に貴方に襲い掛かる。...一部の個体は触手を絡み合わせてのレズセックスに専心して此方には目もくれない。
本性を現した少女達は魔獣ランクの幻想種に匹敵する神秘を内包する。数は十〜二十体ほど。
直接戦闘能力はそこそこだが、厄介なのは領域外の生命特有の「概念触手による干渉」だ。
ねとぉ...と淫らな粘液に塗れた触手に触れた者は強烈な快感を受けて「魅了」されてしまう。サーヴァントであれば致命傷とはならぬものの「魅了」に弱い逸話を持つ英霊や人間は注意するべきだろう。
仮に貴方が触手による攻撃を受けてしまった場合は、魅了を受けるのみならず極端な乳房の肥大化や性別の変化、年齢の退行といった肉体改造を施される恐れもある。
軽微なものであれば時間経過で治癒されるが、短時間に何度も改造を行われると「人間の精神では耐えられないレベルの肉体改造」「肉体の肥大化により行動不可能となるレベルの改造」などが定着してしまいGAMEOVERとなる。
戦闘能力に長けたサーヴァントが1、2人ほど居れば殲滅は容易い。
速やかに殲滅できた場合、或いはこの場から逃げ延びることができた場合、このイベントは終了する。
その場にとどまり続け、殲滅に時間が掛かった場合、第四段階へと移行する。
**段階4:降臨
冒瀆的な&ruby(乱行パーティ){性儀式}は止まる事を知らず、貴方は飛び散った粘液に身体を蝕まれなからも何とか少女達に対抗していた。
ふと、貴方は海に目を向けた。直感的に感じたのだ。
そこから、何かが、来るのだと。
それは少女達の絶頂のリズムに呼応するかのように、海底より突然現れた。
それはショッキングピンクのロングヘアに赤い瞳、不釣り合いなほどに豊満な乳房を持つ少女に見える何かである。
愛らしく、魅力的な少女。上半身だけならば。
そして、少女は陸に上がろうとして「下半身」を顕にする。
「腰から下が蛸、海月、蟹などの海洋生物が混ざり合い、蠢く異形。そして快楽を貪らんと粘液を滴り落とす&ruby(おまんこ){牙を持つ膣}...」
『芒洋の淵源』と称される深淵の邪神、その憑代となりしものが『供物』...つまり『貴方』を喰らう為に此処に降臨した。
それは深淵の邪神そのものには遠く及ばぬが『快楽』を糧として『神化』した結果、神霊サーヴァントに亜ぐ存在として成立している。
撃退するにはその巨体を一撃で葬り去れる『大火力』を持つサーヴァントが必要であろう。具体的には『大海魔』を倒せるレベルの。
撃退した場合、このイベントは終了する。
イベント終了後、貴方は青き月の輝きに目が眩み、次に目を開けた時は...濡羽城近くの海辺に佇んでいた。
再び岩陰を捜索しても「秘密の入り江」が見つかることはない。
狂ったお茶会は終わり、海風は静かに熱った貴方の身体を冷ますのだった。
**元ネタ:[[狂ったお茶会>狂奔茶海淫獄 ボストン・マッドティーパーティー]]& [[『芒洋の淵源』>マーチヘア〔喪失帯〕]]と称される深淵の邪神...&color(#ffffff){ヴーゾムファ}の性儀式
なにこれ。
[END]
対応しました!
申し訳ありません、先程「ディオニュシオス1世〔キャット〕」「ディオニュシオス1世〔ユール・キャット〕 」という名称の記事を作成・投稿したのですが、何故か「ページが見つかりませんでした」と表示されるばかりで正常に起動しません。
両ページの削除をどなたかお願い出来ますでしょうか?
記事2つの削除を行いました
確認をお願いします
>> 46
確認出来ました!
どうもありがとうございました。
記事作成の件で幾つか情報共有したいことがあります
可能であればスレにお越しください
無理そうならこちらでも大丈夫です
以下のキャラクターのページ作成と、香港競売企画の『ヴァンディミオン絶滅展覧会』の「歌川国貞子」の部分にリンク作成をお願いします。
*基本情報
【氏名】&ruby(きぬかわ){衣川}&ruby(いくこ){郁子}
【性別】女性
【怨霊歴】7年(享年21歳)
【出身】日本
【身長・体重】154cm・--kg
【肌色】青白【髪色】黒【瞳色】蒼色
【スリーサイズ】73/55/72
【外見・容姿】長い黒髪で口元以外の顔全体を覆い隠した、生気の無い青白い肌……というか半透明な身体の女性。
【属性】混沌・中庸
【起源】『澱む』
【所属】『ヴァンディミオン絶滅展覧会』
【階位・称号・二つ名】『&ruby(うたがわ){歌川}&ruby(こくていし){国貞子}』、「コーポ███の怨霊」
*魔術・特殊技能・特性など
**&ruby(メイジゴースト){上級怨霊}
高い魔術的素養、そして膨大な怨念を兼ね備えた人間が死後稀に変性する&ruby(ゴースト){死霊}の上位種。
生前と殆ど変わらない明確な思考と自我を持ち、一般的な悪霊を遥かに凌ぐ霊障を引き起こす。
郁子の身体は偶発的に上質な魔術回路を有していたのでこれに該当し、現在は「自身が描き上げた作品」を楔として現世に留まっている。
怨霊としての"郁子"はポルターガイストを用いて筆を執り、描き上げた「作品」を介して&ruby(ファン){鑑賞者}の元へ瞬間移動し、更には食事・睡眠等の肉体維持に必要な作業時間すらも創作に費やす事が可能。
副次効果として、自身が宿る「作品」が&ruby(・・){全て}破壊された時点で消滅するリスク付きで仮初めの不滅を手に入れてもいる。
──────しかし郁子は怨霊である前に1人の画家、それも肉体を失って尚絵を描き続ける程の執念を持った芸術家である。
肉体的に死んだ程度では「魂を宿し、己を現世に繋ぐ楔となった呪画」を描き上げたその腕前は損なわれておらず、寧ろ死後も積み重ねた修練により更なる高みへと至っている。
これによって理論上は際限無く"&ruby(さくひん){楔}"を増やす事が可能になった……のだが、技術の向上に伴って郁子自身の要求水準も跳ね上がっており、「作品」として認められる呪画の増殖効率は加速度的に低下している。
下手に妥協すると「画家としての高みに至る」という現世に留まる為の"動機"諸共自我が消失しかねないため克服の余地も無く、現在は年に数枚程度の頻度でしか増殖出来ていない。
**輪死廻画法
「鑑賞者を絶命せしめる"美"の極北」を創り上げるべく、郁子が練り上げた&ruby(・・・・){表現技法}の極致。
絵画の中に生きとし生ける者への呪詛と"死"の要素を無数に内包した極小世界を描き上げ、見た者の精神を内部に引き込み死に至らしめる。
用紙に書き込んだ術式等の魔術的要素に加え、配色や筆遣い、筆に籠めた作者の想い等を始めとした"芸術的な"モチーフの組み合わせも用いて鑑賞者が認識可能な「生の可能性」を入念に潰し、最終的に"死"という結論のみを齎す&ruby(さくひん){極小世界}は生者のみならず死者やその残留思念すらも強固に捕え、完全に消滅させてしまう程の精度を誇る。
対策処置を取れば即死は免れるものの、一度脳裏に刻まれた"死"は「白い服を着た女の幻覚」として鑑賞者の視界に現れ続ける為その場しのぎにしかならない。
一見すると東洋呪術における「呪層界」に酷似した殺意溢れる技法だが、その根底に在るのは作者自身が自死を経て見出した「死への称賛」に他ならず、鑑賞者に対する悪意や害意は含まれていない。
郁子は&ruby(シリアルキラー){快楽殺人者}では無く芸術家であり、ただ自らが「死」と言う題材に触れて抱いた心の情動をそのまま表現しているに過ぎないのだ。
過ぎないのだが、「死」その物を表現する力と「死」を賛美する想いが強すぎる余り結果として多くの鑑賞者を死に誘ってしまうのだ。
因みに万全の性能を発揮するのは郁子が手ずから描き上げた「原版」に限られ、写しや複製品となると出力は大幅に低下する。
精々が鑑賞者や周囲の空間に呪詛を齎す程度に弱体化した物は専門家の手による管理・販売が可能となるため、魔術社会に出回っている彼女の作品は殆どがコピー品である。
*礼装・装備など
**『井戸名所百人美女』
百通りの方法で死亡した白い服の女性が古井戸に捨てられた様子を描いた百枚組の浮世絵。怨霊化した"郁子"が憑代とする作品の1つ。
『輪死廻画法』を用いて描き上げた作品の中でも最高傑作と名高く、数年前に開かれた「第137回殺人美術展」では来場者の7割という記録的なキルスコアを叩き出した。
絵具に郁子本人の血肉が使用されているせいか濃密な怨念を帯びており、出力の低下した「複製版」でさえも幻覚を始めとした様々な後遺症を鑑賞者に齎す特級呪物。
危険性の高さ故に焼却処分されかけた「原版」は作者自身が回収しアトリエに保管しているが、少数の複製版は現在もごく一部で出回り例年犠牲者を増やし続けている。
**『歌川国貞子作品集 ミニポケットアルバム版』
自身の作品に宿り、作品に縛られた郁子が外出用に作成したポケットサイズの浮世絵集。何処でも手軽に持ち運べる。
原版未満とはいえ郁子の憑代と成り得るクオリティーの結構危険な呪物。
**アトリエ
N県某所に存在する荒れ果てた廃アパート。郁子が犠牲者となった惨殺事件と多発する霊障により、現在の住人は郁子1人。
内部には郁子が描き上げた「作品」の数々が保管されており、友人の名義を借りて元の所有者から土地ごと買い取ったので部外者の立ち入りは禁じられている。
………にも関わらず、「心霊スポット」として比較的有名なせいで肝試しや廃墟マニアの連中がしばしば訪れるのが悩みの種。
中には置かれた「作品」を盗もうとする阿呆も居るが、そうした人間の殆どは「怨霊として」対処した郁子の手にかかり惨たらしい死に様を遂げる。
*外見・人物像
地面に擦りかねない程に長く伸びた黒髪で顔の大半を隠し、口元だけを覗かせた不気味な女。
黒色のロングワンピースを着用しており、周囲にはドス黒い靄のような何かを漂わせている。
僅かに見える肌は意外と若々しいが、一切の生気を感じられない程に青白い。
生前、そして死後に素顔を見た友人曰く「彫刻の如き端正かつ怜悧な美貌」を有しているらしく、当人も否定しないのだが生存者が少ないので真偽は不明。
その正体は現世に留まり生者に祟りや災いを齎す怨霊にして、鑑賞者を絶命せしめる死の芸術展『ヴァンディミオン絶滅展覧会』の正会員。
「鑑賞者の精神を塗り潰す、肉体的な現象に留まらない"死"の表現」をコンセプトとし、生者のみならず死霊すら殺し得る稀代の殺人浮世絵師なのだ。
イメージカラー:くすんだ黒
特技:浮世絵描き、呪殺、霊障を引き起こす事、鑑賞者の元に瞬間移動する事
好きなもの:絵を描く事、人が死ぬ姿を見る事、臨死体験、展覧会の仲間達、作品の批評会、芸術鑑賞
苦手なもの:無意味な殺生、作品を粗末に扱われる事、洗礼詠唱、派手な外見の奴、強気な性格の奴
天敵:経文、高位の聖遺物
願い:あらゆる鑑賞者に"死"を齎す芸術の極北をこの手で創る
【一人称】私【二人称】君/オマエ【三人称】○○(人名)
**台詞例
[+]
「良い作品を描くコツ、ですか。……まずは我々が鑑賞者に齎さんとしている"死"に触れて、自分なりの解釈を確立させるのはどうでしょうか?~~"死"という物は自身の物であれ他人の物であれ刺激の強いものですから。それに惑わされず本質を掴めたなら、自然なアイデアがきっと浮かんで来るでしょう。」
「うぅん……この作品が齎す"死"は痛みと不快感が強過ぎないですか?これだと鑑賞者に本質を伝えられないかも……まぁ私も"死"を美化し過ぎだって言われちゃったんですけどね。」
「家や作品を汚されるから嫌なだけで、別に五月蠅い奴自体は嫌いじゃないです。~~生命力に溢れた人間は見てて面白いし、そういう連中の仕留め方を考えるのも思わぬ着想に繋がりますから。」
「結構良い所ですよね、絶滅展覧会って。芸術には真摯な方々ですし、滅多な事で死なないから遠慮無く作品を見せ合って批評を貰えるし。~~あの人達と話してる時に一番生きてる実感が湧くんですよ。まぁとっくに死んでますけど、私。」
「貴重な呪体やら人体やらにばかり拘る画家と、そういう画家の作品は好きじゃないです。
特別な画材は否応無しに素晴らしい作品を産み出しますけど、その素晴らしさは素材の素晴らしさでしか無いし、描き手の技量を覆い隠してしまいますから。………画材の質に頼り過ぎた名作は、いずれ眼前に立ち塞がる壁となる。私の修練が『最高傑作になった身体』を超えられるまで、後どれだけの年月がかかるのやら。」[END]
**来歴
故郷では名家として知られる衣川家の長女として生を受ける。
遠い先祖に呪術師が居た事もあり、郁子の身体もその血が齎した上質な魔術回路を宿していたのだが、疾うの昔に魔術から足を洗っていた衣川家の一員としては無用の才であった。
寧ろ一般社会において様々な怪現象を引き起こす彼女の力は周囲に嫌悪と忌避の念を抱かせる原因となり、生前は色々と幸薄い日々を過ごしていたと本人は語る。
絵を描く事のみが心休まらぬ生活の数少ない支えだったが、境遇故に題材も「死」を始めとする暗く陰鬱な物に偏り先鋭化されていった。
即ち、彼女が殺人浮世絵師となる基盤は生前に固まっていたのだ。
事件が起きたのは21歳の時。
念願叶い芸大生となった郁子は同級生の1人と親しくなり、やがて親友と呼べる関係に発展する。
しかし、女の正体は呪絵を専門とする魔術師。郁子に近付いたのも良質な"絵具"を確保する為に他ならず、ほどなくして郁子は自宅のバスルームで彼に惨殺される羽目になる。
薄れゆく意識の中、郁子は自身の身体に凶器を突き立て哄笑する元親友への憎悪────では無く、その身で直接"死"を感じ取った興奮と歓喜、そして湧き上がる情動を描き起こせない事への無念を抱きながら死を遂げた。
………その妄執を糧に怨霊化した郁子はキッチリと復讐を遂げ、その過程で「生物の血肉を画材とする表現技法」と「魔術を用いた"裏"芸術の存在」を知る。
幸いにも使われずに残されていた&ruby(自身の死体){良質な絵具}を使い、身を以て経験した"死"を全霊を尽くし表現した作品『井戸名所百人美女』は殺人芸術界を震撼させ、とある芸術家団体の接触に繋がった。
かくして生前には得られなかった適切な指導、そして共に高め合える仲間を得て修練に励み早数年。
郁子は一角の殺人浮世絵師として、既に死んだ身でありながら人生を謳歌しているのだった。
**性格
「怨霊」に共通の性質として、陰気・内向的・偏執的な人格を持つ。
取り分け強力な「上級怨霊」である事も相まって憎悪・恨みを始めとする濃密な負の感情を宿しており、魔術回路を持たない人間であれば念じるだけで呪殺出来る。
なのだが、普段は己を現世に留める為に怨念の大半を割いているので手出しさえしなければ危険性は低い。
寧ろ種族的特徴を差し引いた素の性格は常識的かつ仲間意識が強く、そして面倒見の良いオカン気質の持ち主。
批評や技術指導を求められれば丁寧に答え、優れていると感じた物は嫉妬もせず素直に褒める。
怨霊故に金銭や社会的地位を必要とせず、生理的欲求も持たない事もこうした性格を構成している模様。
とは言え、彼女のこうした一面が目立つのは「志を同じくする狂人達」に囲まれている点も大きい。
生前は家族を含め他者と真っ当に交流した経験が無く、加えて「死霊すらも殺し得る」彼女は同族の間でも恐れられる存在である。
端的に言えばコミュニケーション能力が殆どゼロに等しく、「展覧会のメンバー以外とはマトモに話せない」という点も仲間意識が強い理由の一つとなっている。
また内向的&偏執的な一面は創作活動の面でも遺憾なく発揮され、発表される作品の質の高さとして現れている一方で「作品が鑑賞者及び周辺環境に及ぼす被害」等には一切頓着しない芸術家にらしい偏屈さと無頓着さに繋がってもいる。
この程度は魔術絡みの芸術界隈において欠点にすら成り得ないのだが、彼女が「怨霊」である事を考慮すれば魔術社会ですらも説明不要の大問題となる。
郁子自身や殺された程度では死なない『ヴァンディミオン絶滅展覧会』正会員達の楽観的な姿勢が悪いと言われればそれまでなのだが。
仕事で絵を描く合間の気分転換に絵を描き始めるタイプの浮世絵師であり、鑑賞者の側に立つ事も大いに好む。
自身の作業が一段落すれば他者の作品を見に行く事が多く、呪絵の展覧会等にも頻繁に足を運ぶ。
取り分け鑑賞者に悪影響を与える類の絵を愛好しており、危険度の高い作品を前にすると俄かに色めき立ち興奮を隠さなくなる。
そんな趣味が原因で怨霊の身ながら幾度と無く"殺されて"いるものの、その度に憑代を介して復活している。
逆に苦手とする物はキリスト教・仏教を始めとした宗教画。これは種族的な問題であり、近寄るだけで猛烈な不快感が込み上げてくるのだとか。
**行動規範・行動方針
ありとあらゆる存在を引き込み、精神を塗り潰す芸術品の製作に全霊を注ぐ。
芸術品の鑑賞も大好きなので怨霊の癖に結構アクティブ。
**役どころ・コンセプトなど
クレイジー怨霊画家。
亦の名をdbdのキラー。
*因縁キャラ
[+][[とある展覧会にて>https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%f2%ee%c5%b4%bb%cd%b7%f5%c4%a1%20%2d%b9%e1%b9%c1%b6%a5%c7%e4%ca%d3%2d]]
:[[ザック・ロクロイ>https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%b6%a5%c3%a5%af%a1%a6%a5%ed%a5%af%a5%ed%a5%a4]]|
自身が出品した作品を瞬く間に解析し、自身のみならず同行者達に及びかけた呪詛すらも無力化せしめたその手腕に興味を惹かれた青年。
展覧会のメンバーのみならず、部外者であろうと彼のように優れた人間の意見を聞く事は己の技術向上にも繋がるだろう。
────と、その手腕を高く評価して作品の課題点を聞きたいと対話を試みた結果、絹を裂くような悲鳴をあげられた上に駆け付けた同行者達が臨戦態勢に入ったのでショックを受けながら退散し、1人さめざめと泣く夜を過ごす羽目になった。
「………明確な拒絶という物は、いつ向けられても悲しい物ですね。」
:[[ノーラン・ピービ・シプステッド>https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a5%ce%a1%bc%a5%e9%a5%f3%a1%a6%a5%d4%a1%bc%a5%d3%a1%a6%a5%b7%a5%d7%a5%b9%a5%c6%a5%c3%a5%c9]]|
過去に幾度か彼の作品を鑑賞した事がある為、実は存在を知っている相手。
分家とは言え名門の出身。相応しい才能と高度な教育を受けた事が伝わる作品の出来には素直な賞賛を向けている。
一方、作品を鑑賞し評価する存在─────即ち人間への興味・関心が微塵も伝わってこなかった点には少なくない落胆と行き詰まりの予感を感じ取ってもいたが、それを伝えた所で改善するとは思えず、そもそも面識も話す義理も無いのだった。
因みに彼の価値観は郁子を惨殺した元親友と酷似した代物だが、とうに肉体を失った今の郁子には何の関係も無い話である。
[END]
*コメント
何故か琴線に触れた『ヴァンディミオン絶滅展覧会』。
射殺(トリガーハッピー)のセンスは身に付けられる気がしない。