慶応ラグビーファンの皆様
まだ異常な暑さの余韻が残る今日この頃ですが、待望の大学
ラグビーの季節がやってきました。先週の開幕戦から強豪校の
激突が繰り広げられファンの血を熱くさせてくれています。
我が慶応は青学相手に不完全燃焼ながら勝ち点を確保しましたが、
最も印象に残ったのは筑波・明治戦での筑波の頑張り。菅平の練習
試合では後半の猛攻で見事に勝利を収めた筑波が、本番で再び残り
2分で明治を逆転し貴重な金星を獲得しました。
もともとポテンシャルの高い選手が揃ったチームですが、大きくて
強いFW・決定力の高いBKこれに加え冷静に戦略を進めるHB陣と
良いところが全て出せ、主将・副将不在で力を出し切れない明治を
最終的に上回りました
しかし問題は2週間後9月28日の慶応・筑波戦です。現段階での比較
では残念ながら7・3程度で筑波有利と言わざるを得ませんが、今回の
試合で100%の力を出し切った感のある筑波が2週間後の慶応戦までどの
位の伸びしろを残しているか、一方青学戦で50~60%だった慶応がこの
2週間でどの位そのチーム力を上げ筑波に肉薄するか?
私見ながら、勝敗を大きく左右するのがHB陣の戦略・出来ではないかと
思量します。筑波は高橋・楢本とほぼ完ぺきな布陣で、楢本は基本的に
キックを多用し慶応陣を背走させエリア確保・チャンスメイクを図って
来ると予想します。その時慶応はどのようなカウンターを準備するか、
間違っても楢本のキックにつられ筑波の土俵に引き込まれることの
ないように祈るばかりです。
ラインアウト・スクラムetc細かいことも多々ありますが、基本はいかに
慶応の強みを引き出し自分の土俵で試合をするかではないかと思います。
この2週間での大きな成長を期待したいものです。
慶応ノーサイド倶楽部 幹事
六甲おろし