海と花束BBS

カジオの小説置き場 / 21

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seller♪☆ 2026/05/22 (金) 00:14:01

あの時お兄さんが言っていた言葉が印象的だったため、これはぜひ文章に起こそうと私は決めた。

ごはんを食べ終わり今、フードコートで高速に文字を打ち込んでいる真っ最中だ。

フードコートだと思っていたけれど私がいた場所は暗い暗い海の底、函館トンネルの中だった。

「そうじゃない!青函トンネルだ!」

思わず声がした方を見るとあのおじさんだ。北里柴三郎だ。

たぶんさっきのおじさんとは別の人だ。

トンネルの中で北里柴三郎が何人も泳いでいた。

それから福沢諭吉に渋沢栄一に。

同じ顔の人がたくさんいた。

周りには菊や桜、木に稲など色々な植物が咲いていて、トンネルの外には平等院鳳凰堂いくつも見えた。

この奇妙で美しい景色を眺めながら私はそっと筆を置いた。

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