名前なし
2025/09/20 (土) 07:39:18
a4cfa@19abc
WTと直接関係ない話なんだけど、大戦期の日本戦車のAPはなぜAPHEしか作らなかったんだろ?被帽、風帽の発想がなかったんかな?予算、技術の問題?
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日本海軍にはAPCBCやらSAPCBCやらいろいろあるから、戦車にAPCBCが無かったのは予算・資源不足な気がする
被帽、風防に使う軽金属の節約って聞いたことありますね
単純に優先度低かっただけな気がする
開戦時に用意してた戦車は仮想敵が良くてノモンハン水準なのでそれで十分だったとか?歩兵に交じって陣地攻略とかするにはAPCRとかより榴弾沢山積みたいし
当時主力の小口径砲だとあんま恩恵がないんで採用がなかった。大戦が始まってから独ソの戦車戦の研究や、英米の火砲の研究でAPCやAPCBCの試作と試験してるけど結局採用までは進まなかった。
よく理由として「資源節約」や「生産性の低下」が挙げられるけど具体的な一次資料を見たことがない。そもそもAPHEはAPに比べて遥かに高価かつ生産性が悪いんで、それが理由なら初めからAPが主力になってたんじゃないかな。実際、英陸がAP系なのは議会が金のかかるAPHEを嫌ったからってのも理由の一つだし。ソ連も大戦初期は純粋なAPHEを使ってて大口径の75mmが主軸になってからキャップ付きが増えた記憶。だから、日本の場合「初めは必要とされなかった」でも「後になって必要になったけど優先度が低かった」が理由になるんだろうか
パッと思いつくのは対戦車戦闘ではなくてトーチカや装甲化された火点を撃つためにAPHEを選んだとかじゃないか?
やろうと思えば金は国民や植民地からいくらでもかき集められただろうけど資源は制裁でカツカツだったし APに火薬いれてるのもかかるコストよりもくり抜いた分金属節約できるじゃんと考えている可能性が微レ存
こういう話はTwitter(旧:X)の“えすだぶ”さんにマシュマロで質問してみると良いよ。古くから火砲について個人研究してらっしゃる凄い人なので
あの人未だに20年前のゲーム(BF1942)のmod作ってるからな...頭おかしい(誉め言葉)
単純に比較はできないんだろうけど金属の塊から弾心を作るAPと比べて、APHEは弾心に炸薬を充填する空間を作るために工数がふえそうなんだけど、そうすると時間当たりの生産数に響いて単価が上がりそう。鋳造とかで弾心作ってるなら、炸薬充填部分の貴金属を節約できるし工数も増えないから材料費の分より安価で作れるのかな?
鋳鉄は徹甲弾にしたら簡単に潰れて使い物にならなそうだけど詳しくないからそこんとこよくわからん…。鋳造製品には内部の熱を取り除くために自然冷却する工程があってこれが短すぎると強度が落ちる。鍛造やプレスと比べれば当然強度は落ちるから砲腔圧に耐えられるように弾頭は肉厚になるし、中身の炸薬も必然として減るわけだ。鋳鉄は強度と精度が要求される弾頭にはあまり向いてなさそうだね
四式徹甲弾がそもそもAPHEではなくてAPって話がありまして… 炸薬の入った一式徹甲弾よりも高い貫通力を目指したのが四式徹甲弾でしたが、この惑星はどういうわけか炸薬が入ってる
表記の問題なんだろうけど、アメリカの76ミリ砲とかで使えるM62弾はAPHECBCなのにAPCBC(炸薬がない)と表記するくらいには弾薬の認識がガバガバ。
旧帝国陸軍の主力はチハだけど開発当初は対戦車戦闘想定されてないから直接照準で装甲目標を貫徹する対戦車砲(弾)自体が無い、ドイツは高射砲を転用して対戦車砲として使ってたけど日本の実戦で投入した対戦車砲は47ミリ砲からで75ミリ(短砲身)砲やホロの150ミリ砲とかは旧式化した臼砲や野戦砲の転用で榴弾が装甲目標に対してもある程度有効だったから使ってただけで対戦車を想定して開発、実戦投入した対戦車砲は実質47ミリ砲しか無い(長砲身75ミリ砲や100ミリ砲は年間一桁門しか生産してないし本土から出てない)、後に成形炸薬の技術供与で開発された”タ弾”で旧式砲でも対戦車戦闘に対応にしてるけど数が足りてないし