ウェスタ
プロローグと、この3話のところでカウボーイがガラテアを追ってきて再会する教会は「ウェスタのはずれ」にある名もなき村らしい。名もなき、は修辞句ではなく「その村には名がなかった」と書かれている。
教会は建てても村には名を付けないような事情を一瞬、想像したけど、そこはとくに理由はないだろう。昔の戦さの落人の隠れ里とか。
ではなくって、ウェスタという地名は『スターダンス』由来だが『スターダンス』と直接にこの世界の歴史が続いているとはかぎらない。ライスタシリーズの間にもすでに、カンフーのいきさつなどはパラレルになっているようだった。ゲームごとに新しい設定で全然構わないのだけど、スターダンスの伝説と、タキオンやカンフーの悲劇の伝説くらいは残っている地方ではあるんだろう。
通報 ...
ウェスタという地名はマーザンやタナティアほど後のゲームに活用されなかったようだが、ヘビーレインズの文中で四つの国のうち王家が残っているのはマーザンだけのようなことが語られるのは、ウェスタはタキオン以来王家が滅亡したエピソードを踏まえているんだろうと思う。タナティアや、ヤハンの国体がどうだろうとどうだっていいだろう。
最近、ライスタの敵クラスの情報を整理しかけていて、この頃の「ゴート兵」のユニット画はウェスタ兵の流用だけど、ヘルメットの「W」のしるしはそのままに気にしていないのが逆に面白い気持ちになっていた。WestのWには思えるが、ゴート兵としては山羊か何かのシンボルに見立てられているとか……でも面白いな。
ガラテアの齢
ガラテアの生い立ち、発端になったサクラとの最初の出会いと旅立ちからここで十年経過したことが言われるがプロローグでは教会でピアノ弾いている彼女のことは「少女」としている。十年経ったけど少女だ。
王女ピアニストとしてちやほやされている頃には、六つとか八つでもその話はありそうに思う。王女様語で鷹揚な口のきき方はしているけど、幼さのわりにむしろ礼儀はしっかりしているくらい。その歳なら、芸術家として自意識の目覚めるには早いといっていいだろう。その狙いでやってくるサクラが残酷なくらいだ。
当初十五くらいとしても、二十五歳くらいの女性を「少女」と書くことは文脈によってなくもない。AM世界の人達はわたしらが思うようなペースで歳を取っているともかぎらず、少女は少女だ。
教会のエピソードから遡って十五年前がカウボーイとの初めての出会いで、幼児のカウボーイをピアノを弾いてあやしている。転んで泣いているカウボーイの方はあまり上下の幅がなく三、四歳くらい……と、思いたいだろう。ガラテアがそれよりお姉さんの素振りをしているので五、六歳として、現在二十前後。
「少女」呼びするのに二十歳を年限にしなければならないとは限らないと昨日かいたけど、作中の叙述からしても物語の始まり時点で下限が十九くらいだったか。