アイスをもとめて
完結まで一気に
動物っぽさを出そうとしたら謝罪をさせることになってしまったので一気に
1話>> 6
2話>> 18
あまりの涼しさについ猛スピードで小屋に入る三人
誰かいる・いないに関わらずとにかく涼みたかったのだ
「あら、いらっしゃいませ~」
とどこかで聞いた甘い声がかかる。ピーチパンサーだ
「あ~っピーチパンサーなのさ!」
「ここでよかったんですね。よかったです」
「よぉ」
軽く挨拶を済ませた三人。まずはカニクイアライグマが
「ところでなんでこんなところに移転なのさ?」
と聞いてみる。
「はい、その件はですね…」
…
「つまり、食べ物関連ってことだったんですね。」
「そうなんです。」
ピーチパンサーいわく、
暑さが原因でショップにある食べ物が劣化・腐敗してしまう可能性がある
とスタッフから声がかかり、暑さが引くまでこの小屋をつかってほしいとのことらしい
大きめな冷蔵庫もあり、いろいろなものを冷やしておけるそうだ
「つまりアイスもあるってことなのさ!?食べたいのさ~」
アイスを待ちきれなそうなカニクイアライグマをよそに、ハゲワシが少し喋りづらそうに口を開く
「あー…そうだ、そのことなんだが…
二日前、おにぎりを買ったフレンズって、俺以外にいるかな?」
「確かいませんけど…まさか…」
何か察したピーチパンサー。何事?と思ってるカニクイアライグマに解説するようにオジロスナギツネが推測を述べる
「…腐ってました…?」
「ごめんなs…」
謝ろうとするピーチパンサーの口をハゲワシがふさぐ
「待て待て聞いてくれ。」
「俺、体質かちょっと悪いもんでも腹は壊しづらいんだ
ただちょっと…この体になってからは「わかる」ようにはなっちまったんだよな、味の違いが」
ハゲワシは続ける
「でも、よかったぜ。腹が弱いやつがくっちまわなくてさ」
少し冷静になったが責任を感じるピーチパンサーが
「それでもごめんなさい…私が気づけば…」
「おいおい、くって気づいた時はあんたの腹もアウトだぜ?
それでも謝りたいって言うなら…」
「とびきりうまい味のアイスをくれよ!」
ハゲワシが満面の笑みを見せる。それにつられてピーチパンサーも笑顔になる
「はいっ!」
「私もそれにするのさ!」
「じゃあ私もそれで」
カニクイアライグマとオジロスナギツネも食べるアイスが決まってご満悦だ
「はい、お待たせしました~」
ピーチパンサーがもってきたのは、カップアイスだった
中身は薄い茶色というべきか、チョコとは違う色のアイスが入っている
「カップもいいですよね」
「これは何味なのさ?」
「これはですね、「キャラメル」になってます~」
「「きゃらめる?」」
なんだそれはと首をかしげるハゲワシとオジロスナギツネ。だがカニクイアライグマは違って
「きゃらめるは…確かあのかたいような、やわからいような…
とにかく一度食べたことがあるのさ!」
一度食べたことがあるらしい。アウトドア派の良い場所なのさと自慢気に話した
「あえて味は伏せるのさ!さ、食べるのさ~!!」
「それじゃ…」
「「「いただきまーす!」」」
と三人はそれを口に運ぶ
「お味はどうです?」
「「「おいしーい!」」」
おいしいようだ。新鮮な味!といった顔を、一度食べたらしいカニクイアライグマも含めてしている
「なんというか、チョコとは違う感じの「苦いようで甘い」ですね」
「本当のキャラメルとはちょっと違う感触で新しいのさ~」
「…これ、好きだな、俺」
反応は上々だ
時は流れ、沈みゆく陽が当たりをオレンジに照らしていた
「さすがにちょっとは涼しくなりましたね」
外に出てみて、下がった気温に安心したオジロスナギツネ
「うぅ、ちょっと食べすぎたのさ…」
微妙に食べすぎたらしいカニクイアライグマ
「じゃあ、俺はこれで。ありがとうな、ピーチパンサー。ついでに二人も
おみやげのキャラメルアイスはブチハイエナにあげるさ」
「「バイバーイ」」
飛んでいくハゲワシに二人は手をふる
「たまには外を出歩くのは悪くないですね」
「まぁ、ほとんど夏ショップの中にいたんだけど、なのさ~!」
「「ハハハハハ!」」
夏のとある一日だった
おしまい

ハゲワシが出てきたときは唐突な感じしたけど
そういうことだったのね~
なるほどですのだ
ピチパン露店が暑すぎというのは
今日の唐突なログインストーリーの予言にもなってる!?