みなさんこんにちは
どんよりとした窓外は既にこらえきれずにぐずりだし、舗装路面を漆黒に映しだしました、秋の雨は来るべく冬への階段を一段進んだことを教えてくれます。
さて、土曜日は「翌日に控えた秋季大会の様子や如何に」といったことで月形皆楽公園沼へ偵察に行ってきました。
大沼側からモジリのチェックを進めていき、小沼に到着しました。
特段何処も決め手になるようなモジリもなくって、先週壊滅的だった小沼の「どれぐらい駄目なのか」を確認するつもりで中洲の先端2座目北村向きで18尺を振ることにしました。
「ジャミデジャミで」と『名にしおう小沼』だったのですが、ままっそこそこジャミはいますが、ジャミ自体の大きさはそんなに大きくなくって、「ウグイでウキをひったくられる」なんてことも殆ど無く、「ウキの下にへらを入れることができれば十分に・・・」ってな序盤の印象でした。
ただ、大会の偵察でありますれば「とりあえずは無いな」とも感じておりました、仕方が有りません120ccの水でできるグルマッシュを3ボール打たされてノーへらだったのですから。
一方で、3ボール目の最後の10投ほどに微かな予感が有りました。
「なんかへらっぽくなってきた」であります。
そこで、切れの良いころ合い(普段ならヤメ)だったのですが続行することにしたのでありました。
他方で、3ボール目に突入するころに「スギちゃん休みが取れたので明日の大会でるわー、でこれから練習に行くけどー」とのことで元新べらクラブJrのカナタ君から電話をもらっていたことも続行の動機付けにはなったのでありました。
そしてその時が来ます、4ボールに手を付けてすぐに御開帳となる9寸ほどのへらが口開けしてくれました。
その後はぽつぽつながら釣れ始めたのですが、これが型が本当に良くって、3枚に一枚ぐらいのペースで尺上が混じります、しかもその他のへらも決して小さくはなくって「キロ3枚ペースは余裕」とした型添いで、時速2kg強の釣りとなりました。
結局2時間ほどのまずまずのペースの釣りは11時ころに陰ってきて「結局寄り切らない」釣りとなったのでありました。
合流したカナタ君(君て、程なく23歳になるらしい)との釣りは、本当に久しぶりで楽しく、ついつい大会前なのにお付き合いで残業してしまい、「頑張っちゃわねばならない大会」を翌日に控えて、老人には過酷な過重労働となったのでありました。
「その振り込み方俺もしたい」とのことで、落とし込みをレクチャーしながら、更にウキ読みからのエサ調整の勘所などをサイドバイサイドで伝えていきます。
もともと、新べらクラブJr時代からカナタ君は「縦振り」自体はほぼ完全にマスターしてくれていますので、竿を縦に振る人への落とし込みの勘所を伝えるのはそんなに難しくなく、実際に少し手ほどきすればすぐに落とし込みはマスターできるのです。
ままっ、「今のはいいわ」とか「今のは竿先をめくってしまっている」とかこれまたサイドバイサイドならではでレクチャーをしていきましたが、「こうしたことをもっと沢山したかった」とした心持になったのでありました。
「こうで」「こうだから」「こうなる」と落とし込みの振り込み手本を見せると、口にこそは出しませんがその所作から随分と感心が感じ取れます「すげーっ」といったところだったのではないでしょうか。
元々、新べらクラブJrの子供たちに教える時は「ここをこうしてあそこをどうする」的な鋳型に個性をはめるような教え方はしてきませんでした。
その子(ある意味『個』)が持っている身体能力や性格なども考慮して、教えて来たのです。
どんどん打てとか、早くエサを付けろ、正確に振るためだったら一回一回立膝になってもいいからなど、可能な限りシンプルに教えてきました。
だから小学生にして、結構な釣力を得ていたのであります。
一方では、タナをうまく取れない(基本仕方を教えない)、ウキ合わせをできない(スギチャーンよろ)、でもウキの下にへらが入ったら釣る!!
そこに特化した教え方で鍛え上げて来たのでありました。
「カナタ、スギちゃんはさすがにもう帰る」と言ってから1時間近く、「今のウキの動きは良かった」とかやっているうちに時刻は2時を過ぎておりました。
「やっぱ、ぜってー帰る」、と言いながら「今のウキの動きはエサが硬いときの動きだもう少し手水でやわ目に・・・」、「ってこのエサで硬い」とえさを掴んで手渡そうとするカナタ君でしたが、「それは分からないけど」と差し出したものを受け取らずに、当該指示を経てやっぱり竿が曲がります。
多分「すげーっ」だったのでしょう。
そもそも、エサが硬いなんてことは「釣り人同士が標準語で語り合うときに一定の基準を設けるために標準化したもの」ですから、そもそも言葉が通じないへらとの会話時には標準もへったくれもないのであります。
「現行より硬いのか柔いのか」だけで、へら鮒との会話においては、「標準から見てどうなのか」ではないのであります。
ままっそんな置き土産を残してミナミクニキタクし、コテコテに疲れた体を休めたのであります。
カラスカーで翌日は秋季大会の開催でありました。

雨の中の開会式を経て、皆がいなくなった開会式の会場で、備品を積み込んで、たばこの吸い殻チェックを経たあと管理人も釣り場に向かいました。
前に新べらクラブ会員との談笑時に半分笑い話としてしたのですが、管理人的にはこの最後のスタートは毎回です、ところが「そうしたハンディキャップというか殿の労を自ら進んで背負っているのにああそれなのに」、「隣いいですかー」と恐る恐る聞くと「えーっ」が帰ってくることが少なくないのであります。
これって、本当に傷つきますからー。
一生懸命に大会の段取りや準備をして、開会式の片づけをして煙草も拾って、「隣いいすかー」「えーっ」、ままっこれも長くやってきたのですから少しは釣るようになってきていることでの税金のようなものでしょう、多分。
ですからここ数年は、そうした「えーっ」の可能性が少ないポイント選びをするようになってきました。
人気ポイントは端から入れないし、また両隣とかなり離れていなければそうした周辺にすら入ることができません。
勢い平素の練習場所もここ数年は一番ポイントではしないのです、「どうせ大会で入れないから」なのであります。
ですが、こうしたことが管理人の持ちネタが増えることにもつながっております。
直近では前週の例会時の良型ラッシュにも繋がりました、一方で情報は完全にバレバレ状態でしたので、ステージは流れ込みよりも、寧ろ入り寄り側が人気でありました。

管理人は、絶対に隣に人が入らないであろう、「風速6m向かい風しかも朝の内は雨」のステージ対面の旧ゲートボール場赤橋西寄りに座を構えました。
結局22枚で5kgに届かない成績でしたが、残り30分までは真摯敢闘で頑張りました。

これまた、大会の主催は検量の仕事も担っております、特に釣れていないときはより一層検量を頑張って大会をスムーズに運営する責務を負っております。
最初の検量は初参加のY本氏、この時は次があるのであまり無駄話はできませんでしたが、閉会式時に「初参加の感想や如何に」とお尋ねすると「面白かったですー」とのことでありました、望外であります。
さて、「何人検量したか」と回収したカードを確認すると16名でした、参加総数が37名でしたので1/3を検量したことになります、67歳がんばりました。
さても、大会は頭で10kチョイ切れでF井さんが恐らく初優勝し、美唄の高校2年生が準優勝といったことで、前年度覇者の道北支部のS藤さんを3位に従えて堂々の成績でありました。
閉会式を経て、北村倉庫に大会の備品を納めてすべてが終わり、ミナミクニキタク・・・。
フロ・メシ・ネル三語でこの日を終えたのであります。
今朝ほどの体は、大リーグボール養成ギプス(古ッ!!)を巻いたそれのようにギクシャクしておりました。
でも毎回ごとにドラマもあるし、「カナタ大会初参加は楽しかったか?」「うん!!」だったこともありで、「次回も頑張るかー、たとえ「えーっ」を喰らうかもしれなくってもー」と思った、「父ちゃんこのギプスどうやったら外れるのー」のココロダー。