9章でグレゴールとシンクレアに覚醒イベントが有ってロージャだけ何もないのは『特別じゃない』から、というのは読み方として薄っぺらい。
まずもってロージャの章タイトルは『愛することのできない』。『特別になれない』ではない。
ソーニャから印を見られないロージャを『だから君は特別じゃない・人を導くことができない』と断言されて以降、もちろん焦りや劣等感はあるし、時々それは吹き出す。

でもロージャは2章でソーニャの勧誘を断った時に、自身の劣等感や過ち、特別でなさについてハッキリ態度を宣言していることを忘れちゃいけない。

自身の無力さを覆したり過ちを精算できると標榜する上から降ってきた手近な手段に、一も二もなく縋りつかないだけの強さをロージャが備えていることは覚えておいて欲しい。
いつかロージャがEGOに目覚めるなりで傍目には派手な『特別さ』を手にしたとしても、それを彼女は『寒さから抜け出す』ための資格を得たとは見做さないのじゃないか。
特別になったくらいでロージャの葛藤は終わらない。都市にあって他人の幸福を実現するのは、ヴェルギリウスやローラン&アンジェリカですら達成できなかったのだから。
まぁ何が言いたいかと言うと、みんなに食べさせる飯を抱えて満面の笑みのロジオンをソーニャは見習え。

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既に言われてる事ではあるけど、特色級(むしろ暴走してるって事を踏まえればそれ以上)の脅威を前にして、元々虫もグロいのも得意でないロジャネキが、「確かに目が合った、なら未だ何とかなる…!」って仲間の為に躊躇無く踏み出せるのは余りにも良い女過ぎるんよね(勿論ヒースもカッコ良かった)
時殺時の頃はちょっと不安だったけど、今回の見てると「嗚呼多分大丈夫、ちゃんと心の底からサラジネ出来そう」って改めて思った