名もない管理人
2025/05/29 (木) 01:36:52
0ce9e@97951
大罪の観測情報を口語訳していて思ったのは、イサンは自分自身の本質が怠惰であり感性が他の人より浮いている事を自覚しつつそれを好ましく思っている節があると言うこと。
怠惰大罪1型が浮いている点に注目した後に2型でそれを喪失した事を残念がり、3型においては感心しつつも憐れむような感想を述べている。
また、思考を放棄する事を良しとしない信条がある事も記述している。
初期EGOが怠惰である事を加味しても、イサンには取り巻く環境の変化を嫌う傾向があるが、全くの普遍的環境を望んでいるとは言い難く、またその中にあって自身を希釈し透明化する訳でもない。
彼は自身が好き好む環境が長く永く続く事こそを望んでおり、その為に己が出来る事を常に考えようとしているのが四章以降の行動原理になっている様に思われる。
かつての九人会をどうする事も出来ないまま諦観の末に喪い、その後にクボに良いように使われるままに自閉して鏡に囚われた過去がそうさせているとも言えるだろうか。
所見は以上である。
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