黒歴史の時代
ガラテアとカウボーイは「宇宙とはなんですか」――と、宇宙ということばを知らない、聞いたことがない。ここが地球で、地球は太陽を巡っていて、というイメージをもたない平面の大地に生きている時代の人々なんだなという印象がまずするけど、アマンダ国の人々はたぶん、それよりももっと狭い空間に住んでいる。
山ひとつ越えた向こうは隣の国で、ひとつの国の領地やひとつの町が泡のように点在しているだけで、人々の住む生活単位を超えて広大な空間、世界が在るというイメージを持っていない。「神が世界を創った」のような神話もないんだろう。旅に出て初めて発見するのが『限りない世界』。
こういうのってファンタジーはどんなきっかけから語り出されてもいいけど、限りなき旅路はここはそのまま引いてあるし、その文脈では、黒歴史の時代の人ですね、という。わたしは今の富野通読が『リーンの翼』が終わったら∀の続き再開するつもりだから、このあとはそちらで続けよう。
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