名前なし
2025/09/08 (月) 20:26:56
5d226@be588
現代韓国から見た大正時代を読んで思ったことをつらつら。
ティザーアートが削除されてしまって朧気だけども、スマホを持っていた子とカセットプレーヤーを持っていた子が同じスチルにいて、
読み書き四則演算以上の中等教育が建前上平等に公教育で行われた極東最初の時代が日本の大正時代だったから、時代を超えて教育の大事さと普遍性をやりたかったのかな?
と思いつきました、ブルアカの役職持ち生徒は大人の役割を全うしようとして作中描写の先生より優秀だったり責任感を持っていて、その歪さをケアする選択をプレイヤーにさせて来ましたが、過去半年のストーリーで効果的に示せていないなと感じて最盛期は過ぎつつあるなどと思ったり。
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返答になっているような、いないような返信ですが:
ブルーアーカイブの上に描かれ得ないシナリオ
構造としてのキヴォトスの限界
通時性
素材を地理的に広げた代償に、縦軸の階層構造は曖昧化されている。個別具体的な神話・伝承はいくらでも引用できるが、勢力内の縦軸描写や間勢力的な歴史の採取には厳しい制約(例:レッドウィンターのような戯画化)が伴う。
→ブルーアーカイブは人の歴史を上手く描けない。
日韓の接合面
仏教:百済ほか/倭差 点を描けない。
大正:日本/韓国
「東アジアにおいて激しく文化が流動した歴史的ノード」としての共通点。
(もちろん倫理的評価はまるで異なるにせよ)
ブルーアーカイブは日本のオタクカルチャーを下地にしているが、日本の古典的オタクカルチャーは韓国への言及をほとんど避けてきた。
→ブルーアーカイブは日韓(オタク・非オタク)文化の交
東アジアの内的な論理や倫理
ブルーアーカイブの作中キーワードとして"愛"が出てくれば(原文の最終編およびPV4.5には出てきていましたね/その後回収されたかは知らん)、それすなわちアガペーに対する距離感……非・アガペーないし脱・アガペーであること……の話となる。
isakusanがインタビューでスピノザに言及していたように、西洋的命題をフレーバーの軸に据える限り、示される返答=人の振る舞いを規定する批判的思考の道具も西洋哲学が主となる。
→ブルーアーカイブは哲学を半分くらいしか描けない。
横並びの学び
ブルーアーカイブの大人は(善悪を問わず)完成した人格/個々人の到達点として定義される。変化 を描けず、作中で先生の成長も描き得ない。
→ブルーアーカイブは大人の
【事前予測困難な問題点:プレイヤーの倫理がシナリオの要求水準に未達だったケース下で、一人称としての物語受容に重大な破綻が生じる。】
作中キヴォトスがまともな空間ではない話
子供でありながら、学校(現実)の自治をはるか超えたフルセットの連邦制を担う。
二次元美少女フィールドとしての毎毎楽空間である限り問題にならないが、一歩逸れて外交テーブルへ座った途端に歪みだらけの土地となる。
→(ジャンル変動を宣言した最終編後半章は別として)isakusanメインシナリオはこの歪みに対して自覚的だった。
他方で自治区単位での内紛だった2,4,5(私が知っているのはvsシュロまで)はそうでもなかった気がする。