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第5回5月11日授業に対するリスポンス / 7

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今回のゼミでは児玉先輩の論文を読んだ。
True Grit、不屈の精神というキーワードを軸に序盤の虚勢から終盤の覚悟へと論旨を展開していく構成に一貫性があって圧倒された。
特に、カメラアングルや縄といった具体的なミザンセンへの言及をマティの精神的成長を裏付ける証拠として積み上げていく技術が素直に凄いと感じた。
また、過去作との比較であるリメイクとしての視点や、物語をどう再構成したかというアダプテーションとしての視点を使い分ける分析も凄かった。僕が取り上げる『罪人たち』はアダプテーションではないため、こうした既存の文脈をどう引き継ぎ、どう変容させたかという分析のレイヤーができない。だからこそ原作や旧作との差異からテーマをあぶり出すこの論文の方法に自分にはない難しさと面白さを感じた。

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