オフィスタ・ハケンニュース

2008年度下半期の転職紹介報告

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●ホワイトカラー転職紹介人数は、前年同期比73%となった。9月のリーマン・ブラザーズショック以降の景況悪化の影響を受けたことが大きい。  ●求人企業業種別でみると、金融が前年同期比57%と大きな後退。その他の領域はITを除いて前年同期比70%台となった。低迷が続く金融業界だが、インターネット金融の分野は業績を伸ばしている企業が多く、積極的な採用活動を行っている面もある。また、国内資本の生命保険会社では、営業体制の   強化や組織強化の求人も動いている。  ●メディカル業界は不況に強いとは言われるが、前年同期比78%とやはり影響 は出ている。ただし上半期の前年同期比は87%であり、上半期からの推移を見ると落ち幅は、全業種の中で最も小さかった。SMO(治験施設支援機関)、CRO(医薬品開発業務受託機関)や医療機器を中心に内需企業の求人が堅調ではある。  ●電機/機械/化学等製造業種は前年同期比76%で、上半期の116%から一転した。  ●全業種のなかで相対的に後退幅が小さいIT・通信も前年同期比81%となった。景況悪化の影響から開発案件の減少が影響している様子である。  ●求職者の経験職種でみると、その他・一般事務が前年同期比55%と最も大きく、次いで営業系が67%と比較的後退幅が大きかった。他職種は概ね前年同期比70%台の結果になった。  ●転職時年齢別を見ると、25歳以下の若手層(第二新卒ゾーン)が前年同期比67%と、最も大きく後退した。他年代では26~30歳(75%)、31~35歳(76 %)は若干下げ幅が小さく、36~40歳(73%)、41歳以上(71%)は徐々に後退幅が広がる結果となった。   (2009.5.7 (社)日本人材紹介事業協会)

オフィスタ
作成: 2019/03/16 (土) 18:45:56
最終更新: 2019/03/18 (月) 17:17:47
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