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福田首相「国民年金含む一元化を検討」

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福田康夫首相は26日の衆院予算委員会で、民主党が主張する自営業者らが加入する国民年金と、厚生、共済両年金との一元化について「国民年金を含めた公的年金の一元化は検討すべき課題だ。ひとつの形態として当然考えられるべきものだ」と述べ、政府の社会保障国民会議で具体的な在り方を検討していく考えを示した。首相は「現在の年金制度は分立して複雑で、誤りも起こる可能性がある。一元化を進めていく方向はいい」と述べた。民主党の長妻昭政調会長代理が「国民年金を含め、どの職業でも同じ保険料を払って同じ受給額となる一元化が不可欠だ」と指摘したことに答えた。政府・与党は、自営業者らの所得把握が難しいことから、国民年金を含めた一元化には否定的立場を示してきた。政府はすでに共済、厚生両年金を先行して一元化する法案を国会に提出しているが審議は進んでおらず、首相が国民年金を含めた一元化の検討方針を示したことで、さらに法案審議は難しくなりそうだ。一方、舛添要一厚生労働相は、国民年金保険料の未納対策として、パート労働者らの保険料を給料から天引きすることについて、「天引きであれなんであれ企業が協力することは十分検討していい」と述べ、前向きに検討する考えを示した。自民党の丹羽雄哉前総務会長の質問に答えた。   (2008.3.1 産経新聞)

オフィスタ
作成: 2019/03/16 (土) 13:44:55
最終更新: 2019/03/18 (月) 16:42:37
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