su-22m3はsu-17m3(ゲーム内未実装)のワルシャワ条約機構加盟国軍向けの輸出型である。
シリアには本来su-17m3の第3世界向け輸出型のsu-22mのみ輸出されるべきであるが、後述する理由によりシリアにも輸出されたと考えられる。
シリア軍はsu-20(su-17mの輸出型)を第4次中東戦争にて運用し戦果を挙げたものの損失も多く、ソ連に対し戦力再建のための新型機の引き渡しを求めていた。ソ連は長年これを拒否していたものの、82年のレバノン侵攻前にはsu-22mを供与、侵攻後の83年には更に先進的なsu-22m3を供与した。
このsu-22m3はハンガリーに供与された純正のsu-22m3から装備とミサイル兵器の構成がややダウングレードされたsu-22m以上純正su-22m3未満の機体であるとの資料も存在し、それゆえかこの機体もsu-22mであるとする意見もある。
いずれにせよ83年には元となったsu-17m3自体が最新ではなくなっており、輸出型においてもすぐ後にsu-22m4が生産開始される時期であった事から、su-22m3のシリアへの輸出が行われたと考えられる。
シリア空軍にはその翌年にsu-22m4が引き渡され、改修されたsu-22m(便宜的にsu-22m2とも呼称する)やsu-22m3と共にsu-22飛行隊を構成したが、ソ連による援助の停止や資金不足によりシリア空軍の活動は11年の内戦勃発まで極端に低調となる。
シリア内戦においては各種mig23と共に主力攻撃機として使用され、長期に渡る消耗戦の中でも機種ごとのローテーションやイランIRGCからの機体供与、国産cmランチャーの増設によって活動を維持している。
内戦期にはそれまで運用されていなかったs-8ロケット弾や焼夷弾、パラシュート抵抗爆弾、クラスター爆弾等をロシア、イランの供与により運用開始しているが、弾薬不足の時期においては粗悪な現地コピー爆弾も使用されている
また、17年には第22航空師団第50航空団のsu-22がサリンの入った航空機搭載爆弾「M4000」を投下し、市民に被害を出した事が化学兵器禁止機関の報告により明らかになっている
損失としては17年に米f-18に撃墜された機体や18年に以pac2に撃墜された機体が有名である
このように長期に渡って運用されてきたsu-22だが、内戦による損失と老朽化により運用は縮小され、2020年台には殆ど運用が見られなくなっており、近代化改修されたsu-24や新規供与されたmig29に後を譲って退役したものと考えられる。
取りあえず書いてみたんだけど駄文が長くなってしまったから添削したい。ここ要らない、写真貼れ、一部小ネタに移動しろ、ここ間違ってる等の意見下さい。
IRGCのところにカッコ書きでイラン革命防衛隊って追加してくれ。ニュースで聞いたことあるならその方がわかりやすいはず。
4,5段落目は脱線話題なので脚注にしちゃってもいいかも。
たぶん修正予定だろうけどsu-22m3→Su-22M3とかpac2の大文字小文字系。
IRGCは革命防衛隊とするのが日本語じゃ一般的かなぁ(ググっちゃった)。
7段落目の"長期に渡る消耗戦の中でも~"を11段落目直前に持ってきて結合すれば若干短くなる。
(根本は7-11段落で"シリア内戦においては"、"内戦期には"、"このように長期に渡って運用されてきたsu-22だが、"が単品の文章としては必要だが続けて読ませる文章としてはいくつか省けるところにあると思う)
"国産cmランチャーの増設"これたぶんWTの機体は増設後の機体だろうからそれ書くとWTプレイヤー的に良いかも。てかこの機体片側射出なんだな。
色々書いたけど普通に添削前からよく出来た文章だし、長いのは色々書いてるから当然だし、畳んで置けばこのまま行ってもいいんじゃないかなぁ。
1葉、2葉共にありがとう。これを元に添削してみる。
su-17系列のcmランチャーは主に2種類あって、1つはこの機体で12発分使える内蔵式のKDS-23、もう1つはsu17m4の胴体後部の細いウエハースみたいなaso-2v(外付け式)なんだけど、シリアのsu-22はそのどちらでもない外付け式のcmランチャーを国内改造によって備えている[133]の写真でマヌケな昔の自分がm3用のランチャーとコメントしてるやつ

こいつはおそらくaso-2v類似品を並列に束ねたランチャーと、KDS-23用cmの使える単列ランチャーの組み合わせみたい(比率や配置は機体によって異なる?)。だからこの機体はcm面での強化の余地はある
おおー。外付けCMランチャーで大口径CM増えるのお得。WT用の史実欄としては割と目玉になりそうね。