①母機のレーダーロックを外した上で②イルミネータ(SARH誘導波)の照射範囲から逃れる。
③SARHに対しビーム軌道を取りSARHの追跡から逃れる (just notch and chaff)。
このうち、木は①しか出来てないと思われる。①でロックを欺瞞してもSARH射出母機がロックを解除しない限り、またはロックを喪失してtimeout:3秒程度経過しない限り、イルミネータが照射され続ける。mainlobe幅3-10°程度で放射状に広がる電波であり、その中にいるとSARHは誘導されてくる。ロックをずらし(①)たとてこの範囲から逃れるの(②)は相当近距離でないと困難であり、実質は③が必須となる。
速度ゲートの基準がチャフとなり、自分はゲーティングによって無視される。よく「SARHはイルミネータ照射範囲内の最も強いエコーに誘導される」という説明がされるけど厳密には異なる。速度ゲートによって"ドップラー速度"が大きく異なる目標には欺瞞されない。*ドップラー速度は前後方向のみ分解した速度。左右は認識できない。
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