AESAの正規実装は確かに各国配備待ちみたいね。
そもそも走査速度は十分なエネルギーを送信できる程度に遅く制限されるので、航空管制レーダーが更新速度を犠牲にしても6rpmに制限するように、AESAだから超高速スキャンとはいかないらしい。ランダムアクセス性やECCM耐性や既知のターゲットのリアルタイム追跡(実装済)等の柔軟性は段違いだけどね。
あと、ビームを分割してレーダー開口(サイズ)が小さくなると、原理的にアンテナゲイン(送信効率)が落ちるという欠点もあるので、ESAでも通常走査中は極力ビームを分割しないという面もあるらしい。
通報 ...