デカグラマトン編の顛末について。先に結論から申し上げると「POIST氏を含むライター陣全体で逆転ホームランを打った」形で幕を下ろしました。以下流れの要約
・マルクト討伐まではただのボスラッシュ。マルクトを贄として(元々その計画だった)真デカグラマトン降臨。真デカグラマトンはシッテムの箱と先生の接続を切る、アリス達を行間で全滅させるなど超越存在化。
・マルクトを失ったアインソフオウルと対話の末に和解。先生に感化されたアインソフオウルが儀式でデカグラマトンを弱体化させるも代償として3人は死亡。復活の希望も完全に無し。
・アリスとケイは宇宙空間(恐らく最終編で先生が見たものと同一)でキヴォトスの仕組みを知る何者かと邂逅。かつてのキヴォトスや生徒達の元の姿である神々にも言及。明確な意思を持った上位存在の描写。
・アリスとケイは一度限りの名もなき神々の王女としての力を行使し、デカグラマトンの世界を書き換える規模の力に抵抗。2人は名もなき神々由来の力を完全に失い、ただの生徒になる。
・アインソフオウルが救われる結末を選ばなかったデカグラマトンの神としての正当性に疑義を抱いた8体の預言者(デカグラマトン化したマルクトと鋼鉄大陸ネツァクを除く)が意思を統一し先生に協力。こちらも自身らの消滅と引き換えにした力でデカグラマトンに抵抗。
・真デカグラマトンを討ち、ただの自販機のAIに戻ったデカグラマトンと対話して終了。
・ゲマトリア再登場は無し。代わりに無名の司祭達が再登場し、先生に報いを受けさせる意思を固めることで次章以降のフックとした。シッテムの箱、シャーケードの杖、サンクトゥムタワーなど司祭の狙いも判明。
・全てを失ったマルクトは先生たちと和解し、アインソフオウルや他の預言者達ができなかった「自身の目で世界を見る」ために旅立つ。
以下は思想・設定面について。
・キヴォトスが改変された世界であること、学園都市のテクスチャーを剥がして過去の世界を取り戻す術(リテクスチャー)があることなど根幹の設定を多数明示。先生がキヴォトスに辿り着いた理由も匂わせた。
・キヴォトスや神秘の仕組み、アリスとケイの本質まで知る上位存在の登場と無名の司祭も本格的に動き出すためキヴォトスの本質に迫るストーリーは続きそう。
・先生の力の限界と思想も掘り下げ。プレナパテスをフラッシュバックしながら現在の先生の在り方を明確にするなど最終編からの地続き感を意識した演出が多々あった。
ここからは私見ですが、総じてパヴァーヌに端を発するミレニアム編を完結させるためのストーリー(特にアリスとケイの特異性喪失)でありながら、最終編までの路線の再生・拡張を今の制作陣で目指した展開で終わったと言えます。
ユーザー内での反応は最終編と同レベルで好評かつ、オタク的な風呂敷を大々的に広げてきたところも注目されているかと。
申し訳ないんだけど、どうしても私には「残ったスタッフたちは一年半掛けてキヴォトスの魔法を解いてしまった※」(批評家 褒めて市場萎む型)と聞こえる。コメント欄の又聞きでそう断ずるのは控えますが。
つまり、私のソシャゲ観からすると「キヴォトスの本質に迫る」は「ブルアカを不可逆的に滅茶苦茶に壊す」と聞こえる。
①現在のキヴォトスが改変された世界であるのは一年半前にVol.1-3で聞いたし知ってる。それはブルーアーカイブにとって比較的どうでもよい話だった。存在説明 が追加されることで、物語構造の何がどう深まるのかあまりよく分からない。
②連邦生徒会長>アロナ>その他全員だったキヴォトスに上位存在Xの
なおかつ相当な飽き性(似た話繰り返すなら前の話でいいじゃん派)でもあるため、それら好みのバイアスは掛かります。
③無名の司祭が目的Nのために悪行aを働くとても非道な奴らである話は三年前に読んで知ってる。
で、もっとも重要な点として、これらはあくまで私の個人的好みに過ぎません。(それも又聞き情報に対する反応に過ぎない。)
個人の好みを超えて検証可能な指標
短期
Googleトレンドの無風
現時点でエンディング以後に統計上の盛り上がりが生じていない(波が立っていない)。
良し悪し両面から解釈され得ます。
(〆で波立たないのは一切事前に予想していなかったため、いま言えることがあまり無い)
Yahoo!リアルタイムのポジティブ/ネガティブ50:50
しかしユーザーコミュニティの感覚として「好評である」とき、
「デカグラマトン編読んだ。許さんぞ無名の司祭😡」みたいな投稿をネガティブに誤配しているかもしれない。ありうる。
これもありうる。
ゆえに↓
中長期
従来通りに商業上の各種指標を眺めるほかなし。
でもそうではないかもしれない。(統計データと又聞きのみ入力して判断する限界)
もっとたくさんデータが必要です。