"The New Korea"という書籍があります。
1926年に、当時植民地統治研究の第一人者であった
アメリカの行政学者アレン・アイルランドによって
記された「日本の朝鮮半島統治」の実態の記録です。
当代一流の行政学者であり、また第三国人であるがゆえに
客観的な視点とデータを駆使して描かれたその現実は、
現代の韓国(人)やそこの歴史学界の主流が言うところの
「人類史上最悪の植民地統治」とは、
相当にかけ離れたものであったことがわかります。
翻訳本も出版されており、私の住む自治体の市立図書館には旧版が蔵書されておりましたので、私はそれを読みましたが、
最近シンシアリー(筆名)氏という元韓国人歯科医師で、
数年前に日本に帰化した方が翻訳した新版が扶桑社から出版されたようです。
次のコメントに、読んだ感想を記します。
まず、当時の朝鮮が大日本帝国から収奪されていたというハナシは実態から程遠く、
すでに【自壊】して【事実上国としての機能を失っていた】地域を、大日本帝国が立て直したという側面が強いということです(勿論、韓国人は大日本帝国に「感謝」なんかしなくて構わないんですよ(笑)。淡々と事実を述べているだけですので。)
序論においてアレン・アイルランドは、
「朝鮮が概して良く統治されていたか否かは、
入手可能な資料を基にして初めて評価できるのである。
私は3年以上に亘り(註:つまり1926年当時)
こうした資料を基に研究し、
その結果を本書に記したのである(中略)
今日の朝鮮は李王朝時代とは比べ物にならないくらい
良く統治されており、
また他の多くの独立国と比較しても、
その統治は優れている」と述べています。
そのようにアレン・アイルランドは、
日本による朝鮮統治を最良のものであるとして高く評価しているのですが、次のような予測も述べています。
「日本の善意について、朝鮮の民族主義者達は
『道路や鉄道の敷設は軍の移動を速くするため』であり、
『教育の充実は朝鮮の文化を破壊するため』であり、
『経済の発展は日本の資本家を富ますためのものである』
と悪く評価することだろう」
朝鮮の民族主義者達の言い草は、
まるで誰かさんみたいですよね(笑)。
韓国人は大日本帝国に感謝なんかしなくても構いませんけど、
当時の記録・事実は直視すべきですね。
そして日本にいて韓国側の肩を持つ皆さんも同様です。
パッセンジャーさん
おはようございます。
お示しいただいた情報に触れると、
ますます、パッセンジャーさんのこのコメント
【「韓国から頼まれたって、あそこを併合する
なんていうことは真っ平御免被りたい」と思う
私としては、
「何故、韓国が望んでいたから併合した」なんていう
デマが力を持つに至ったのか、皆目不思議でなりませんね。】
これは、ほんとに正しいコメントだというのがよくわかりますよね。
人には「関わっちゃいけない人」(○○○−000○みたいなヤカラ)がいるのと同様、国にも「関わっちゃいけない国」があるんですよね。
北ウイングさん。
※2
そのように考えて戴けて幸いです。
私が読んだのは、公立図書館に所蔵されていた旧版でしたが、最近刊行された新版の翻訳版(著者:シンシアリー、出版社:扶桑社)については、インターネットで冒頭部を試し読みできます。
https://booklive.jp/focus/author/a_id/115819
そこの「訳者前書き」もなかなか味わい深きものです。
一部を抜粋してみます。
「いまを生きている私たちは、無条件で植民地制度を『悪』扱いします。しかし、当時としては、それは世界の中に普通に存在する『価値』でした。
(中略)
私は彼のことを、彼が残した文面から『植民地制度を認めながらも、それは正しいのかというジレンマに悩む、博学で優しい人』だとイメージしています。
(中略)
ある国の統治がちゃんと行われているかどうかは、主観的な『正しいかどうか』で判断すべきではなく、客観的な『データ』でのみ判断できるというのです。『正しいかどうか』という主観的な観点では、その『正しい』が、ある意味『結論ありき』になってしまうおそれがあるからです。
『日本の統治で朝鮮が発展した』という話をしても、それが正しくないと思う人たちは、重箱の隅をつつくように、『でも、それは日本が自国のためにやっただけだから❲正しくない❳よね』と言うばかりです。結局、永遠に結論は出ません。
アレン・アイルランドは列強側の人間でしたが、決して属国とされた国々を見下していたわけではありません。彼は本書で、朝鮮の人たちを(中略)『朝鮮王朝が悪かっただけで、決して無能な人たちではない』などと何度もフォローしています。
(中略)
日韓関係においての韓国側の主張は、まさに私が危ぶむ『正しいかどうかを決めるのは私たち(朝鮮側の人たち)であり、日本ではない』というものです。(註:この考え方は、まるでNetrightHunterそのものですよね)
いわゆる『道徳的優位』です。戦後処理のための条件などにより、自分たち(朝鮮側)の『正しい』が上にあるべきだというのです。そして、日本はそれに従うのが人としての道理である、と。
儒教思想(註:朱子学)が強いだけあり、その『道徳的(すなわち、正しいかどうかでの)上下関係』の決めつけは頑固で、また執拗です。(註:これもまた、NetrightHunterそのものですね)
(中略)
韓国の無分別な『宗教的な領域』になってしまった反日思想(註:旧統一教会の日本における活動内容など、反日思想の塊であるとも言えます)への反論としてはもちろんですが、それ以外にも、いまの私たちは本書から『現在と通じ合う』ものをいろいろと見いだせるかもしれません。」
アレン・アイルランドの序文の筆も冴えています。
一部を抜粋します。
「1910年に日本が朝鮮を併合したとき、朝鮮半島の生活環境は極度に劣悪だった。
(中略)
500年という年月の間、ほぼ例外なく朝鮮王朝が愚かで腐敗していたからだ。朝鮮王朝の残虐さ、腐敗は、制度化し、朝鮮全域に蔓延していた。
朝鮮の人たちは、そのような実情を、数世代にわたって経験しなければならず、その結果、勤勉、節約、社会的発展に向けた意欲を失うことになった。
どれだけ努力しても、相応」の代価などなにも得られなかったからだ。・・・」