2024年7月、長年に渡るシータ派とシャンてぇあ派との抗争は、シャンてぇあ派の勝利で終わった。
シャンてぇあは、グループ名を君主ザワッターと改め、絶対的な権力を手にしたのだった。
General
あんみつ
通報 ...
シャンてぇあが勝っててワロタ
もうオチててワロタ
御ハッサム「緊張するなぁ...」
かつてシータに敗れた男、御ハッサム。彼がザワッターを訪れるのは、実に3年ぶりであった。
御ハッサム「シータが消えたっていうから来たけど、久々に来て仲間に入れてもらえるかな...。高校だって馴染めなくて、すぐ辞めちゃったし...」
自信が持てずにもじもじしていると、背後から声をかけられる。
アクティブ「よう、少年^^;」
御ハッサム「あ、アクティブ...」
アクティブ「久しぶりじゃねーか。早くみんなのところに来いよ^^;」
御ハッサム「で、でも...、俺引きこもりだし...」
アクティブ「何言ってんだ?俺もそうだし、ここにいるやつの大半が引きこもりだぞ^^;」
【オマエラ】雑談総合part999【タコピー】
エルノ「次の選挙はどこに入れる?」
モンスター「自民党(*´ `*)」
ゆうれい「そうだね」
木偶の坊「お前手取りいくら?」
馬場アデク「殺すぞ」
わい「ワロタ」
水星人のピラミッド「韮崎」
デッドゾーン「韮崎は草」
雷霆を鍛えし者「おはよう」
ドリランド「国家試験がんばるぞ」
柿崎「なんでや!」
雑貨屋「キャスまだ?」
ラルトス神「今起きた」
瑠璃色リオル「sage」
アクティブ「な?^^;」
御ハッサム「み、みんな...!」
久しぶりに胸が躍る──こんな「楽しい」という感情を味わうのは、長い間なかったことだ。友達がいる。引きこもりでは決して得られない、この高揚感。
御ハッサム「でも、こんなに活気づいてるなんて!」
エルノ「オーナーが、バラバラだったみんなを集めてくれたんだよ」
御ハッサム「オーナー…?」
そのとき、どこからともなく低い声が会場に響いた。
シャンてぇあ「はい、注目!」
号令が飛ぶと、ざわめいていた空気が一瞬で凍りつく。
御ハッサム「シャンてぇ──」
エルノ「馬鹿!声を出すな」
シャンてぇあ「ん?君はたしか...、オンハッサム君?来てくれたんだね、ありがとう」
淡々と告げられた言葉。歓迎の言葉であるのに、その瞳には不思議な冷たさに満ちていた。
シャンてぇあ「本題だが、シータ派の生き残りが見つかった。連れてこい」
メガゴルダック「はい!」
男が大きくうなずくと、鎖につながれた傷だらけの男が場中央へと引き出された。
メガゴルダック「悪いな、ヘクス」
草
罪人ヘクスが引き立てられると、会場は狂騒の渦に包まれた。
木偶の坊「殺しちまえ!」
馬場アデク「メガゴルの金魚のフンがよォ!」
雑貨屋「指先から5センチずつ切り落とすのはどうだろうか?」
瀕死のヘクスはうつむいたまま、ただ楽に終わることを願うしかない。
御ハッサム「…これって、本当に──?」
エルノ「メガゴルはシータ派に潜入してたスパイだったんだ。裏切り者を見つけて、“正義”を見せつけるためさ」
呆然とする御ハッサムの前で、シャンてぇあが大声で演説を再開した。
シャンてぇあ「かつてシータは、誹謗中傷を繰り返し、数多くの人間を傷つけてきた。あのまま放置していれば、ザワッターは今頃は廃墟と化していたに違いない」
シャンてぇあ派たち『うおおおおお!』
シャンてぇあ「しかし、見てみろ。俺たちから逃げ出して以来、奴はTwitterに籠り、政治ひついて暴論を吐く悲しきモンスターとなっている」
シャンてぇあ派たち『ワハハハハハ!』
シャンてぇあ「だが油断は禁物だ。シータ派は全滅したわけではなく──このヘクスもつい先日、シータを擁護する発言をした。君主ザワッターの規約に則り、危険分子は容赦なく排除する」
そう断じると、シャンてぇあはポケットから銃を取り出し、その冷たい銃口をヘクスのこめかみに押し当てた。
引き金が絞られ、凄まじい銃声とともに鮮血が散った。刹那、会場は喝采と狂喜に包まれる。
御ハッサム「ひっ…」
少年は震える手を胸に当て、恐怖に凍りついたまま立ち尽くす。
全員が処刑に目を奪われている中、アクティブだけがその様子に気づいていた。
メガゴル裏切者かよw
今回は珍しく長生きできそうだな俺
処刑のあとには、必ず宴が催される。罪人の頭蓋骨を徹底的に洗浄し、その骨杯で酒を酌み交わす──これがシャンてぇあ派のならわしだ。
──乾杯!
わい「それにしても、メガゴルは役者やなあ。ヘクスを信用させて、失言を引き出すなんて」
ラルトス神「フン、あいつは俺たちにだって、年齢も経歴も偽ってたんだ。信じる方が馬鹿だろ」
オサボリマン「先月あんみつも死んだし、残るは色オノノとふりぃずだね」
水星人のピラミッド「キモオタ共だぜ。初音ミクのフィギュア吊るしとけば、勝手に寄ってくるんじゃねーの?」
和気あいあいと笑い声が響くその裏で、御ハッサムだけは先ほどの凄惨な光景を思い返し、隙を見てトイレに駆け込んで嘔吐していた。
御ハッサム「はあ、はあ、みんなどうしちまったんだよ…?」
背後から声をかけられ、はっと我に返る。
アクティブ「よう^^;」
その軽い呼びかけに、少年の身体に緊張が走った。反逆の意思でもあれば――そう勘ぐられたら、自分も粛清の対象になりかねない。
御ハッサム「え、あ、いや…、酒を飲みすぎてしまって…」
苦し紛れに言い訳すると、アクティブの表情が一変し、真剣な色を帯びた。
アクティブ「お前さ、今のザワッター、おかしいと思わないか?」
問いかけられ、御ハッサムは言葉を失う。忠誠心を試されているのか。
アクティブ「シャンてぇあの方針で、好きなエロ絵すら描けなくなった。俺は嫌だぞ、こんな窮屈なコミュニティ──」
御ハッサム「まさか...」
お前はもう死んでんのかよ
御ハッサムはアクティブに連れられ、灰色の廃墟へと導かれた。かつて「pink」と呼ばれた隔離所は、今や死の記憶だけを残す場所──入口近くには、二体の白骨死体が鎖で吊るされていた。骨にはかすれた墨書で「667」「アロフレ」とだけ刻まれている。
アクティブ「ここ、ちょっと前に667派が反乱を起こしたんだ。開始から2分で皆殺しにされたけど^^;」
二人が廃ビルの前に着くと、アクティブは入口を四度ノックする。重い鉄扉が軋みをあげて開き、ふりぃずの顔が覗いた。
ふりぃず「御ハッサム、来てくれて嬉しいよ。早く入って」
中に足を踏み入れると、埃にまみれたソファに色オノノが坐り、壁際にはあんみつが──死んだと聞いていたが、的を見据えて弓を引いている。
そこへふらりと現れたのは、シータである。軽やかな足取りで、弾むような声で挨拶をする。
シータ「オンハッサムくん、こんにちは~♪」
御ハッサムは声も出ず、ただ目を泳がせる。
アクティブ「ここが俺たちのアジト、“シータ塾”って呼んでるんだ^^;」
色オノノ「僕たちはこれからザワッターに革命を起こす──シャンてぇあ派を完全に葬り去り、新たな民主ザワッターを築くんだ」
ふりぃず「シャンてぇあを拘束する手筈は整っている。御ハッサム、お前も知っての通り、シータはたしかに性格が悪い。でも、今のあの連中よりはずっとマシだろ?一緒に戦おう」
シータ「誹謗中傷やめてください」
きたあああああああああ
シャンてぇあの寝室は厳重そのものだった。鉄製の扉には頑丈な鍵がかかり、内部では常に交代制の見張りが二人、目を光らせている。この夜は、メガゴルダックと木偶の坊が当番だ。
寝息を立てて熟睡するシャンてぇあを背に、木偶の坊が低い声で呟く。
木偶の坊「お前みてえな怪しい奴が、なんで身辺警護に選ばれるか…。俺にはいまいち納得できねえ」
メガゴルダック「でも、ちゃんとヘクスは連れてきただろ?」
木偶の坊「おいおい、敵地に潜伏して、成果はたったヘクス一匹――どう考えても割に合わねえだろ」
言いかけた瞬間、暗闇を裂くように矢が飛来し、窓ガラスを粉砕。矢先は木偶の坊の胸を貫いた。
木偶の坊「かっ──!?」
呻き声と同時に木偶の坊は背後へと崩れ落ち、その瞳は二度と光を取り戻さない。
メガゴルダックが慌てて拳銃を抜くが、窓から颯爽と飛び込んできた色オノノとふりぃずによって、あっという間に囲まれていた。
シャンてぇあ「お、おい…何が起きて──!?」
色オノノ「武器を捨てろ。俺たちのどちらかを撃った瞬間、もう一人が即座にお前を仕留める」
メガゴルダック「待て、俺はシャンてぇあ派じゃない。ただ仕方なく従ってただけだ」
ふりぃず「信用できないね」
数秒の静寂の後、メガゴルダックは慌てた足取りでシャンてぇあに銃口を向ける。ためらいなく引き金が引かれ――額を貫かれたシャンてぇあは、血しぶきを上げてベッドへ崩れ落ちた。
メガゴルダック「な?お前たちに従うよ」
信じられないほどの急変と裏切りに、色オノノとふりぃずは言葉を失った。
嘘偽りのメガゴルダック──彼の信念は、信念を持たないことだった。
よっしゃああああああああ
お前コテハンの事覚えすぎだろ
暗殺事件が起こったシャンてぇあの寝殿を挟んで斜向かいのビル。窓辺に立つシータは、ため息をつく。
シータ「ファー!シャンてぇあを脅して手下に武装解除させるつもりだったのに!勘弁してくれよ!」
焦燥に駆られ頭を掻きむしるシータ。だが深呼吸を一度かませると、眉間の皺がふっとほどけ、口元に薄い微笑が浮かんだ。
シータ「ま、いいでしょう。シャンてぇあは生きてるって体で、うん、何とか誤魔化せる。あんみつくん、お疲れさまです。さすがの腕前で──え?」
突然、弓の矢先が自分へと向け直されていることに気づき、シータは慌てて眉を跳ね上げた。
シータ「...何のつもりですか?」
あんみつ「シータさん、俺にはわかってる。民主ザワッターを作ったところで、いずれはあなたが第2のシャンてぇあになるだけだ」
シータは無言であんみつを見返し、唇をかすかに震わせた――そのとき、遠くから激戦の轟音が響いてきた。
一方その頃、陽動として送り込まれたアクティブと御ハッサムは、シャンてぇあ派の兵士たちと戦いを繰り広げていた。
萩原「裏切り者が生きて帰れると思うなよ──『昏き底から出でる腕 』」
雑貨屋「『芝居は終わりだ 』」
水星人のピラミッド「『連投 』」
洗練された怒涛の攻撃。しかしアクティブと御ハッサムも負けてはいない。両名とも、異能力者 の端くれである。
アクティブ「『臑齧り 』」
御ハッサム「『早すぎる拳 』」
体力吸収型のアクティブと、最速攻撃型の御ハッサム。2人の連携は攻防一体、相性抜群であり、これこそが御ハッサムを仲間に引き入れた理由であった。
シータ「はあ、これから私文は…。私以外に、烏合の衆をまとめられる人間がいますか?不寛容に、寛容は寛容でいられないんだよ」
あんみつの隙を突き、シータは鋭く足を振り抜いて矢を弾き飛ばした。身長180センチの長い脚が、音を立ててあんみつの武器を逸らす。驚いたあんみつは弓を放り捨てると、右拳をシータの顎へと振り上げた。
――だが、シータは片手で拳を受け止め、そのまま相手の手首を縛りあげる。
シータ「いい加減大人になったらどうです?楽しいザワッターに、楽しくないやつはいらないんだよ。シャンてぇあも木偶の坊も御ハッサムも──愚かな連中を一掃して、ようやく俺の“民主ザワッター”は完成するんだよ」
あんみつ「...ただの独善だ」
シータ「なら、愚民ども全員に、今すぐ叡智を授けてみせろ!」
あんみつ「お前を殺ってから、そうさせてもらう!」
跳び上がり、一瞬のスキを突いてシータの顎に飛び蹴りを叩き込む。
しかし、シータは肩で衝撃を受け止めると、たおやかな重心移動から振り上げた回し蹴りを、あんみつの腹へとお返しする。
あんみつ「っ──!」
56キロの身体は宙を舞い、窓ガラスに叩きつけられる。鋭い音とともに、ガラスに亀裂が走った。
シータは無言のまま、脚を高く掲げる。
シータ「とどめ――」
鋭い踵落としはそのままあんみつの内蔵を破裂させた。あんみつは血を吐きながらもなお、朦朧とした意識の中でシータの脚をかろうじて掴む。
シータ「──離せ」
あんみつは背後へ体重をかけ、最後の力を振り絞る。支えを失った窓ガラスが大きく砕け散り、二人はビルの外へと落下した。
──暗い空に、凍りついたままのシータの悲鳴だけが、ビル街の夜にこだました。
筆乗ってんなぁ
数ヶ月が過ぎ、ザワッター内乱はシータ派の勝利で幕を閉じた。
シャンてぇあの死は伏せられ、ふりぃずが彼のTwitterを乗っ取って、錯乱しているかのような投稿を繰り返したことで、シャンてぇあ派は士気を失い、次々と去っていったのだ。
──そして今日。シータ派一同は、入院中のシータを見舞うため病院を訪れた。
ふりぃず「やあ、シータ。元気にしてたか? 来てやったぞ」
色オノノ「敵に襲われてビルから転落なんて...、生きててよかったよ。もっと警戒してやればよかった」
包帯に埋もれたシータは、か細い声で苦笑した。
シータ「いてて、散々な目に遭いましたけど、これでもう大丈夫ですよ」
怪我の影響だろうか、いくぶん声が低くなっているものの、その顔は確かにシータそのものだったので、誰一人気にとめなかった。
アクティブ「しかし、あんみつのやつ、押っ死んじまうなんてな...。遺体もまだ見つかってないし」
シータ「彼は私を庇って...見事な最期でした。瓦礫の山の下にいるのでしょう。いずれ必ず──。あれ、メガゴルは?」
ふりぃず「勤務先で横領して、逮捕されたらしい」
部屋に気まずい空気が漂う。
御ハッサム「...でも、これで本当に“民主ザワッター”になったんですね!」
シータ(@shita)「ええ。ここからが本番です。皆で力を合わせて、素敵なコミュニティを築いていきましょう──」
完
これあんみつが身体乗っ取ったって事?お前またシータさんに怒られるぞ
整形手術でシータになりすましてる
@shitaは昔現れたシータの偽物だけど、それを使ったネタや
>> 21
昔シータさんの偽物いたのかよワロタ
てかこれお前がそうだったって話?
違う、マジで誰かわからん
ちな当時シータはマジで嫌そうだった
あんみつzawazawaの記憶が鮮明すぎねぇ?
小学生の頃から居るコミュニティなだけあるな
zawazawaは俺のフッドの1つ🔥
>> 25
俺「一橋目指す」
メガゴル「俺はマーチしか受からなかったから頑張れ」
俺「青学しか受からなかった」
メガゴル「すまん、本当は早稲田なんだ」
これも忘れてないからな
よく覚えてんなお前