ピュグマリオーン掲示板

2年間最後のゼミ掲示板書き込み / 9

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 2年間のゼミナール、そして卒業研究発表会、本当にお疲れ様でした。
振り返ってみると、ゼミが始まった当初は「2年間」という時間を長く感じていましたが、課題や発表、合宿、卒業論文に追われる中で、その時間は想像以上に早く過ぎ去っていったように思います。今は、ゼミが終わったという実感よりも、日常の一部が静かに区切られたような不思議な感覚があります。私はもともと、作品を深く読み込み、それを論理的に文章化することに強い苦手意識を持っていました。ゼミに入って最初に提出したレポートでは、問題提起と主張の関係が曖昧で、分析も表面的なものにとどまっていたと思います。先生やゼミ生からの指摘を受けるたびに、自分の読みの浅さや、論の組み立て方の甘さを痛感しました。しかし、その積み重ねがあったからこそ、「なぜこの場面なのか」「その根拠は何か」を意識して考える姿勢が、少しずつ身についていったように感じています。ゼミでの発表や意見交換は、自分一人では決して辿り着けなかった視点に出会える貴重な時間でした。他のゼミ生の分析を聞くたびに、自分とは異なる切り口や思考の深さに刺激を受け、同時に自分の視野の狭さにも気づかされました。安心して意見を出し合える雰囲気があったからこそ、失敗や未完成な考えも共有でき、その経験が学びにつながったのだと思います。卒業研究では、作品選びから構成、執筆に至るまで、常に試行錯誤の連続でした。中間発表では思うように評価を得られず、方向性に迷うこともありましたが、先生からの助言やゼミ生との相談を通して、何度も立ち止まり、考え直すことができました。一つの作品と長期間向き合い、自分なりの問いを立て続けた経験は、結果以上に大きな財産になったと感じています。
  末廣先生、2年間にわたり丁寧にご指導いただき、本当にありがとうございました。そして、共に学び、支え合ったゼミ生の皆さんにも心から感謝しています。このゼミで得た学びと経験を、これから先のそれぞれの道でも大切にしていきたいと思います。
2年間、本当にありがとうございました。

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