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アジア系投資ファンドのMBKパートナーズが、生活サービスのマッチングサイトを運営するシェアリングテクノロジーを買収することが9日、分かった。近くTOB(株式公開買い付け)を実施し、取得額は株式価値ベースで370億円規模になる見通し。
シェアテク社は、カギの交換や害虫駆除といった生活関連サービスを手掛ける事業者と利用者をつなぐマッチングサイトを運営する。同社を巡っては、アクティビスト(物言う株主)の英アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)が筆頭株主となっており3月に提出した変更報告書によると28%を保有する。
AVIは、MBKが実施するTOBに応募する見通しだ。シェアテク社は、2017年に旧東証マザーズ市場に新規株式公開(IPO)し、現在は東証グロース市場に上場する。TOB成立後に、同社は上場廃止となる。
シェアテク社の業績は好調で、26年9月期の連結業績(国際会計基準)は売上高にあたる売上収益が前期比14%増の98億円、純利益が77%増の25億円を見込む。短期的な業績や株主からの還元圧力などを回避しつつ、非公開化を通じて中長期的な企業価値向上を目指す方針だ。
MBKは、同社買収後に既存投資先である介護事業のHITOWAが手掛ける、ハウスクリーニング事業などと組み合わせた事業展開を検討している。