24心理学(3)

23年度「心理学(3)」投稿ページ

1934 コメント
views

23年度「心理学(3)」の投稿ページです。

satsugakushinri
作成: 2023/08/27 (日) 23:34:15
通報 ...
1631
G22147 2024/01/16 (火) 14:18:19 c057b@d2c37

課題1
不合理な信念について
教科書には出来事に対する受け止め方が過度に自責的で決定的であるようなことと明記だけされています。
不合理な信念=さまざまな出来 事を“絶対に〜でなければならない”, “〜であるのが当 然である”といった教条主義的・絶対論的に捉えてしま う非論理的な認知スタイルのことを指しています。
ではなぜこの不合理な信念について追加情報を出すことにしたかですが、自責的が決定的じゃどのような場合化がわからないと感じたからです。ですのでいくつか例を挙げたいと思います。
 ①「約束は守らなければならない」、「人には優しくしなければならない」など、私たちはいろいろな「ねばならない」を持っています。そのすべてが不合理な信念だというのではありませんが、こうした「ねばならない」には、いつでも、どこでも、自分の思うように事を運ぼうとする願望優先の態度が隠されている。
②ろくなことがない」、「どうしようもない」、「救いようがない」、「同じことの繰り返しだ」、「絶望的だ」といったような言葉を、しらずしらず口にしていませんか。こうした言葉の背後には、事実をはっきりと見ようとせず、悲観的な思いこみに流されてしまいがちな態度が隠されています。
このように例を一個でもあげることによって、教科書の話題とリンクして学べると思ったので不合理な信念について調べました。リンク

課題2
私は、面接法を採用したらいいと感じました。長所は、相手の顔をはっきり見てその生徒がこの授業に対しての関心やこれからの行動がある程度出てくるという点です。短所としては面接になれば、他の考えよりも明らかに時間がかかってしまい、取捨選択に時間がかかることです。これを解決するには1対1ではなく、まとめて面接することによって解消すると考えました。

1668
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 13:05:57 >> 1631

課題1: この補足自体はよいのですが、参照した記事に少々問題ありです。どうしてかはこれまで述べてきた通りです。専門家の意見ではありますが、「専門家の意見」というのはエビデンスの質としては低いレベルのものです。
課題2: なぜ面接法をすると「授業に対しての関心やこれからの行動がある程度出てくる」のか、説明がほしいと思いました。非言語的情報が採取できるからですか。まとめて面接したら、言いたいことが言えなくなるのでは。

5点差し上げます。

1632
G22078 2024/01/16 (火) 14:20:25 98718@d2c37

1.エビデンスベーストについて補足します。
エビデンスベーストとは、客観的な根拠(エビデンス)に基づいて援助を行おうとする立場のことをいいます。
従来の臨床心理学には、個人的な勘や経験、各自が拠って立つ学派の考えのみに頼り過ぎているという批判や社会的責任に対する疑問があり、それらの批判や疑問を乗り越えるためにエビデンス・ベースド・アプローチは発展していったとの事です。http://rinnsyou.com/archives/116
補足した理由はエビデンスベーストについての情報が何も無く、教科書の理解を深めるためにエビデンスベーストとは何なのかを補足する必要があると考えたからです。
2.私は質問紙法が良いと考えました。長所は他2つの方法に比べて時間がかからなく効率的でより多くのデータが集められる点だと思います。短所は面接などとは違い直接顔を見て判断することが出来ないため記述された物からしか情報を得られない為、回答者の真意が分からない可能性がある点です。

1669
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:02:57 >> 1632

課題1: 「科学的手法によって裏付けられた」とは書いてあります。それが批判している対象はあなたが述べた通りですが、エビデンス・ベースド・アプローチ自体の説明ではないですね。「・・・ではない」と言っていることなので。
課題2: 顔を見れば真意はわかりますか。どうして?

5点差し上げます。

1633
G22037 2024/01/16 (火) 15:59:03

課題2
 私は質問紙法が良いと考えた。長所は回答を選択肢型にして回答させた際に、改善方法を考えるのが容易であるという点。選択肢型である場合、選択肢に対しての改善案を考えるため、改善方法を見つけ出すのが容易である。短所は、正確に調べるのが難しいということ。選択肢型である以上、どれにも当てはまらない選択肢を持っている可能性があるからである。
コメント不要です。

1670
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:03:26 >> 1633

2点差し上げます。

1634
G21032 2024/01/16 (火) 16:13:42 1723c@9077b

課題1
エビデンスベーストについての補足情報です。
エビデンスベーストは、特定の心の問題に対してどの治療法や介入が有効であるかを科学的に評価します。これにより、最も効果的なアプローチを選択する際に意思決定をサポートします。
1つ目は、治療の個別化です。心の問題は個々の状況によって異なります。エビデンスベーストのアプローチは、患者の特定のニーズや背景に合わせて治療をカスタマイズするのに役立ちます。
2つ目は、効果のモニタリングです。エビデンスベーストは、治療の進捗を評価し、必要に応じて修正するプロセスにも関与します。治療の効果が実証されているかどうかを定期的に評価し、適切な変更を行います。
3つ目は、患者教育です。エビデンスベーストの原則は患者にも伝えられます。患者に治療法の根拠や期待される効果を理解させることで、治療への協力心が高まります。
このように、エビデンスベーストは心の問題に対するアプローチにおいて、科学的な根拠に基づいた合理的な判断を促進し、より効果的かつ効率的な治療を実現する手段となります。
エビデンスベーストを補足した理由は、あまり教科書に詳しく書かれていなかったため、より詳しく調べた方が心の問題に対して、問題視だかりせずに改善していく方向も考えていけると考えたから。

課題2
学生が授業に参加しない場合、質問法を用いることで積極的な学習環境を促進できる可能性があります。
1つは、興味を引く質問を投げかけることです。授業内容に関連する興味深い質問を提供し、学生が興味を持ちやすいトピックに焦点を当てます。これにより、学生が自発的に授業に参加しやすくなります。
2つ目は、ディスカッション型質問を行うことです。学生同士のディスカッションを促進する質問を導入します。グループディスカッションやディベート形式の質問は、参加意欲を高めるのに効果的です。
そして、実践的な質問をすることも重要です。授業の内容を実際の状況に結びつけ、学生に実践的な応用を考えるような質問を提示します。実践的な例を用いることで、学習の関連性を高め、理解を深めることができます。
これらの質問法は、学生の関与を高め、積極的な学習環境を構築するのに役立ちます。ただし、学生の個々の状況や好みに合わせてアプローチを調整することが重要です。

1671
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:07:03 >> 1634

課題1: その情報より前に、エビデンスベースドとは具体的にどういうことかを述べたほうがいいように思います。それがわからないとあたなの情報もわからないと思う。出典はどこですか。
課題2: 情報採取の方法を考えてほしいという課題です。改善策を尋ねているのではありません。

3点差し上げます。

1635
G22083 2024/01/16 (火) 19:26:24 48717@b6d83

1,質問紙法についての追加情報です。
質問紙法とは、質問紙を用いて、定期的な質問に対して回答してもらい、その回答から査定を行う方法である。回答には、「選択肢回答」と「自由回答」があります。質問紙法のほかに、面接法と観察法がある。なぜ、質問紙法を使われるかについて情報を追加する。質問紙法の長所は、一つ目、簡便性である。質問紙は比較的手軽に実施でき、多くの被験者に同時に配布できる。二つ目は、広範なデータ収集である。 多くの情報を同時に収集でき、広範な主題にわたる質問が可能となる。3つ目は、統計的処理である。大量のデータを統計的に処理しやすい。短所は、一つ目、主観性である。自己報告型の質問紙では、回答者が自身の認識に基づいた情報を提供するため、客観的事実との対応が必ずしも一致しない。二つ目は、誠実性の問題である。 回答者が自分の意図や社会的期待に合わせて回答する可能性があるため、誠実性に疑問が生じることがある。三つ目は、妥当性の懸念である。質問紙の結果が客観的基準と一致しない場合があり、質問紙の妥当性に疑念を抱かせることがある。
教科書では、質問紙法の長所・短所があまり書いていない。紙での回答であるため、自分で回答を調整することができるなどの短所しか書かれていないため、情報を追加した。したがって、質問紙法の特徴を理解することができるので教科書の貢献に繋がると考えた。

成田健一、2002、「質問紙調査の特徴」、『調査研究―質問紙調査法によるアプローチ』、(2024/01/16閲覧)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsdr/6/2/6_140/_pdf

2,質問紙法を提案する。なぜなら、他の方法よりも短い時間でデータをまとめることができる。また、回答方法を選択や記述にし、自由に書いてもらうことで声に表せない内容を紙に書くことができるので本音を聞き出すことができる。選択問題などでは、選択肢を2つとかではなく、増やすことによって、相手の考えに近いことを理解することができる。また、選択なので、データとしてまとめやすい。他の方法で調査を行ってしまうと、回答者の考えに対して、質問者を見て、聞いた内容のほかに自分の相手に対する考えなどの偏見が入る場合があるので適していないと考える。したがって、私は質問紙法を提案する。

3,認知行動療法は、認知療法と行動療法を統合したものである。認知療法とはクライアントの考え方に焦点を当て、ネガティブな思考を変え、柔軟な考え方にし、ストレスを減らすこと。一方、行動療法は、楽しい雰囲気のなか、望ましくない行動を特定し、感情や行動の変化を促進します。認知行動療法は、二つを統合したものなので、思考と行動の相互作用に注目し、ネガティブな考えをポジティブに変換し、健康的な変化を促すことである。
https://works.litalico.jp/column/system/018/
http://www.jsccp.jp/near/interview8.

1672
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:13:18 >> 1635

課題1: 「あまり書いていない」のには理由があるからです。あなたの情報の内容はその通りなのですが、それがどうして必要なのかを書くべきです。
課題2: 「声に表せない内容を紙に書くことができる」というのは本当でしょうか。声に表せないのであれば、文字にもできないのでは。
課題3: 両者はどう補い合っているのですか。それぞれが何をやっているかはわかりました。「思考と行動の相互作用に注目し、ネガティブな考えをポジティブに変換し、健康的な変化を促す」では、「相互作用」の中身がわからないし、「ネガティブな考えをポジティブに変換」だと論理療法そのままだし。

7点差し上げます。

1636
G23604 2024/01/16 (火) 23:01:00

課題2 私は面接法が良いと考えます。面接法は会話を通してより深く相手への理解が深まります。また、面接を通して相手の意識や態度などをより知れるので非常に授業を改善するには向いていると思います。面接法には面接する側の人の苦労がとても多いことが短所だと挙げられます。しかし、面接官が面接法に対しての知識を持っており改善する気持ちがあればそこは問題ないと思いますし改善する最善の手段だと思うので多少の苦労は仕方のないことだと思います。

1673
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:15:00 >> 1636

課題2: 会話だとどうして「より深く相手への理解が深ま」るのですか。「面接を通して相手の意識」が知れるのはどうしてですか。

3点差し上げます。

1637
G22068 2024/01/16 (火) 23:12:55 101b7@8c90c

課題1 自傷行為について
 教科書では、注意を引きたいということや注目を浴びたいという例を取り上げていたが、つらい感情や怒りからなども起こる行為で、自傷行為をすることで脳内麻薬が分泌され、一時的に気持ちが和らいだりする行為でもある。また、中高生の割合が最も多くなっている。
 なぜ、この情報が教科書の理解に役立つのかと思ったのかは、教科書では、一部の例をげつつ、自傷行為が「不適切な行動」など問題行動として捉えていると思ったのだが、これらを解決するためには、偏見を持たず、正しい知識を得ることがとても大切と医師が言っているように、意見が逆だと思ったからである。
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2023/91367/suicide

課題2 面接法が良い
 面接法が良いと思った理由は、個々に聞くことで本音を聞くことができると思ったからである。なぜなら、対面して、直接相手のことが見える状態にあるので、その時の感情や本音をうかがうことができ、相手に寄り添うことで、本音がでやすいと思ったからである。逆に、質問紙法は、決められた手続きで行うことができる点など効率的だと思うが、そもそも、授業に参加しない人が質問紙に本音などを書くと思わないので、授業に参加しない(やる気のない)人には向いてないと感じる。また、観察法に関しても、行動を採取するということはかなり難しい行為であると思っていて、その時の感情などによって変わってしまうので、難しいと感じる。

1674
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:19:36 >> 1637

課題1: 自傷行動は「不適切な行動」ですよ。起こしたら困りませんか。だから治療の対象になるのです。「不適切な行動」とは、治療したほうがいいという意味で、偏見ではありません。
課題2: 短所が書かれていないですよ。

5点差し上げます。

1638
G22081 2024/01/16 (火) 23:21:18 4774f@f1be4

課題1心理アセスメントについての補足
心理アセスメントとは心の問題へのアプローチをする前にかかえている問題をできるだけ正確に知る作業だと書いてあるが、この作業は非常に難しいことだということが調べてみて分かった。カウンセラーはクライアントをコミュニケーション、観察を行い、状況を的確に判断しなければならない。相手の本心を聞くためには信頼してもらえるように話を聞いたり、詮索をするような尋ね方や意見を押し付けるような言い方をしてはいけないという。また、クライアントのプライバシーを守るために情報管理もしっかりしなければならない。場合によっては本人からだけではなく家族や周りの友達にも話を聞いて間接的な情報を集めることもあるという。この複数の情報の中で整理し、的確な判断をするということは大抵の人にはとても厳しいことなのではないだろうか。
補足理由
教科書には心理アセスメントの重要性は書いているが、人の心境を見極める側の大変さが書かれていなかった。これを知ることでより重要な作業だということが理解できるのではないかと考えたため。https://www.saraschool.net/mentality/mental/column/article30/#心理アセスメントの手法
課題2
正確に調べるという点では面接法を提案する。面接法の利点は、対象者の無意識な傾向を取り出すという点にある。これは対象者の本心を読み取ることができるということになる。質問紙法では意識的に回答を調節できるため、虚偽の回答をする人がいる可能性が出てくる。観察法では、コミュニケーションをとらないため、参加していないという事実は分かるがなぜ参加しないかということは判断できない。以上の理由から面接法を提案する。
課題3
認知行動療法とはストレスなどで固まって狭くなった考えや行動を自身に力で柔らかくするためのお手伝いをする心理療法である。クライアントに「何が起きたのか」「それをどのように解釈したのか」などの事実を理解させる(倫理療法)ことと、それを理解させたうえで、故意的に恐怖を近づけたり、喜ばせたりして(行動療法)その感情を適切にコントロールできるように慣れさせ、治療することができる。これは事実を理解することで適切な感情を出すことができ、適切な感情を覚えることで、事実を理解しやすくなるという部分で補い合っているのではないだろうか。https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/rinshoshinri/rinshoshinri_blog20220713.html

1675
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:30:07 >> 1638

課題1: 「人の心境を見極める側の大変さ」ではなく「正確に知る作業の大変さ」と言ったほうがいいと思いました。
 こういうページを論拠にしてはいけません。理由はこれまで繰り返し述べた通りです。
課題2: 面接法が無意識を探る方法だという教科書の言い方には資料で注釈を加えました。読んでくれましたか。
課題3: 「柔らかくするためのお手伝い」という表現をはじめとして、学術的でない表現が散見されます。利用した資料の問題でしょうか。こういうページを論拠にしてはいけません。理由はこれまで繰り返し述べた通りです。

5点差し上げます。

1639
F23070 2024/01/16 (火) 23:56:28 修正 12b12@96f7e

「第15章 心の問題へのアプローチの課題」
●課題1
 不合理な信念についての追加情報
 教科書に書かれている「出来事に対する受け止め方が過度に自責的で決定的」(p.186.2)という不合理な信念の説明を読んで、なぜ自分を否定するような思考に陥るのかについての情報があったほうが良いと考えたため、情報を追加した。なぜなら、同じ出来事でも、自分を否定するような受け止め方をする人とそうでない人がいるからだ。この情報を追加することで、双方の認知にはどのような違いがあり、何を改善することで、前者が自責的な出来事の受け止め方をせずに済むのかを知ることができる。

 不合理な信念は、「こうでなければならない」「こうであってはならない」といったあるべき姿(理想の自分)を絶対視する認知である。理想の自己像と現実の自己像が一致しているのが適応状態である。不合理な信念が低いほど、自己受容が高い。新井(2001)は、自己受容を上昇させることで、不合理な信念の低減を試みることが有効であると述べている。

出典:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy1926/72/4/72_4_315/_pdf

●課題2
 「この授業に参加しない学生」が、どうして授業に参加しないのかを調べるために、「面接法」を使うことを選んだ。面接法によって、情報を得ようとする場合の長所は言語だけではなく、学生の表情や態度などを見ることができることや、学生の回答に対して、面接者が気になった部分をさらに掘り下げて質問することで、回答の情報を深く得られるところだ。一方、短所は面接者が学生に答えてほしいような回答を得られるように誘導質問をしてしまうところや、回答に面接者の主観が入ることで、本来の回答の意味とずれてしまう場合があるところだ。これらの短所は、質問する内容や順番をあらかじめ決めておくことや、面接者がした解釈を学生にこの解釈で合っているかを聞くことによって、改善できると考えた。

1676
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:32:55 >> 1639

課題1: 書き方に工夫が必要です。情報のどこが主張したいことの根拠になるのかを説明する書き方でないと、「これをよめばわかる」という不親切、あるいは誤解を招く説明になります。
課題2: よいと思います。

7点差しあげます。

1640
F23039 2024/01/17 (水) 00:53:10 c2dc3@be25c

12章 心の問題へのアプローチ

課題1
 質問紙法についての追加情報
 まず質問紙法は、施行・結果の整理が容易であること、集団実施が可能であること、統計的・客観的データが得られること、解釈に検査者の主観が入りにくいという特徴が挙げられる。
 質問紙法には多くのやり方がある。例えば、場面想定法や回想法がある。場面想定法とはある場面の中に自分がいると想定し、その場面での自分の認知・感情・行動などを推測させる方法である。回想法とは、過去の出来事や考え、感情について思い出すよう教示する方法である。場面想定法では、過去の出来事を被検者が体験していない場合をどのようにするのか、あまりにも昔の出来事だった場合、回答の信頼性と妥当性に支障をきたすといった課題がある。
出典:https://psycho-psycho.com/questionnaire-method/
 質問紙法などのアセスメント法が詳しく紹介されていなかったため追記した。

課題2
 私は質問紙法を用いることがよいと考える。質問紙法を用いることの長所は、課題1で示した通りである。逆に質問紙法の短所は無意識の層まで測定が困難なことや観察法に比べ、行動過程を記録できないこと、被検者の言語理解能力に依存することが挙げられる。しかし、授業に参加しないことにあまり無意識の層は関係しないことや言語理解能力は大学生はある程度あると考えられることから質問紙法を用いることが有効だと考える。

1677
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 14:40:51 >> 1640

課題1: どうしてそういう情報が必要なのかを書く必要があります。情報を増やせばいいというわけではないことは、繰り返し述べてきました。教科書では質問法は心理アセスメントの方法として挙げられています。心理アセスメントとは180ページ冒頭に「正確に知る作業」あるので、この視点での情報提供が適切です。「解釈に検査者の主観が入りにくい」こと、「回答の信頼性と妥当性」がこの視点に合致します。ここが中心になっているということを意識した書き方だともっとよかったと思います。
 この記事の学術的信用性は、どのように担保されていますか。「参考文献」という書き方は、「この記事のどこかで参考にした」という不親切な書き方です。記事のどの部分がどの文献に裏付けられているかという書き方をしなければならず、その場合は「引用文献」となり、かつ記事の中にもどういう文献に裏付けられているかが書かれるはずです。
課題2: 「無意識が面接法によって知れる」というようなことを言っていますか。教科書にそのようなことが書いてありますが、これは適切でない考え方ではないかと、資料に載せてあります。読んでくれましたか。

6点差し上げます。

1641
G22106 2024/01/17 (水) 01:09:11 ee1a0@072c8

1.エビデンスビーストについて補足します。
エビデンスビーストとは客観的な根拠(エビデンス)に基づいて援助を行おうとする立場のことをいいます。
根拠に基づく臨応心理学で最初に重視され介入法は本当に効くか否かに関するエビデンスです。
歴史的にみると、1952年にH.Jアインゼクが「心理療法は逆効果である」と主張したことをきっかけに、心理療法の介入効果のエビデンスが注目されました。
出典、http://rinsyou.com/archives/116
補足した理由は、教科書にエビデンスビーストの意味や歴史についての情報がなかったので補足することによって他の単語も理解しやすくなると思ったからです。
2.「この授業に参加しない学生」がどうして、授業を参加しないかを調べるために「面接法」を取り入れるのがいいと思いました。長所は、学生に対して一人一人質問を変えることができるのと学生の表情や言葉のトーンなどの実際に対面しないと分からない情報を得られるため学生一人一人の理由を聞き出せることが出来る。短所は、紙面法などよりは効率が悪いことや誘導尋問になる可能性があることだ。だが、何人かの面接官がいれば効率も悪くならないし誘導尋問になる可能性もなくなるので改善できると思った。

1678
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 15:06:51 >> 1641

課題1: 「科学的手法によって裏付けられた」とは書いてありますね。この方向での情報なら教科書の主旨に適合するでしょう。あなたの提供の仕方だと、どうしてその情報が有益なのかがわかりにくく、もったいないです。
課題2: 一人一人質問を変える必要があるのはどうしてですか。逆に、同じように質問することの意味はありませんか。
 「紙面法」? 複数の面接者を配置しないといけないのでは効率が悪いのでは?

5点差し上げます。

1642
G21079 2024/01/17 (水) 01:31:50 修正 3b1f9@9f020

第12章「心の問題へのアプローチ」
1.自律訓練法についての補足情報
科学的な催眠に誘導された人が、腕や脚の温かさをしばしば報告するという事実から、その感覚を自己暗示により生じさせ、催眠状態をつくることを考案しました。
自律訓練法の目的はリラックスした状態、つまり、余分な緊張のない適度な心身の弛緩した状態、ゆったりとくつろいだ状態が、自力で得られるようになることです。自分自身でいつでもどこでも行えるという良さがあり、種々の効果が実証されている心理生理的訓練法です。効果として、緊張・不安の軽減、心身共に苦痛から緩和されます。
リンク
補足した理由は、まず、教科書には「自律訓練法で身に着けた弛緩反応によって減弱させる」と書かれていますが、身に着けたものが明確ではないこと、どのような方法なのかどのような効果があるのかがわからないため、この補足情報で、自律訓練法が系統的脱感作法の恐怖をどのようにして減弱させるか明確にできると思い補足しました。

2.私は面接法を選びます。面接法とは、面接者である研究者が、被面接者との間での言語的コミュニケーションにおいて表現された内容を、記述・分析する心理学研究法です。対象者の自己表現を通し、情報を得る方法であることから、対象者の内的世界を把握するのに優れているという点が特徴として挙げられます。短所として、データを取るのに手間と時間がかかる上ことで質問紙法などに比べると研究の対象人数が減ることが挙げれます。ただ、今回はこの授業でなぜ参加しないのかという議題なので、質問紙法だと回答者が置かれた状況を統制しにくいというデメリットがあり、この授業のような遠隔の授業だと生徒側に自由を与えてしまって、先生から生徒への状況の把握が困難になるので、課題を放置する人が増え、またその人をどうにかしようとしても難しいと思います。面接法であれば、相手にアドバイスができ、授業の内容が入り、課題の進行がスムーズになる。また、相手を把握できれば、授業に出てもらうように統制することができます。これは観察法よりも相手に伝える面では強みがあると思います。

3.認知行動療法は、認知行動療法とは 現在生じている問題を具体的にし、考え方や行動などの変えやすい部分から少しずつ変えていくことで、問題の解決をめざす心理療法です。リンク倫理療法と行動療法がどのように補い合っているのかというと、倫理療法は誤った受け止め方、歪んだ認知を修正して、ただ、考えを変えるのは容易ではないため、系統的脱感作法などの行動療法で少しずつ解決していきます。逆に行動療法を先に行って身体症状をコントロールできれば、倫理療法で不合理な信念や嫌なことが起きても自分をうまくコントロールできます。なので、認知行動療法は倫理療法と行動療法で補い合えています。

1679
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 15:19:18 >> 1642

課題1: 「自律訓練法で身に着けた弛緩反応によって減弱させる」という教科書の内容を補足するのはよいと思います。書き方に工夫が必要ですね。「適度な心身の弛緩した状態、ゆったりとくつろいだ状態が、自力で得られるようになる」としか書いてありませんが、どうやってここに至るのですか。これでは方法を示したことにならないのでは。
課題2: 「研究の対象人数が減る」というのをここであげるのは変ではありませんか。問題のある学生は面接しないといけない。「先生から生徒への状況の把握が困難になるので、課題を放置する人が増え」というのは、問題学生からの情報収集とどういう関係がありますか。「その人をどうにかしようとしても難しい」とありますが、どうにかするのはこの課題では問われていません。あくまで情報収集について尋ねています。
課題3: 「考えを変えるのは容易ではない」というのは教科書に書いてある通りですね。「系統的脱感作法などの行動療法で少しずつ」、何を変えるのですか。この文だと「歪んだ認知」「考え」になります。それだと行動療法になりません。そのあとには二つの両方の棲み分けが正しく書かれていますが、論理が一貫しているように見えない書き方になったのは惜しいです。
 こういうサイトを参照するのは好ましくありません。理由はこれまで繰り返し述べてきました。

7点差し上げます。

1643
G22061 2024/01/17 (水) 01:39:13 b5270@2f4ca

12章心の問題へのアプローチ
課題1
私は自傷行為について補足します。
ストレスから自分を傷つける行為が、10代から20代を中心とした若い世代にみられます。リストカット、たばこの火を押しつける、ピアス穴を過剰にあけるなどのほか、髪の毛を抜く抜毛症などもあります。リストカットをしたからといって自殺したいと思っているとは限りません。これらの行為には、自分の体を傷つけることで、精神的な苦痛を和らげようとする気持ちが隠れていることがあります。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/parent/mental/sos/sos_03.html
この情報を追加した理由は、教科書では、「注意を引きたい」「注目を浴びたい」「不適切な行動」などと取り上げられているが、「ストレスなどの苦痛を和らげるため」、「助けを求めている」といった意味もあるため、偏見を持たず正しい知識を持った方が良いと思ったため追加しました。

課題2
私は面接法が適していると思います。長所としては、こちらが質問をした際の相手の行動、表情、動揺で質問の答えについて真偽が読み取りやすいです。短所は時間が他に比べよりいっそうかかってしまうことです。しかしこの短所を、集団で面接することで解決します。これらの理由から私は面接法が適していると思います。

1680
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 15:22:59 >> 1643

課題1: 自傷行為についての理解は深まるでしょう。ただ教科書の書き方は、自傷行為の理解を深める方向にはなっていないことは把握してください。応用行動分析では、何が強化子になっているかを突き止めることが肝心なのですが、これが難しいよということをいうため、たまたま自傷行動を出した方がだけです。
課題2: 相手の行動から真偽を読み取るのは難しいと思いませんか。面接者の高い技量が要求されるでしょうね。集団で面接すると、言いたいことが言えなくなってしまいませんか。

5点差し上げます。

1644
G220550 2024/01/17 (水) 01:40:27 58143@f08ab

課題1
 私は認知行動医療について調べた。認知行動医療とは、薬物医療ではなく、心理療法による治療で、うつ病、パニック障害、強迫性障害、統合失調症に対する治療効果が、確認されている、うつ病は100点を取れなかったら、60点とれても0点と同じだと感じてしまう状態であり、一つがダメだと他のもダメに違いないと、憶測をしてしまいがちである。そういった患者さんの極端な考え方を、治療者と患者が確認していき、認知してもらう治療の仕方である。うつ病やパニック障害の方々が、この治療を受けた場合薬物医療による治療と比べて、再発が少ない結果が出ている。調べた理由は教科書には、うつ療、パニック障害といった患者ごとに治療方法を確立することをめざし、着実な成果を上げていると書かれていたため、どのような治療法か書かれているいなかったのと、どのような成果を上げているのか書かれていなかったためである。
参照文献
厚生労働省、2023、「eヘルスネット」『認知行          動療法』(2024年1月15日閲覧)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-044.html
課題2
 私は「この授業に参加しない学生」がなぜ授業に参加しないのか調査する場合「面接法」を使います。「面接法」の長所として、対象者の言葉と情緒的な流れという情報を同時に得ることができるため、お互いの疑問や印象を直接伝えて会うことができる点です。短所として面接者によって結果が変わってしまう恐れがあることと、質問紙法と比べて、データを取る時間と手間がかかるため、対象人数が少なくなってしまうという短所がある。対策として複数人でデータを収集し結果が変わってしまったこともデータとして残し、人数を増やすことにより作業速度も上げると解決すると思われます。
課題3
「認知行動療法」は、論理療法と「行動療法」を統合したアプローチで、論理療法は主に認知や考え方に焦点を当て、患者の問題行動に影響を与える考えを改善する。一方、行動療法は具体的な行動への焦点を当て、望ましくない行動パターンを変えることを目指します。両者が合わることで、患者は自分の認知や考え方を理解して、それに基づいて具体的な行動の変化を促進できるようになる。

1681
satsugakushinri 2024/01/19 (金) 15:28:17 >> 1644

課題1: 「うつ療、パニック障害といった患者ごとに治療方法を確立することをめざし、着実な成果を上げている」ことはどうして必要な情報なのですか。
 認知行動「医療」というキーワードはないですよ。
課題2: 「対象人数が少なくなってしまう」と言いますが、必要な学生には面接しないといけないので、「時間が多くかかる」というべきです。これ以降の部分は課題文で示した状況に適合していないと思います。
課題3: どのように補い合っているのですか。

6点差し上げます。

1645
F23026 2024/01/17 (水) 01:44:05 4281f@a9577

12章 心の問題へのアプローチ
課題2
 私は質問紙法が良いと考えます。
 長所は多くのデータを客観的に得ることができ、時間を短くしやすいことです。ほかの手法だと調べる側の主観が入ってしまい回答する人達の意見を正確に汲み取ることが難しいと考えます。そして時間が長くかかってしまうものだと、あまり意欲的では無い人は正確に答えてくれなかったり、そもそも協力してくれない可能性があると考えました。
 短所は回答する側の防衛機制が働き、正確な答えを得ることができない可能性があることです。対処法として2つ挙げます。
 1つ目は選択肢と自由欄を設けることです。選択肢では参加しない理由に最も近しいものを選んでもらい、自由欄では授業に対する意見や感想などを書いてもらいます。選択肢を設ける理由は自分で考えて書くよりも歪みが生じにくくなるのではないかと考えたためです。自由欄を設ける理由は選択肢の中だけでは答えられなかった理由や授業に対して思っていることを書いてもらうことで新たな改善点が見つかる可能性があると考えたためです。
 2つ目はどんな回答をしても不利益はないと伝えることです。授業に対してマイナスな理由や適当な理由を言うことで評価などに響くかもしれないという不安がある状態で調査をしてしまうと回答に歪みが生じると考えたためです。
 そして実施する際は質問のはじめの方に「5分かかります」などと時間を書いておくと良いと考えます。5分くらいなら答えようと思い、参加してくれるのではないかと考えたためです。

1682
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 18:08:01 修正 >> 1645

課題2: 欠点を指摘した上で対処法を考えるのはいいアイデアですね。ところでこれら二つの対処策は、防衛機制対応ですか。一つ目の対処策は、正直に書いてくれることが前提となっていないでしょうか。防衛規制によって本心を答えないのだとすると、この対処は有効でしょうか。二つ目も同様です。伝えるだけで防衛規制が働かなくなるのかという疑問があります。それよりも、質問紙法は、質問を事前に決めておかないといけないこと(その人の問題になっていそうなことを想定しておかないといけない)、決めた質問以外をすることができないことのほうが重要な問題ではないかと思います。

5点差し上げます。

1646
k20109 2024/01/17 (水) 02:22:01 e0b0d@5b600

第12章 心の問題へのアプローチ
課題2
質問紙法が適切であると考える。
理由は質問紙法では直接相手と対面せず、考えている事を自由に表現できると考えたからである。質問紙法では防衛機制が働き、本心を隠して解答をするというデメリットがあるが、質問紙に「授業に参加していない学生対象のアンケート」であることを明記することで、不満を解答させやすくなると考えたからである。

課題3
「認知行動療法」とは過度に自責的な物事の受け止め方を修正する「論理療法」と、ストレスを感じるような出来事が起こった時に引き起こされる恐怖反応を繰り返し訓練し、段階的に克服していく「行動療法」を組み合わせたもので、不合理な出来事が起こった時でも訓練したリラクセーションによってストレスを軽減し、自責的な考え方をさせないようにするという療法である。

1683
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 18:12:38 >> 1646

課題2: 対面しないことをメリットしてあげていると思いますが、どうしててですか。対面しないことのデメリットもありますね。防衛規制については、直前の方へのコメントを参考にしてください。
課題3: 両者はどのように補い合っていえると言えますか。

5点差し上げます。

1647
F23040 2024/01/17 (水) 02:29:53 5e543@b87e2

第15章 心の問題へのアプローチの課題

課題1 光トポグラフィについての追加情報
 光トポグラフィとは「近赤外線スペクトロスコピイ」のことで、近赤外線が生体を通過する際にヘモグロビンより吸収されることを活用して、生体の血液量を非侵襲的に測定する方法。光を頭皮に照射すると、光は頭部のさまざまな組織を散乱、吸収されながら伝播していく。頭皮に戻ってきた一部の反射光を検出し、照射光と検出光の値から脳活動に伴う相対的な血中ヘモグロビン濃度の変化を測定する。

 光トポグラフィというものがどのような検査法なのかが説明されていない。しかし、他の検査方法と同様に説明をすることで光トポグラフィというものの理解し、教科書の理解へ貢献できると考えた。

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jamt/66/J-STAGE-2/66_17J2-12/_pdf/-char/ja

課題2
 私は、面接法が良いと考える。面接法の長所は、無意識的な傾向(非言語的情報)を得ることができるところである。しかし、時間やかかってしまうことや面接者によって結果が異なる可能性などが短所としてあげられる。個人の面接だけでなく、知り合い同士での集団面接も併用して行えば、個人では思い出せない出来事が思い出せたり、当事者同士での事実関係の確認がとれたり、緊張が緩和され無意識的な傾向が出やすいと考える。個人面接だけでなく集団面接と併用して行えば、正確に調べることができると考えた。

課題3
 認知行動療法は、ある状況に出くわした時に、私たちが持つ感情と行動が、その状況をどうとらえるか(認知)によって影響を受けることに着目する。論理療法は、人の悩みは出来事そのものではなく、出来事の受け取り方によって生み出されるものであり、受け取り方を変えれば悩みはなくなるというのが基本的な考え方である。行動療法は、学習された患者の不適切的習慣である行動障害を排除しようとする考え方である。この二つは認知行動療法の治療のターゲットである出来事と自分の感情の間にある、その時とった自分の行動や、考えたことをターゲットとしている心理療法である。認知の仕方をネガティブなものから、ポジティブなものへ変える論理療法と、そのネガティブなものからくる不適切的習慣を排除しようとする行動療法は、お互いに補い合っているといえると考える。

1684
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 18:24:26 >> 1647

課題1: この情報がどうして必要なのかを説明したほうがいいと思います。アセスメントとして、どうしてこういう生理学的な手法をとるのかを書くのが先ではないかと思います。
課題2: あなたが期待する結果を出すには、言動から無意識領域のことを察知する卓越した能力を持った人が行なう必要があるでしょう。また集団面接のデメリットもあるはずです。皆の前で本心が語れる人ばかりではない。このへんへの気づきも必要ではないかと。
課題3: 冒頭で認知行動療法に触れたところから、論理療法、行動療法について説明していっていますが、この流れの論理がよくわかりません。冒頭では、認知行動療法が論理療法と行動療法の統合であるというようなことを述べたほうがいいと思います。
 「出来事と自分の感情の間にある、その時とった自分の行動や、考えたこと」とはどういうことでしょうか。「そのネガティブなものからくる不適切的習慣を排除しようとする行動療法」では認知行動療法となってしまい、行動療法でないように思えます。
 二つの両方が役割分担をしていることはわかりますが、どう補い合っているかは書かれていないように見えます。

7点差し上げます。

1649
F23071 2024/01/17 (水) 04:08:16 修正 afcc0@aefff

12章 心の問題へのアプローチ
課題2 私は、面接法が適切であると考えた。
 まず、質問紙法は、質問用紙を用意し、それを被験者に回答してもらい回収するという手順だ。質問紙法のメリットとして挙げられるのは、質問紙を用意し、それを回収するのみのため実施が簡単であることだ。実施が簡単であり、採点も容易なため、一度に多くのサンプルを確保することができる。しかし、デメリットとしては、自己報告に依存した採点結果のため、虚偽を排除する手段がないことだ。今回の課題で質問紙法を使う場合、恐らくこの課題における「学生」の人数は多くないため、質問紙法のメリットがなく、デメリットが残ってしまい、正確性に欠ける結果が出ると考えられる。したがって、質問紙法は不適切であると考えた。
 次に観察法のメリットとして挙げられるのは、視覚的に分かるデータが確保できることだ。この課題においては「なぜ」授業に参加しないのか。という原因が分かる行動が直接的に観察できるため、改善策を考えるには最も適切な方法である。例えば、一日の生活リズムが狂ってしまっていることが観察できたとすれば、生活リズムを正し、時間を有効に使えば参加する余裕ができるのではないか。のように、改善策を考えるにはいい方法だ。しかし、この観察法は、行動を観察することに重点を置いているため、内面的な部分を無視しているといえる。後にも述べているが、観察できないものによって、行動が変化することが説明されている。したがって、この観察法は改善策を考えるには最も適しているが、この課題の状況において正確性が欠けていると考えた。
 この課題2の状況において、大量のサンプルは不必要であり、内面的な部分も考慮しなければならないため、面接法が最も適しているのではないかと考えた。
 面接法のメリットとして、半構造化面接により、回答の意味を正確にするために質問を加えたり、枝分かれした質問をする面接ができる。面接法のデメリットとして挙げられるのは、面接者の年齢や性別に結果が左右されてしまうことだが、結果の左右は半構造化面接の枝分かれ質問などで解決する手段がある。また、被験者の態度や表情をなどからも多くのデータを取ることができるため、他二つの方法と比べて正確性が高い。さらに、面接で取れるデータが多いため、そのデータの独自性を上げることができる。つまり、被験者(学生)に対しての改善方法はより適切なものを考察できる。
 したがって、私は面接法における半構造化面接で情報を得るのが適していると考えた。
課題3
 まず、行動療法と論理療法について説明する。行動療法は、治療の焦点を患者の不適応行動にあて、学習理論に基づいて不適切な行動を変容または除去し、適応行動を獲得しようとする治療法だ。つまり、適切な学習が不足しているため不適応行動をする、あるいは不適切な行動を学習していると考えるものだ。一方論理療法は、人間の反応は出来事によってではなく、出来事を受け止める認知によって生じるとしている。つまり、人間に悩みをもたらすのは、出来事ではなく出来事をどう受け止めるかという認知であるということだ。
 行動療法は、学習とそれに基づく行動に焦点を当てているため、不適応行動はオペラント条件付けやレスポンデント条件付けなどに分類でき、各々の適切な技法により治療することができる。ただし、行動療法は視覚的に分かる行動のみを見ているため、内面的な部分である認知を完全に無視している。認知という視覚的に分からず、観測できないものに介入しない、さらに内観では主観的なので、客観的に観察できる行動に着目するというのは確かに合理的ともいえる。しかし、情動二要因理論により、観察できない認知によって「特定の」生理的興奮や行動が行われることが説明されている。つまり、認知を完全に無視した場合に説明できない事象が存在する。したがって、認知は客観的に観測できないが、それを完全に無視することは不適切である。その認知の部分について焦点を当てているのが論理療法である。
 論理療法は、受けた刺激から反応が起こっているのではなく、どう受け止めるかという認知の媒介過程により反応が生じるとしている。随伴性を考察する点では行動療法と共通している。論理療法は、行動療法が無視していた認知の部分について重視して考えているため、行動療法では説明がつかない部分を説明することができる。しかし、認知の部分に焦点を当てているこの療法は、行動療法と違い客観的に観測が難しいものを焦点としているため、客観的なデータを得ることが難しく、行動療法と比較して、結果的に主観的な評価になることが予見できる。
 行動療法の欠点である、説明できない事象が生じている事実を、論理療法の焦点である「認知」の部分で説明する。そして論理療法の欠点である、観測が難しく、データに頼らないため主観的な評価になる現象を、行動療法の「客観的、視覚的に観測できる」もので考えることで、両者の欠点を補いあい統合したものが認知行動療法であると考える。

出典 
日本心理学諸会連合 心理学検定局編(2022)「心理学検定基本キーワード改訂版」実務教育出版

1685
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 18:33:56 >> 1649

課題2: 他の方法と比べて、それらの欠点が克服されている理由、優れている点が述べられていて、とてもよい書き方だと思います。この課題で想定している状況(対象者がさほど多くない)に言及している点もいいですね。これが当たっているかどうかはともかく、こういう状況が考えられると、考察の範囲を拡げたことに価値があります。「被験者の態度や表情をなどからも多くのデータを取ることができる」ことから、観察法のメリットも含むことがわかります。面接法のよさが説得的に語られていると思いました。
課題3: 論理療法と行動療法の特徴を語ることで、双方の守備範囲がわかるようになっています。行動療法が二つの条件づけを利用していることも明示してあることもすばらしい。二つの両方に欠けているところ、双方が補い合っているところが書かれていて、とてもよい解答になっています。

14点差し上げます。

1651
F23104 2024/01/17 (水) 04:28:11 18825@7d254

>> 1613流れが正しく汲み取れているか分かりませんが、「読字障害を持つ人が音読を要求される状況」への対応として、「事前の聴覚的サポート」以外に良い案があるか、という質問だと私は捉えました。

 具体案としては、「事前の視覚的サポート」があります。この方法では、教科書を挿絵の多い物に変更します。いわゆる漫画の様な形式です。そして更に「読み上げ」ではなく「要約」を先生には要求してもらいます。
 読字障害は音韻処理に問題が有るケースがあり、その場合聴覚的サポートでも理解が難しい場合があります。ですが絵などの文字情報を介さない形式であれば、そのような読字障害の場合でも意味の理解が可能です。ですが、特性上そのままの読み上げは厳しいため、行わないようにする事で対処しています。
 この方法も軽減するだけの案ではありますが、「事前の聴覚的サポート」と違い、「聴覚補助器具」という通常の生徒が持たない物ではなく「教科書」という通常の生徒も持つ物で支援を行う事で、学校という場により馴染むことが可能です。また、音韻処理に問題のある読字障害のケースにも対応できる方法のため、使い分ける形での利用が可能だと思われます。
 みんな同時に読むという案についてですが、障害表出の機会を増やす危険性があると思います。小中学校の合唱を思い出して貰えば分かると思うのですが、ある程度能力が全員有る場合の下手な音読は相当目立つと推察できます。

出典:(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscap/58/2/58_227/_pdf/-char/ja)

1686
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 18:39:26 >> 1651

他の受講生の質問に解答してくれてありがとう。支援方法としての解答としては適切かと思います。課題の主旨は障害の不可視化でしたが、質問者の方は支援方法について知りたがっていたので、これでよいと思います。

5点差し上げます。

1652
F23104 2024/01/17 (水) 04:31:25 18825@7d254

12章 心の問題へのアプローチ
今回、流れ・読みやすさを重視するため、課題2を一番上に記載している。

課題2 私は面接法が良いと考える。
 面接法には、情報の量を確保することが難しいというデメリットが存在する。だが今回の被験者は「この授業に参加しない学生」である。彼らが+印象を持っているとは考えにくく、その講義に関係する研究への参加率も芳しくないと推察できる。そのため、上記のデメリットがあまり問題にならない。また、情報の量を確保できないなら、正確に調べるために質を重視するべきであり、この方針は面接法の質的情報の確保に長ける特徴に極めて適合的である。
 また、改善方法を考える上でも、直接対話が出来る点が大きなメリットとなる。改善案についての質問も直接可能であり、実情に沿った有効性のある改善方法を立案しやすい。
 質的情報の収集は観察法も秀でている。だが、「授業に参加しない」傾向が判断できるのは授業が数回は経過した後であり、「参加しなくなった」理由を測ることが難しい。仮説の検証のため、他の授業の出席具合などに行動目録法的に用いることもできる。だが、主軸として用いるには得られる情報があまりに限定的である。
 面接なら、質問紙法における面接調査はどうか、という意見も考えられる。だが、面接法と殆ど手間が変わらないにも関わらず得られる情報の質が低いため、今回の場合あまり適合的でないと考えられる。質問紙法を用いるとしても、観察法と同じく併用的にすべきであると考える。以上より、私は面接法が良いと結論づけた。

出典:中澤潤・大野木裕明・南博文(編). 心理学マニュアル 観察法 北大路書房
   加藤司(2008). 心理学の研究法 実験法・測定法・ 統計法 改訂版 北樹出版

課題1 論理療法 行動療法について情報提供を行う。
 論理療法には、論理情動行動療法という発展形が存在し、その治療までの経路をABCDE理論という。内容はA~Cまでは教科書の通りで、D:Dispute『不適応的な「結果(C)」をもたらした「非合理的信念(B)」について「(自己の内で)議論(D)」する』E:Effect (その効果がもたらされる)とされている。このDは教科書p188例のDと(恐らく意図されて)同一であり、例D:aの「外食は予定より100kcal多いだけ」から議論を始めるなら、「外食可能な柔軟性のある予定にすべき」などと結論づけ、外食(A)を「現実的に継続可能な予定立ての一助(E)」として捉えることが出来るようになる。
 行動療法は、不適応行動の原因をオペラント条件付けなどによる誤学習だと考える。よって治療においては、誤学習による問題行動を低減し、適切な行動の再学習をすることが目的となる。具体的にはABC分析があり、先行事象→標的行動→結果事象を考える。先の例において、ドカ食いを標的行動とする場合、流れは外食で食べ過ぎた→やけ食い→ダイエットに失敗(?)となる。是正を目指す場合、先行・結果事象のいずれかを変更することで標的行動の変容を目指す。

 これらの情報を提供した理由は「役に立つ」という12章と同様の視点での記載をすべきだと考えたからである。
12章のテーマは「心の問題とアプローチ」である。つまり、心理学という学問がどのように支援に活きるか、活かせるかを主軸とした章なのだ。実際、p186の系統学的脱感作法なども、それ自体の説明+有効性の説明がある。つまり、「認知行動療法」の枠組み内での説明であるならば、この2療法の各基本的説明を削ったとしても、それに絡めてそれぞれが認知行動療法において「どう役に立っているか」の視点での記載が有って良いと考えた。

課題3 認知行動療法において、論理療法は指針と直面、行動療法は分析と適応を担っている。
  以下に具体的な説明を順に記載する。
「指針」論理療法では、価値観の是正を試みる場合、人はABCDE理論とおおまかに同じ順路を辿るとされている。
 つまり、ABCDE理論自体が治療の方向性や患者の寛解度合いを測る指針として機能するのだ。
「分析」まず、事例を論理療法的に考えるためには、何が起きたかを明確にする必要がある。ここで行動療法を用いる。患者と話し合い、目標(是正したい行動)を定め、それを標的行動としたABC分析を行うのだ。
「直面」ABC分析を試みる、または完了した場合、なぜ先行事象から標的行動に移行したのか、当時の心理と直面することとなる。課題1-2のやけ食いの事例なら、「もう続けられないと思ったから」などに当たる。
「適応」最後に、そう思う自分がいる現実への適応がある。これが難しい場合、教科書にあるような系統的脱感作法などの行動療法を用いて、少しずつでも適応していくことを目指す。

 現実的な話も記述する。上記は厚生労働省のマニュアルを参考にしたのだが、そちらでは「分析」と「直面」に非常に大きいウエイトが置かれている。カウンセリングを必要とする多くの患者は、上記の流れを遂行できないほどの「出来事」にさらされている。故に、「何が起きたか」を分析するだけで強い負荷を受け、現実逃避的に歪めた回答をする、またはそもそも回答出来ない場合が多い。また、自身の「行動」そのものを受け入れる事が出来たとしても、その行動をした「当時の心理」を受け入れらないケースもある。先ほどのダイエットの事例の場合、実は「もう続けられない」ではなく、「もう続けたくない」と思っていたとしたら。その現実を受け入れることは「もう続けられない」と比にならない厳しさである。このように、実際の治療において、上記の4段階うち、指針~直面は何度も往復することとなる。また、あるタイミングで突然受容出来る事も少なくなく、その場合には段階を飛ばす事もある。

出典:心理学用語の用語集(2024年1月17日閲覧)
(ABC分析:https://psychologist.x0.com/terms/223.html)(ABCDE理論:https://psychologist.x0.com/terms/224.html)
   厚生労働省 心の健康 うつ病の認知療法・認知行動療法治療者用マニュアル(https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/01.pdf)
   日本心理学諸学会連合 心理学検定局編,心理学検定基本キーワード改訂版,2022年,実務教育出版

1687
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 19:06:55 >> 1652

課題2: 対象者となる学生たちがどういう状況であるか、どういうことら配慮して情報を得ればよいのかが考えられていて、とても説得的だと思います。
課題1: DとEについてはおっしゃる通りです。Dについては図12.3には書かれているのに、本文での解説がないですね。オペラント条件づけについては2章で語られていることもあり、ここでは説明を省略したのかもしれないですね。ABC分析も図2.5およびその周辺の説明が該当しています。なお行動療法にはレスポンデント条件づけを応用したものもあり、一例として系統的脱感作は教科書に載っているのでご注意を。論理療法については図の内容程度は説明しておくこと、行動療法については2章の該当部分を示すことでよいのではないかと思います。
課題3: 「事例を論理療法的に考えるためには、何が起きたかを明確にする必要がある」。そして「ここで行動療法」を用いるのはどうしてですか。論理療法では「信念」を突き止めないといけないはずです。「論理療法」は「行動療法」の間違いですか。「論理療法は指針と直面、行動療法は分析と適応を担っている」のに、どうして直面の時に「ABC分析を試みる」のですか。最初の部分がちょっとよくわからないです。
 この書き方だと、二つの両方が役割分担をしていることはわかりますが、どう補い合っているかがわかりにくいです。
 ちなみにスキナーの応用行動分析では、論理療法でいう「信念」は「私的出来事」としての「行動」と位置づけられており、応用行動分析の範囲でコントロール可能と想定されています。すなわち論理療法は不要なのです。「認知」という概念も。気になったら、「行動理論への招待」(大修館書店)という本を読んでみてください。

16点差し上げます。

1653
Q22168 2024/01/17 (水) 04:50:25 1f49b@ebca6

12章
課題2
 私は面接法を選ぶ。
 面接法は長所は、面接の人の感情、意見、経験に深くアクセスし、非言語情報も収集できる。面接の人の表情、ジェスチャー、声の調子などから追加の洞察を得え、その心理をより深く理解できる。なぜ参加しないの説明や質問が適切な理解可能、これにより、誤解や混乱を回避することができる。
 短所は、個人の主観的な回答に依存するため、すべての人を満足するのは困難的。面接両方の都合をあうため、他の手法に比べて時間と労力がかかることがある。
 面接法は、授業に参加意欲低い人と直接に話を行い、リッチな情報が得られる。授業に何もしない人にの質問が柔軟で自由な対話でき、学生に圧力を減らし、先生の側も誤解や混乱を回避することができる。そして、その結果を基に学生に対する個別のサポートやアドバイスを提供しなどの方法で改善できる。
課題3
 「論理療法」は思考の変容を通じて心理的な問題に対処し、「行動療法」は具体的な行動の変化を通じて問題に対処する。これらを組み合わせた「認知行動療法」は、感情や行動、思考の相互作用に総合的にアプローチし、効果的な治療手法とされている。「論理療法」(内部)+「行動療法」(外部)=「認知行動療法」

1688
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 19:09:43 >> 1653

課題2: なぜそういう長所となるのかを併せて書くともっとよかったと思います。
課題3: それは役割分担ですね。これまでのコメントを参照してください。

6点差しあげます。

1654
F23073 2024/01/17 (水) 05:57:01 修正

課題1:光トポグラティについて補足する。光トポグラフィ(near-infrared spectroscopy; NIRS)検査は,近赤外光を用いて脳内のヘモグロビンの濃度変化を測定する検査法である。また、光トポグラフィ検査は、他の生理学検査と同様に検査に対する被験者の理解と協力が重要である。そのためには検査の説明を丁寧に行う必要がある。検査では近赤外光を照・受光するプローブを前頭部に装着し、キャップの紐を後頭極の下部でしっかりと結び止めることによりプローブを 固定するが、それでもプローブの先端は動き易いため体動などの影響により波形にノイズが混入することがある。波形のノイズは結果判読の際に誤判読の原因となるためノイズの入らないような検査手技が要求される。
 このことから、教科書には光トポグラティについて信頼性と妥当性がチェックされているとある。しかし、検査に対する被験者の理解と協力が必要なことや、データは必ず正確なわけではなく何らかの刺激で不正確になることもある。この情報で光トポグラフィだけで診断をせず、あくまで検討材料であるという情報が教科書理解に貢献できると思った。
出典:国立精神・神経医療研究センター病院年.齊藤友里香:「第 2 章 光トポグラフィ(2017)66 巻 J-STAGE-2号 p.9 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jamt/66/J-STAGE-2/66_17J2-12/_pdf/-char/ja

課題2:「この授業に参加しない学生」が、どうして授業に参加しないのかを調べるために、「質問法」を使えばよいと思った。質問法には解釈に検査者の主観が入りにくいという利点がある。また、短所には資料にもあるように本心を隠し、事実と異なった回答を得てしまう危険がある。さらに、回答者(クライエント)が、防衛機制によって無意識的に、本当の自分の心の問題を隠してしまう可能性もある。しかし、「どうして授業に参加しないか」というのはほとんどが自分の意志で決めた事実である。自分の意志で参加しないと決めた事実がある以上、ばれる嘘はつかない方がいいという心理から授業に参加していないのに参加しているに〇をつけることはないと思います。これらの理由から、私は質問紙法を使いう。

課題3:認知行動療法には不条理な信念を修正するという目的があります。例えば、自分は人並み以上に仕事ができると認知している人が上司に怒られるとします。この状況で自責的な考えになる人であれば、「自分は仕事ができるはずなのにおかしい」、「あれは偶然だった」など事実を隠そうとします。しかし、そこに根拠がない場合、自分の認めたくない事実が確信に変わらないか不安な時間を過ごすことになります。仕事ができるという自己概念をよしとするからこそ、この時間が最大のストレスであり、鬱病への道のりなのではないかと思います。このようなストレスから脱却するため、難しい仕事ばかりに挑戦せず、簡単な仕事からもう一度ゆっくり始めてみる。このように具体的な行動を変える行動療法をする。また、自分より優秀な人が同じ課題に苦戦するだろうから自分にも難しい課題だと思う。このような信念の修正する理論療法を使用してするなどして、不条理な信念からくるストレスを軽減させるのが認知行動療法です。
 

1689
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 19:18:51 >> 1654

課題1: 「検査に対する被験者の理解と協力が必要なことや、データは必ず正確なわけではなく何らかの刺激で不正確になる」ことは他の検査でも同様です。「信頼性と妥当性がチェックされている」のであって、「確立されている」とは書かれていません。あなたのような指摘も、そのチェックのひとつです。そのチェックの内容を提供したということですね。
課題2: どうして授業に参加しないかを知りたい情報収集で、参加したかどうかのレベルで嘘をつかれないようにするにはという話をされても、「知りたいのはその先」と言われるのではないでしょうか。
課題3: 冒頭から認知行動療法の説明が始まっていますが、途中で行動療法の話になっています。整理して書いた上で、両者がどう補い合っているかを明確にするといいですね。

9点差し上げます。

1655
K18154 2024/01/17 (水) 08:19:41 f3952@d312f

12章
・課題1
私は質問紙法を取り上げます。教科書の説明では質問紙法は回答を調節しやすいため面接法に劣っているような印象を受けた為です。
今回私が引用する「児童福祉機関における思春期児童等に対する心理的アセスメントの導入に関する研 究」という論文ですが、この研究の際に用いられた質問紙法は、虐待の可能性のある子どもを調べる目的があり、児童相談所の職員に対して子どもの行動観察のチェックリストを記入させる形でした。この論文ではこのチェックリストにさらに、家族、学校 、地域から得られた情報や医学診断を総合して「総合評価」に至るように構成された「虐待を受けた子 どもの心理診断プロトコル」が作成されました。
質問紙法は確かに検査者の特徴や場所による違いが出にくい方法ではありますが、最終的な判断に必要な情報を網羅する事は難しいため、他の情報源を組み合わせて判断の材料とするのが適切であると補足します。
参考(https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2005/057021/200500392B/200500392B0001.pdf)
・課題2
私は面接法を取り上げます。質問紙法を用いた場合、講義に参加しない理由をほとんど「面倒だから」という理由で済ませてしまい、その奥にある根源的な理由にたどり着けないと考えたからです。
質問紙法では予め質問内容が決まっており、回答者の答えに対してさらに質問するといったことが出来ません。その点面接法であれば、「面倒くさい」の先にある何が面倒なのかや、難しく感じることは何なのかを聞き出す事が出来ます。紙面での回答では回答者は自分の考えに向き合うことすら面倒に感じて、ありきたりな答えに逃げてしまうかもしれません。面接官が目の前に居て質問されれば質問者の顔が見えない時よりもより真剣に回答しなければと思わせる事ができると考えます。
ただ、講義にすら参加しない学生を面接に呼んだところでそもそも面接に応じて貰えないという可能性は大いにあると思います。

1690
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 19:24:42 >> 1655

課題1: 質問紙法にかかわるどういう情報を提供したかったのでしょう。冒頭の書き出しから、質問紙法に優れた点があるという意見が出されるのかと思いました。「他の情報源を組み合わせて判断の材料とするのが適切」という結論だと、食い違ってしまうのでは。
課題2: 自然に質問を決めにないといけない、決めた質問以外尋ねられないという質問紙法の欠点がしっかりと指摘されています。面接法だとそこは克服できますね。面接に応じない可能性はありますが、それなら他の方法でも同じかもしれないですね。対象者の日常行動を観察法によって見張るというなら違うでしょうが。面接の場面で正直に答えてくれるかということも心配したほうがいいですね。

7点差し上げます。

1656
G21079 2024/01/17 (水) 08:59:26 3b1f9@9f020

12章 心の問題へのアプローチ
追加
1.二次障害の補足情報
二次障害は、家庭や学校などの環境と発達障害の特性のミスマッチによって困りごとが生じ、それらが蓄積することが原因と言われています。
リンク
教科書には発達障害などで二次障害をつくらないことも肝要であると書かれているため、二次障害がどのような原因で起きるのか詳しく知ることができたほうがいいと思い補足しました。

1691
satsugakushinri 2024/01/20 (土) 19:30:03 >> 1656

課題1: 二次障害は教科書でほとんど説明がないので、追加情報は必要でしょう。記事そのままの抜き書きなので、具体的に説明したほうがいいですね。そのまま抜くのであれば、その少し前の部分「発達障害の特性によって、学習の遅れや対人関係がうまくいかず、学校で孤立するなどの状況」になる、というところの方がいいかも。
 この記事は「専門家の意見」ですね。引用文献が明示されておらず、学術的信用性があると想定しないほうがよいです。

2点差し上げます。

1657
satsugakushinri 2024/01/17 (水) 09:03:12

「心の問題へのアプローチ」への採点対象となる投稿は締め切りました。これで今学期の授業は終了です。ここまでで30点以上獲得した方は「最終レポート」に進むことができます。moodleを注意していてください。お疲れ様でした。