15層制約50の為の心得
予めガチガチに計画を組んでおくと、動きの迷いが減る
どんな編成か、どのギフトが欲しいか、どのパックを取るか。これらをシミュレートしておこう
具体例として、黒獣破裂呼吸を挙げよう
黒獣卯(良秀)、巳2名、酉に加え、センクムルソー、君主、家主候補を据える編成だ
意図としては、良秀とホンルのスキル3でネブライザーを発動しつつ戦うものである
破裂と呼吸ギフトにより、マッチも火力も十分に足りる算段だ
編成が決まったので、次はパック選びだ
破裂呼吸関係を集めたいので、それらの専用ギフトがあるパックを選ぶ
深夜清掃、LCB定期検診には破裂のマッチ強化ギフトがあるので欠かさずに取りたい、といった「キーワード的に欠かしたくないパック」を見落とさない様に、予め計画に組み込んでおく
加えて汎用的に強いものも見ていくと、例えば
・“霜柱の足跡”は沈潜があるとマッチ威力を減らせる
・“緊急付与型捜査官バッジ” “灰色の星座の加護”などは事故防止に有益
・“影の編み笠” “エッチングされた時計の針”などは条件を満たしやすい
・EGOはメインで使わない予定なので“鋭い糸と針”は要らないが、マッチ補強に“タンゴチキンのタレ”は欲しい
といったことが考えられる
これらをその場のノリで取捨選択すると、ちぐはぐになったり取得を忘れたりしがちなので、事前に考えておく
ギフトについて考えたら、それに伴って持ち込むギフトや選択するパックも定まってくるはずだ
今回はマッチ補強と事故防止をテーマに“プレステージカード” “緊急付与型捜査官バッジ” “タンゴチキンのタレ”を持ち込む。
その上で
①愛することのできない(凍り付いた阿鼻叫喚:沈潜)
②工場自動化(憑かれた靴:沈潜)
③憎悪と絶望(灰色の星座の加護:キーワード無し、最悪未取得でも可)
④2号線(くびき:キーワード無し、報酬で得られるなら加算コイン強化であろうと取得)
⑤LCB定期検診(棘の戦闘靴、小枝、強化剤Mk4:破裂)
⑥3号線(孵化しない火種:火傷)
⑦切磋琢春(徳目3種:破裂)(血炎刀:火傷)
⑧肉切骨断bokgak(木杯:キーワード無し、最悪未取得でも可)(錆びた柄:斬撃)
⑨深夜清掃(怪文字のお札、刻まれた怪文字:破裂)(影の編み笠:斬撃)
⑩時間殺人時間bokgak(時計の針2種:振動)(緊急付与型捜査官バッジ:キーワード無し、最悪未取得でも可)
を選ぶ、といった計画を立てられる
こういった計画を立てるとパック選択でのミスが減っていくだろう
(他の編成だと取得ギフト、選択するパックもガラッと変わるので、上記は一例に過ぎないことを念頭に置いて欲しい)
先に立てた計画に基づき、10層まで進めていく
星明かりは躊躇わず全ツッパしよう。1100くらいあればギリギリ足りるはずだ
10層まで進める過程でギフトを集めるが、この際は出来る限り特別なショップ出現率を上げることとスキル交換の仕方が重要だ
・出来る限り特別なショップ出現率を上げること
特別なショップは商品の展示数が多いだけではなく、スキルを2つ交換できたりギフト合成で高位のギフトを作る際に少し安くなるなどのメリットがある
(デメリットとして下位のギフトを合成する際に困りやすいというものはあるが)
特別なショップの出現率は「消費したコストの5%」ずつ上昇する
丁度良く調整できれば良いが、浅い層だと星明かり効果の「各ショップ1回に限り売却価格2倍」に加え、幾らかの高位ギフト売却等も使わねば100%には届かない
その層ではまだ過剰な性能のギフトだと思ったら、ギフトを一度売り、10層までに再購入するのも手だ(パック専用ギフト、持ち込みギフトを除く)
またプレステージカード等の割引ギフトを所持している場合は割引かれた後の5%を参照して特別なショップ出現率が上昇するが、リベートトークンのコスト返却は確率が上昇した上でコストが返却される
コスト節約の観点で優秀なので、浅い内に引けたら幸運だ
それと重要なこととして「ギフトの発動タイミングと順番」を考慮すること
もっと言えば「ギフトを獲得する順番」だ
汎用オススメギフトの項にもあるように、ギフトにはターン開始時、戦闘開始時等のタイミングで状態異常を参照して効果を発揮するものがある
これらは「発動タイミングより前に状態異常が付与されていないと発動しない」という条件があるが、この時「発動タイミングが同じなら、ギフトの獲得順に判定される」というルールがある
有名なのは“ネブライザー”と“シガレットホルダー”だろうか
ネブライザー→シガレットホルダーの順に獲得するとシガレットホルダーの威力上昇がステージ突入1ターン目から発動するが、逆の順で獲得すると2ターン目以降でないと発動しない、というアレである
こうしたことを避けるにはギフトの購入順に気を配る必要がある。ランクが違うなら合成順でも対策出来るだろう
それでも報酬カードやイベントマスで不意に入手してしまった場合、一度売却か合成してしまうのも手である
上記の浅い層でのコスト捻出の際などについでにやってしまうと良い
ちなみに、ギフトの発動タイミングが違うなら問題ないこともある
例えば“赤く染まった綿花”と“抑留された讃頌”であれば、前者が特定のターン開始時、後者が戦闘開始時とタイミングが異なるので、“抑留された讃頌”を先に入手しても問題ない
逆に“灰は灰に”と“焦げ付いた円盤”の攻撃レベル減少では、前者が戦闘開始時、後者がターン開始時なので、どの順番でも“焦げ付いた円盤”の攻撃レベル減少は発動出来ない
(敵撃破で残った火傷が付与されれば別? 未検証)
・スキル交換の仕方
基本的にスキル3に交換するのがメインだが、戦闘参加人員が多いと全てをスキル3に交換するのは正直難しい。7人ですら35個なので足りない
(仮に全階層が特別なショップでも2×15=30個が上限)
この時特定のキャラに偏らせるか満遍なく配るかは編成次第だが、メインのスキルは4つ5つあればそこまで困らないことが多いため、散らす方が良い場合が多い
また重要なこととして「スキルを交換せず残しておくメリット」も無視できない
例えば憂鬱属性のスキルは遺骨の屑、傲慢属性のスキルは小さくて悪くなる人形の強化条件なので残しておく、といった交換の仕方が考えられる
他にもカスク・スピリッツや第5種永久機関があるなら、スキルを捨てたり追加したり出来るので多少はスキル交換のハードルを下げられる、などの要素もある
11層以降はパックが限定されるので、取り方もグッと狭まる
概ね
・反撃、破壊不能コインが痛いパックは浅い内に取る(血鬼になれなかったものたち、終わりなき袋小路、5号線)
・集中戦闘でないパックは浅い内に取る(3号線、血鬼になれなかった者たち)
・マッチが特にキツいパックは避ける(4,5号線)
・敵が多く、広域EGOと“鋭い糸と針”で撃破が見込めるなら、深くなってから取る(う・み・だ かに・バル)
などの方針が考えられる
先に例として挙げた黒獣破裂呼吸なら
・灰色のコート、血炎刀、君主の食い縛り、貫通耐性標準などの要因より、多少の反撃は受けられる
・広域EGOは期待していないので、それ前提で動く
といった要因から
⑪血鬼になれなかった者たち
⑫う・み・だ かに・バル
⑬終わりなき袋小路※
⑭N社 新九人会※
⑮永劫のくびき
と決定することが出来る
※獲物の印、捕縛術の対処が不安な場合、逆にしても良い
ただし反撃の受け方に注意
また乱入についてだが、特に14,15層で引くとキツいやつが本当に洒落にならない
リターンは確かに絶大だが、リスクも相応に大きい以上、避ける方が無難である
戦闘後に階層移動時と同じく回復されるとはいえ、敗走のリスクを飲んでまで取れるかを考慮して欲しい
隠しアチーブメントだけなら制約0でクリアしても良いことを忘れずに
(ただし制約0の場合、星明かりの加護とギフト観測を全て取ると、星明かりは概ね300以上の赤字になる)
以上が「考え方」の一例である
難しいとされる編成でも簡単とされる編成でも、結局ギフト集めは重要であり、こうした考え方が出来れば制約50クリアへ大きく近付くだろう
ここでいうソロに関しては「特定のパック、あるいは11層以降に限る」というものである
1層からソロで行く場合、特に1,2層のパックが余りに制限されるので、以降に述べるものよりさらに特異な計画を要する為だ
実際のところ、適用可能なギフトが編成1番のものに限られ、大半の合成ギフトが機能しなくなるため合成しないことも必要だったりするが、十分なスペックの人格であればいっそソロの方が事故率が下がるという側面もある
ギフトとサポートパッシブが集中する結果、多人数編成より攻撃と防御に優れるからである
一方でソロで鬼門となる状態異常、ギミックを有するパックを無視、あるいは早期クリアをしておくなど、専用の動き方が必要であることも否定出来ない
ハードルが低めな人格としてはシ協会イシュメール、黒獣-酉シンクレア、センク協会ウーティス、ディエーチロージャが挙げられるだろうか
イシュメールはギフト“決意”によって、シンクレアはギフト“血炎刀”によって被ダメージを大きく減じることが出来る
T社ドンキ、囚人ムルソー(、南部ツヴァイシンクレア)のサポートパッシブ込みだと、13層までは被ダメージ1ということもあり得る程の耐久を誇る
(“ポンポン帽子” “灰色の星座の加護”など込みでのもの)
一方で固定ダメージには弱く、開花する緑林は鬼門中の鬼門である
また10層までに「与ダメージ+○%」の苦難を取ると被ダメージが大きくなってしまうので加算コイン強化の方がまだマシになるなど、意識していないと危険な要素もある
人格所持率100%のシ協会イシュメール、現在のイベントで交換可能な黒獣シンクレアと、人格確保の観点で優秀なのが強みである
センクウーティスは所持スキルの属性が良く、憂鬱属性で“遺骨の屑” “灰色のコート”を発動して耐久を底上げ出来る他“履歴書”の威力増加も発動する
また色欲で血紅色のたてがみを発動することで回避の安定性を高められる他、単コインなので“錆びた記念通貨” “大器晩成型タトゥー”も発動させられる
こうしたギフト適性の高さと強力な回避スキルが強みであるが、火力には欠けるので注意
ディエーチロージャは多量のバリアを確保しつつノーガードで殴り合うことが出来る
その為マッチの勝敗に頓着せずとも戦える他、反撃だけなら大した影響がないという強みがある
しかし多コイン故の最終威力が上振れにくいという特徴がある。精神力が減れば尚更である
その為マッチ勝利を要求されると厳しいものがある
終わりなき袋小路を後に据え、N社 新九人会を前に持ってくるといった工夫が必要である
それと状態異常はツラいので、結局綿花の相手は厳しいと言わざるを得ない