名前なし
2023/11/13 (月) 13:42:45
7e67e@2efd5
米軍が接収した日本機にハイオクと高品質プラグを積んだら…的な話は色んな機体でありますけど、実際にそういう試験をした例があるから広まった話なんでしょうか。それとも米軍ならやるに違いないみたいな憶測や妄想が基なのでしょうか?
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そら、大事な操縦士にテスト飛行をさせるので、事故防止の観点から最良の条件を整えるのよ。そんでもって、旧軍の審査においては装備重量での性能評価なのが米軍ではクリーン状態での性能評価なので、大抵より良い数字が出ることになる。
アメリカ様ならやったはずって妄想だと思う。まず、そもそもあの手のデータは実際に飛んで出した数値じゃない事が多い。ほとんどのスペックの数値は計算で出した見積もりなのよ。性能試験レポートにも「以下の様に見積もられている」とか普通に書いてある。「以下の計算データは実際の飛行試験データと一致している事が確認されている」とあっても記載されてるのは計算の数値だけで実測値が出て来ないのが当たり前だから、そもそも本当にフルパワーで飛んだのかすら怪しい連中は多いよ。計算したら大体の数値が出るのに、わざわざ高級なオイルやガソリン飲ませて最高速度アタックとかしたとも思えんのよね。
Xでも話題?になった事あったけどこういうのは殆ど実測値ではなく計算値なんですよね。上の人の補足で他所の話をまんま流す感じですが何故機体があるのに実測しないのか?という理由は鹵獲機体もパイロットも貴重であるから(旋回限界Gを実測したら10Gでした!なお鹵獲機体の翼は折れパイロットは死にました!ではダメなのです)。次に何故計算値は良い数字になるのかは計算上の理想値とするからです、こういうレポは前線にも届く数字となりますので少し下駄履きさせた方が色々安心なのです「敵の◯◯機は最高速600って聞いてて警戒してたけど500ちょい程度じゃん!」→問題ナシ。「敵の□□は最高速500って聞いてたから550の足で逃げようとしたのに!600で迫ってくる助けて!」→問題。
自分もそのポスト見たかもしれん。キ84の690km/hが実測じゃなくて計算での理論値みたいな話だったかな?いくら鹵獲機って言っても部品の目処が建つかどうかもわからんものをおいそれとは飛ばせないものなんだなぁとその時思った
疾風に関しては一応ちゃんと最高速を測ろうとはしてるんだよね。1945年5月のオーストラリアでかなり良い状態の鹵獲疾風を使った記録がある。しかし、こいつはこのゲームで言うところのWEPを使おうとするとエンジンが停止してしまうので最高速は測れていない。たまに出るハイオクタン云々は実際に測ろうとしたっていう情報と、TAICの予測値である687km/hってのが噛み合って生まれた結果だと思うよ
疾風はアメリカ本土に空母で持って帰ったやつを試験飛行してるよ。具体的には、アメリカ合衆国ペンシルバニア州の1946年4月2日~5月10日、武装なし100オクタン/140グレードガソリンを使用して離陸重量約3.4トン、高度2万ft(6100m)で427mph(687km/h)を記録した。これは性能予測値ではなくアメリカ人パイロットが現実に飛ばした結果で、この疾風がプレーンオブフェイムで動態保存され、後に日本に返還され現在知覧にある1446号機。日本での稼働記録から鹵獲、試験飛行、保存、展示まで全部の記録が明白な機体なので素人でも調べやすいよ
疾風の戦後作成レポートは飛行試験の結果と見せかけて、戦時中に出した推測値をそのまま流用している物があるので要注意ですね
要注意っていうか「ど素人による(確実な証拠を提示できない)状況推測」と「政府公式公文書記録を参照した書籍引用から成る性能諸元」を比較したなら、普通は後者の方が信用に足るんじゃないの?逆にいうと、後者が信用できないのならその信頼性を疑うに足るソースを提示できなければ陰謀論の類じゃないのかと(悪魔の証明)
真面目な話をするなら「政府公式公文書記録」を追いかけていくと、その「機体重量7490lb 最高速427mph 高度20000ft」と言う数値は45年3月に作成されたデータ(解説に推算値とある)と一致していて、このデータは46年11月に作成された書類にも流用されている。では、実際飛ばしてどうだったかと言うと機体の状態が酷くて、どうにか整備を重ねて飛ばしたものの性能を計測できず(航続距離は別機でとれたらしい)に終わったと言う話だったり記載がある。
そもそもハイオクで性能上げる原理というのが、過給圧上げると出力出るが、ノッキングでエンジン融けるので限界がある→ノッキングしにくくなるハイオク使う という原理なんだけども、過給圧上げるとシリンダーヘッドとかの負担も上がって壊れる可能性があるので基本的に設計値以上の出力は理性のリミッター外して無い限り出せない。
ありがとうございます。上で出てる疾風の話を見かけた時に気になって、定説として広まるなら他の機体でそういう事をした例があるのではと思って質問したのですが、鹵獲機をまともに飛ばせるよう修理したのに尾鰭がついて…って感じなんですかね
戦時中の資料を見ていると「フィリピン戦までの米軍側の性能表の数値は、鹵獲機による実測値を除けば日本側資料を根拠にしている。フィリピン戦以降はそれに鹵獲機のテスト等を加味しているが、ほぼ推測値のままで終戦を迎える。その性能表を戦後の日本側がハイオク・高性能プラグ等で出した数値と判断して現在に至る」と言う感じがします